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【川島】5.0…前半43分の飛び出しは良かった。ただ、その後の戻しを蹴った精度はやはり良くない。
GKのキックが良くないと、なかなか劣勢を押し戻せないので、今のメンバー、今のサッカーで川島が一番なのかなあとは、やはり思ってしまう。
後半でも、ポジショニングであやふやなところがあって気になりましたし。

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【酒井高徳】5.0…1対1でも、裏のカバーリングも、時間か立てばたつほど安定感を増していきました。
後半のシュートを撃つべきところで折り返したのが何度もあったので、-0.5。

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【吉田】5.5…安定感出てきましたね。
シンプルに徹してるのが伝わってきます。
全然慌ててない。
この前までは、このくらい押されてたら、もの凄く不安定になっていたはずなのに。
周囲に余計な気を使わなくても良くなったのが大きいのかなと。
現段階の吉田ほど出来る選手は、アジアにはそうはいないと思います。

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【森重】6.0…身体能力、視野、カバー能力、そして足元の技術。
サッカー選手が求めてやまない能力の多くを持っています。
前半押されていた時に、全然平気な顔をしていたのが素晴らしいと思いました。
強いチームの選手はみんなこう。
今の川島とは対照的だなあと。
この相手に気負いもなく、だらけすぎてもいなくて、普段通りにやれているというのは、評価して良いと思います。
イタリア代表のDFみたいな風格というか佇まい。
最後にケーヒルをフリーにしてしまったので、MOMを外しました…。

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【太田】5.0…良いですね。左利きなのも良い。
FC東京で一緒にやっているので、太田と武藤だけで打開できるし。
実力、相性などはともかく、長友よりも彼の方が、このチームのコンセプトに合ってると思います。
FC東京はサイドバックの宝庫やでえ。

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【長谷部】5.5…前半はアンカーの左右のスペースを有効に使われ(4-1-2-3の崩し方のお手本通りではありますが)苦労していました。
前の試合よりは良いですがやはり、守れる範囲が森重、細貝の方が広い気がします。
遠藤が潰された時に、真っ先に相手プレイヤーと審判に食ってかかっていったのは、さすが。
こういう意味での「ゲームコントロール」が出来るのは長谷部だけ。
そこら辺に危機感を持たないといけないと思います。
本当なら、香川あたりも行かないと。
コンディションがこれから良くなりように見えて、もっと走れるようになるように思えたんで、+0.5。

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【遠藤】5.0…前半始まったばかりのトップとの距離感は素晴らしかったです。
さすがに修正してきましたね。
でも、長谷部のカバーに回ったあたりから、やはり前線となかなか絡めず。
長谷部の「脇腹」をカバーするのは、当然なんですが、そこから上がっていって欲しいなと。
ネイマールやメッシやロッベンがいるなら上がらなくて良いんですが。

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【香川】5.5…長谷部のカバーと、本田、岡崎を常に見たプレーで、チャンスを創っていました。
特に、相手右サイドにボールがある時に、左サイド(日本の右サイド)をちゃんと絞っていて、おお!と思いました。
見えにくいけど、そこを2m動いて塞ぐのが、とても大事なことでして。
ザックジャパンの時の息苦しさを感じながらプレイしていた時とは雲泥の差だと思います。

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【本田】6.0…MOM。
前半は、パスミスが3~4回ありました。
遠藤が下がったりした時に中に入るなどしてチャンスを広げていました。
後半に入ると、豪州は本田を捕まえられてませんでしたね。
やはり本田は好調だとペナの中でのプレイ回数が増えますね。

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【武藤】5.0…前半の最初の方は良かったです。
遠藤が下がって4-2-3-1になってからは、相手も絞ったこともあり、見せ場が減りました。
後半は打って変わって躍動。
チームとして武藤をもっと使おうとしていたように感じました。
観ていてとても楽しくて気持ちの良い選手です。

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【岡崎】5.5…今の位置が一番合っているように思います。
きちんと点を獲ることに集中できていました。

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【今野】5.0…きちんと中央を抑えて、日本のサイドの息を吹き返しましたね。
やっぱ彼はMFですよ。
センターバックでW杯まで行ったというのが、驚くべきことで彼の能力の高さを示していることな訳でして。

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【乾】5.5…前にも増して、ポジショニングが素晴らしくなったように感じました。
やるべきことがきちんと整理されているように思います。

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【豊田】5.0…これから本番を迎えるにあたって、豊田が入った時の戦い方、活かし方を整理する必要があると思います。

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前半押し込まれていた時のポジション変更による対応。
後半に修正してのゲームの主導権の握り方。
交替して入った選手のパフォーマンスの良さや、適応度の高さ。
これらは、素直に評価したいと思います。
ただ。
本当に、最後の失点はもったいない。
2-0で終わらせて、格付けできたチャンスだったのに。
ただ、ケーヒルが入っても、ほとんどやらせなかったというのは、これは収穫だと思います。
オーストラリアは結構この一戦に意気込んできていた訳で、その意味でもこの勝利は小さくないとは思います。
ただ。
試合終了時のメンバーは、太田と豊田を除けばブラジルW杯の時と一緒な訳で。
最終形だけ見れば、豪州の方が世代交代していたんじゃないのかなあと。
これで良いのかなあという不安感はあります。
ただ、アジア杯の日程がおかしいことが一番の問題な訳で、仕方ない面もあるとは思います。

アジア杯は、最低でもベスト4。
これ以下はありえないです。
アジアからW杯へは、4チーム半しか行けない訳で。
いくらアジアのレベルが上がってきたといっても、ベスト8は論外。
そういう視点で見ていって、評価したいと思います。


【2014年観戦記録】
192試合目:日本vsオーストラリア