この日は、一人急遽欠席になり、3人(こむらさん、ソーマさん、いたう)での開催となりました。

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【ナショナルエコノミー】
最新のゲームマーケットで販売され、ネットで絶賛の嵐だったので、このゲーム回の直前に届いたこれをプレイしました。
幸い、ルールは数ページで、不明瞭なところもなく(これ大事)、始めることができました。
下の画像のように、中央にカードを並べます。
これが、共通で選択できる(基本的に早い者勝ち)アクションとなります。
この他に、自分で建設した建物は、自分だけが選択できます。
これを売却すると、共通の場に並び、みんなが選択できるようになります。
ナショナルエコノミー1
 
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これが、手札です。
ゲーム開始時は、建設物カードだけが手札にあります。
カードの左上が建てるためのコストです。
そのカードを出して、コスト分だけ手札を捨てます。
カードの下中央に書かれているのは、勝利点であり、売却した時の価格であります。
お金1金=1勝利点なので、売却した時点では、勝利点は変化しません。
ただ、毎ターン、従業員(ワーカー)に賃金を払わないとだめなので(ターン数によって賃金が変わる)、勝利点は減っていきます。
ナショナルエコノミー2
ただ、始めは建物を建てて、売って回していく、ということを余儀なくされると思います。
全9ターンで、勝利点の高い人が勝利します。
…たった9ターンしかないのです。
2人だと18アクション。
このゲームは基本、従業員を食わせるだけで精一杯です。
拡大していくサイクルに乗せるまで、かなり大変な思いをしました。
だが、そこが面白かったです。

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皿の中のお金が、「家計」です。
これは、全プレイヤーが従業員に支払ったものが、ここに来ます。
これが、「社会の中で回っているお金」ということになります。
アクションでカードを捨ててお金をもらう選択をした場合、この「家計」からお金をもらうことになります。
ということは、「家計」に十分なお金がないと、お金をもらうアクションを選択しても、「家計」に残った分のお金しかもらえないということです。
アクションで獲得できる金額に満たないお金しか「家計」に残ってない場合は、アクション自体選択できません。
そうなのです。
アクションを選択するのも早い者勝ち、お金を獲得するのも、「早い者勝ち」なのです。
ここに痺れます。
ナショナルエコノミー3

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このように、マッチョな従業員を置いていきます。
これはコマの方が良いなという意見がみんなから出ました。
いたうも同感だったので、木ゴマを買いました。
ナショナルエコノミー4

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下の二つは、代表的な「拡大」アクションです。
手札を捨ててカードを引くか、規定枚数になるまでカードを引けるアクションです。
このアクションが、鍵となります。
ナショナルエコノミー5

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上の画像で書かれていた「消費財」。
これは、何の効果もないカードで、ただ建設やアクションで捨てる時の頭数にしかならないカードです。
ただ、その分、多くの枚数を獲得できます。
ナショナルエコノミー6
全部バナナで、しかも、一つとして同じ写真はありません。
書かれているフレーバーも、どれもシャレが効いていて面白いものばかりです。

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プレイ中に基本で最大の5人を雇ったいたう。
マッチョが並んでいて、まるでエロゲーの趣き。
でも、和気藹々としていて、賃金もきちんと支払われるホワイト企業です。
ナショナルエコノミー7

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右が、いたうの所持金です。
でも、これのほぼ全てが賃金の支払いに消えます。
自転車操業です。
でも、従業員の笑顔とやる気に満ちた顔が、私の喜びです(目を伏せながら)
ナショナルエコノミー8

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この「製鉄所」(カードを3枚引く)→「工場」(手札を2枚捨てて4枚引く)というコンボなどで、どんどん建てていき、支払っていきました。
最後に、「二胡市(にこいち)建設」(カード1枚分のコストの支払いで、同じ建設コストの建物をもう一つ建てられる)というものを建て、そして建物の種類ボーナスで勝利点を大きく獲得したいたうが、1回目は勝利しました。
ナショナルエコノミー9

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【ナショナルエコノミー】(2回目)
すぐさま2回目開始。
カードやターンの経過を覚えてからが本番。
いたうも勝ち逃げするつもりは毛頭なし。

…面白すぎて、画像を撮り忘れました。
この回はこむらさんが勝利し、いたうが2位でした。

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(感想)
面白い!
短い時間で終わるのに、しっかりとワーカープレイスメント。
プレイしたという満足感も高く、何度もやりたくなる良作であると思います。

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【モダンア-ト】
ソーマさんのリクエストで。
いたうも「スタンプス」を持ってたりしたんですが、今回が初プレイです。
絵画をオークションに出品していき、4種類の競りで競い合っていくと、その画家たちの絵の「相場(一枚あたりの値段)」が決まっていきます。
これによってお金を獲得していきます。
一番稼いだ人の勝ちです。
モダンアート1

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競りの相場が判らなかったので、いたうはとにかく競り落とす作戦で行きました。
3人プレイ時に4人目のNPCプレイヤーを入れるヴァリアントでやってみました。
モダンアート2
…でも、二人に大差で負け。
あれー(´・ω・`)?
勝ったのは、こむらさんだったかな?

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(感想)
競りの相場観というか、買った値段とその絵から獲得できるお金の収支を計算するのに戸惑うので、初心者向けとは言えないかなあと思いましたが、駆け引きや読み合いはとても濃厚で、痺れます。
さすが名作だと思いました。
負けた後数日は、ずっとこのゲームのこと考えていました(笑)

この日は、以上でお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!