雪深い中、この日は5名での開催となりました。
ありがとうございました。
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【新電力会社デラックス】
「新」で「デラックス」な電力会社です。
90年代であれば、「真」と名付けられていたでしょうか。
欧州マップでプレイしました。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが灰色です。
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序盤です。
こーさん(紫)が良い発電所を獲得し、いたう(青)は石炭2個ので1都市発電の発電所を。
1都市だけだけど、今後のことを考え、いたう(青)は2都市確保しました。
shingo(赤)はパリ、こむらさん(緑)はオーストリアからイタリア、ギリシャをにらむ好立地(送電コストが押し並べて高いですが)。
こーさん(紫)がドイツの西側、たけるべさん(灰色)はちょっと認識しづらいですが、南ドイツ、オーストリアに地保を固めました。
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第2ターンです。
shingo(赤)は悠々と南下。
こーさん(紫)はいたう(青)の南下、たけるべさん(灰色)の東進を抑えるべくの一手。
たけるべさん(灰色)は「おれがやりゃあ良いんだろ」と、しょうがなくこむらさん(緑)の北を抑えました。
結果的にいたう(青)はフランドル地方からイギリスをにらむ、北方向への進出を強いられた格好です。
こむらさん(緑)は、このターンの拡張はなし。
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その後、いたう(青)は一回都市拡張しませんでした。
たけるべさん(灰色)とこーさん(紫)は、互いに見合った状態で、早く第2ステージになって欲しいといった様子でした。
いたうは効率の良い石炭発電所を手に入れたのですが、3都市で打ち止め。
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第2ステージに突入し、建設ラッシュが始まりました。
こーさん(紫)が東側(画面左側)からイギリスまで一気に進出して来ました。
こむらさん(緑)は、イタリアにも進出しましたが、拡張に苦労している様子です。
shingo(赤)は、全部自然エネルギー発電なんで、発電都市数が多くないため、都市拡張スピードがゆっくりです。
発電所の競りに多額の資金を費やしていたのかな。
端から見ていて「ラスト(15都市)に間に合うのかな」と思ってはいましたが、いたう(青)もそれどころではなく。
みなさん競り巧者なので、なかなか思うように狙った発電所を獲得できず。
いたう(青)が獲得できたのは、効率が良くない石炭発電所2つと、性能に比して番号が大きい自然エネルギー発電所1つ。
みんな25とか27とかの時に、一人だけ33発電所(石炭3つで6都市)。
同じ設置都市数では後手に回るので、かなり難しい舵取りを強いられました。
しかし。
それは覚悟の上。
結果的にではありますが、いたうの読みは当たりました。
序盤からでかい数字の発電所が出まくっていたために、いずれ数字の低い発電所が連続して出てきて大型発電所を「買いたくても買えない」状況になるなと。
そして、ここで高い金出して後手に回っても買っておかなきゃダメだなと判断し、33発電所を購入。
その後、やはりいたうの読みが当たり、場には16やら10やらが並び、誰も手を出せない状態に。
無理して買っても、もう買う権利はないため、他プレイヤーを利するだけにしかならないからです。
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魅力的な発電所が下段(将来出てくる発電所)に見えている中、ここでいたう(青)は、待っていてもしょうがない、ここは15都市で勝負を決めてしまおう(じゃないといたうに勝機はない)と切り替え、29都市を購入。
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そして、石炭を一気に9つ(2ターンの消費分)買い、勝負を決めようと思っていました。
下の画像で11都市。
…次で4都市建てられるかな?
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そして第7ターン(かな?)
こーさん(紫)のカウンティングで次が第3ステージに突入する公算が高いという状況で、いたう(青)は4都市を建てようとしたら、建設費が116エレクトロ。
そして手元を見たら、ぴったり116エレクトロ!
15都市を建て切り、いたうの勝利でした。
他のプレイヤーはみんな第3ステージ以降をにらんでいた中での突然のゲーム終了に驚きと戸惑いの声が。
ぴったり資金を消費し切っての単独勝利で、かなり気持ち良かったです。
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(感想)
電力会社、最高。
人類が産んだ、偉大な遺産であります。
E=mc²に匹敵する「美しさ」を持ったゲームであります。
別に勝ったから言う訳ではありませんが(笑)
今回は初めて上手くいきましたが、何でか知らないけど「1足りない」んだよなあ(笑)
ただ、いたうは「旧版とは違うもの」だと認識して臨んだので、それほど違和感は感じませんでしたが、「旧版の方が好き」という方もいらっしゃるだろうなあとも思いました。
初めてプレイするんなら、「新・デラックス」の方だとは思いました。
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【フレッシュ・フィッシュ】
同じ「緑の人」製作のゲームであります。
文字で表記するととても理解しにくいと思いますが、
4隅に出荷所があり、そこから自分の「出店までの距離」がマイナス点になります。
そして全員が4種の出店を建て切った時にゲームは終了し、マイナスが一番小さいプレイヤーが勝者となります。
最初15金持っており、これを使って出店の建設権を競るのですが、終了時に残ったお金は1金=+1ポイントともなります。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが黄色です。
上図の○チップは、「出店予定地」です。
出店予定地は、自分の出店を建てられる権利でもあり、自分が引いた「蚤の市」(中立プレイヤーの出店扱い。要するにおじゃま店)を建てることの出来る場所でもあります。
他プレイヤーや蚤の市を通過することは出来ず、建てられて道を塞がれた場合、遠回りさせられることになります。
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このような場合、この後に赤と黄色が出店を建てた場合、青と緑の道は塞がれるので、外周に1タイルごとに-2点のタイルを置いて道を引くかしなければならなくなるのです。
なので、競りにも力がこもります。
しかも、競りは握りの一発競り。
ニクイです。
愛してます。
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いたう(青)は画像下と右側のスタート地点からごく近いところに建てて、優位に進めています。
しかし。
残り所持金に不安を抱えています…。
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赤が建ってしまい、塞がられてしまったいたう。
ぐぬぬ。
しかし、それを見越していたう(青)は画像右側に一個置いていたりして(悪魔の笑み)
だけど、ここの競りは熱いことになるなあ(@_@;)
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ゲーム終了時です。
いたうは先ほどの画像上側の競りで全ての資金を費やしてしまい、(当然妨害してくるんで)左側のキャンディーで大幅に遠い距離に建てさせられてしまい…。
結果として、いたうは-26くらいで3位だったかな?
トップは-13という圧倒的な点数でこーさん(紫)でした。
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(感想)
面白いです。
最初に聞いた時はルールが本当に頭に入ってこないんですが、これも競りと場所の取り合い、リスクとリターンの見極め、程よいランダム要素と濃厚な読み合いがてんこ盛りです。
まだ説明していませんでしたが、「1区画(3~5エリア)」に一定数(1~2)店が置かれると、他の出店予定コマが吹き飛ばされるというのも、良いスパイスとなっています。
時間もルール説明入れても1時間30分程度だと思いますし。
「握り競り」ではこれが一番面白いんじゃないんでしょうか、と思ったほどです(モダンアート未プレイ)
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【マギアレーナ】
前に「イカサマージ!」として世に出たものだとか。
「コロッサル・アリーナ」のように、場に並べられたモンスターに賭けて、その後に強化魔法や弱体魔法などをかけ、最後に残ったモンスターに賭けていたプレイヤーが配当金を貰い、終了時に一番お金を持っていたプレイヤーが勝者となるゲームです。
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最終ラウンド。
「2番」のピクシーが突如ドラゴンに変化し、いたうを含めた数人がその直後に崩れ落ちました。
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(感想)
面白いです。
コロッサルアリーナよりも分かりやすく、ルールの納得性も高いです。
あと、モチーフとプレイ感が合っているのも、非常に好印象でした。
小気味良くて鉄火場の雰囲気もありますし、これは良いゲームだと思いました。
この日はこれでお開きとなりました。
遠い中、忙しい中お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!
ありがとうございました。
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【新電力会社デラックス】
「新」で「デラックス」な電力会社です。
90年代であれば、「真」と名付けられていたでしょうか。
欧州マップでプレイしました。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが灰色です。
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序盤です。
こーさん(紫)が良い発電所を獲得し、いたう(青)は石炭2個ので1都市発電の発電所を。
1都市だけだけど、今後のことを考え、いたう(青)は2都市確保しました。
shingo(赤)はパリ、こむらさん(緑)はオーストリアからイタリア、ギリシャをにらむ好立地(送電コストが押し並べて高いですが)。
こーさん(紫)がドイツの西側、たけるべさん(灰色)はちょっと認識しづらいですが、南ドイツ、オーストリアに地保を固めました。
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第2ターンです。
shingo(赤)は悠々と南下。
こーさん(紫)はいたう(青)の南下、たけるべさん(灰色)の東進を抑えるべくの一手。
たけるべさん(灰色)は「おれがやりゃあ良いんだろ」と、しょうがなくこむらさん(緑)の北を抑えました。
結果的にいたう(青)はフランドル地方からイギリスをにらむ、北方向への進出を強いられた格好です。
こむらさん(緑)は、このターンの拡張はなし。
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その後、いたう(青)は一回都市拡張しませんでした。
たけるべさん(灰色)とこーさん(紫)は、互いに見合った状態で、早く第2ステージになって欲しいといった様子でした。
いたうは効率の良い石炭発電所を手に入れたのですが、3都市で打ち止め。
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第2ステージに突入し、建設ラッシュが始まりました。
こーさん(紫)が東側(画面左側)からイギリスまで一気に進出して来ました。
こむらさん(緑)は、イタリアにも進出しましたが、拡張に苦労している様子です。
shingo(赤)は、全部自然エネルギー発電なんで、発電都市数が多くないため、都市拡張スピードがゆっくりです。
発電所の競りに多額の資金を費やしていたのかな。
端から見ていて「ラスト(15都市)に間に合うのかな」と思ってはいましたが、いたう(青)もそれどころではなく。
みなさん競り巧者なので、なかなか思うように狙った発電所を獲得できず。
いたう(青)が獲得できたのは、効率が良くない石炭発電所2つと、性能に比して番号が大きい自然エネルギー発電所1つ。
みんな25とか27とかの時に、一人だけ33発電所(石炭3つで6都市)。
同じ設置都市数では後手に回るので、かなり難しい舵取りを強いられました。
しかし。
それは覚悟の上。
結果的にではありますが、いたうの読みは当たりました。
序盤からでかい数字の発電所が出まくっていたために、いずれ数字の低い発電所が連続して出てきて大型発電所を「買いたくても買えない」状況になるなと。
そして、ここで高い金出して後手に回っても買っておかなきゃダメだなと判断し、33発電所を購入。
その後、やはりいたうの読みが当たり、場には16やら10やらが並び、誰も手を出せない状態に。
無理して買っても、もう買う権利はないため、他プレイヤーを利するだけにしかならないからです。
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魅力的な発電所が下段(将来出てくる発電所)に見えている中、ここでいたう(青)は、待っていてもしょうがない、ここは15都市で勝負を決めてしまおう(じゃないといたうに勝機はない)と切り替え、29都市を購入。
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そして、石炭を一気に9つ(2ターンの消費分)買い、勝負を決めようと思っていました。
下の画像で11都市。
…次で4都市建てられるかな?
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そして第7ターン(かな?)
こーさん(紫)のカウンティングで次が第3ステージに突入する公算が高いという状況で、いたう(青)は4都市を建てようとしたら、建設費が116エレクトロ。
そして手元を見たら、ぴったり116エレクトロ!
15都市を建て切り、いたうの勝利でした。
他のプレイヤーはみんな第3ステージ以降をにらんでいた中での突然のゲーム終了に驚きと戸惑いの声が。
ぴったり資金を消費し切っての単独勝利で、かなり気持ち良かったです。
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(感想)
電力会社、最高。
人類が産んだ、偉大な遺産であります。
E=mc²に匹敵する「美しさ」を持ったゲームであります。
別に勝ったから言う訳ではありませんが(笑)
今回は初めて上手くいきましたが、何でか知らないけど「1足りない」んだよなあ(笑)
ただ、いたうは「旧版とは違うもの」だと認識して臨んだので、それほど違和感は感じませんでしたが、「旧版の方が好き」という方もいらっしゃるだろうなあとも思いました。
初めてプレイするんなら、「新・デラックス」の方だとは思いました。
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【フレッシュ・フィッシュ】
同じ「緑の人」製作のゲームであります。
文字で表記するととても理解しにくいと思いますが、
4隅に出荷所があり、そこから自分の「出店までの距離」がマイナス点になります。
そして全員が4種の出店を建て切った時にゲームは終了し、マイナスが一番小さいプレイヤーが勝者となります。
最初15金持っており、これを使って出店の建設権を競るのですが、終了時に残ったお金は1金=+1ポイントともなります。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが黄色です。
上図の○チップは、「出店予定地」です。
出店予定地は、自分の出店を建てられる権利でもあり、自分が引いた「蚤の市」(中立プレイヤーの出店扱い。要するにおじゃま店)を建てることの出来る場所でもあります。
他プレイヤーや蚤の市を通過することは出来ず、建てられて道を塞がれた場合、遠回りさせられることになります。
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このような場合、この後に赤と黄色が出店を建てた場合、青と緑の道は塞がれるので、外周に1タイルごとに-2点のタイルを置いて道を引くかしなければならなくなるのです。
なので、競りにも力がこもります。
しかも、競りは握りの一発競り。
ニクイです。
愛してます。
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いたう(青)は画像下と右側のスタート地点からごく近いところに建てて、優位に進めています。
しかし。
残り所持金に不安を抱えています…。
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赤が建ってしまい、塞がられてしまったいたう。
ぐぬぬ。
しかし、それを見越していたう(青)は画像右側に一個置いていたりして(悪魔の笑み)
だけど、ここの競りは熱いことになるなあ(@_@;)
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ゲーム終了時です。
いたうは先ほどの画像上側の競りで全ての資金を費やしてしまい、(当然妨害してくるんで)左側のキャンディーで大幅に遠い距離に建てさせられてしまい…。
結果として、いたうは-26くらいで3位だったかな?
トップは-13という圧倒的な点数でこーさん(紫)でした。
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(感想)
面白いです。
最初に聞いた時はルールが本当に頭に入ってこないんですが、これも競りと場所の取り合い、リスクとリターンの見極め、程よいランダム要素と濃厚な読み合いがてんこ盛りです。
まだ説明していませんでしたが、「1区画(3~5エリア)」に一定数(1~2)店が置かれると、他の出店予定コマが吹き飛ばされるというのも、良いスパイスとなっています。
時間もルール説明入れても1時間30分程度だと思いますし。
「握り競り」ではこれが一番面白いんじゃないんでしょうか、と思ったほどです(モダンアート未プレイ)
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【マギアレーナ】
前に「イカサマージ!」として世に出たものだとか。
「コロッサル・アリーナ」のように、場に並べられたモンスターに賭けて、その後に強化魔法や弱体魔法などをかけ、最後に残ったモンスターに賭けていたプレイヤーが配当金を貰い、終了時に一番お金を持っていたプレイヤーが勝者となるゲームです。
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最終ラウンド。
「2番」のピクシーが突如ドラゴンに変化し、いたうを含めた数人がその直後に崩れ落ちました。
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(感想)
面白いです。
コロッサルアリーナよりも分かりやすく、ルールの納得性も高いです。
あと、モチーフとプレイ感が合っているのも、非常に好印象でした。
小気味良くて鉄火場の雰囲気もありますし、これは良いゲームだと思いました。
この日はこれでお開きとなりました。
遠い中、忙しい中お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!
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