6月19日、6月例会が開催されました。
今回は「いたうの日」です。
で、いたうは何をやろうかなと考えまして、「協力ゲーム」オンリーで行こうかなと思いましたので、協力ゲームオンリー会になりました。

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【インシディアス7】
いたうが到着する前にプレイされていたゲームです。
トリック数を予想するゲームなんでしょうか。
インシディアス7-1

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【アンドールの伝説】(シナリオ2)※ネタバレ注意!
ほとんどの方が未プレイということで、アンドールの伝説をプレイすることに。
協力して敵を各個撃破するチーム(2人)、探しに歩くチーム(1人)、「水を飲みに行くチーム」(いたう)という風に分かれて分担しました(ゴクゴク)
アンドール-1 (1)
水を飲むというのは、見かけ以上にきついタスクでありますぞ?(ゲップ)

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お気楽王子登場。
ずいぶん近くに砦が建ったものです。
しかし、かなり辻褄の合う場所だなあとみんな感心しておりました。
アンドール-1 (2)

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みんな対策は万全だー!と思っていたところに、モンスターが隣接してできた城までの「道」が出来上がってしまい、そこをノンストップで通り過ぎていったモンスターが城を陥落させてしまい、バッド・エンド。
アンドール-1 (3)
いたうは経験者のはずで、自信満々なこと言ってたんだけどなー。
あれー?(みんなと目を合わせない)

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【アンドールの伝説】再戦(シナリオ2)※ネタバレ注意!
今度はみんな前回以上にガチで臨みました。
王子も、「ファイナルウェポン」扱いではなく、モンスター掃除隊の一員とみなし、周囲の「危険な」モンスターを倒し、ボスに挑む「時間」を作り出すことにまずは注力しました。
アンドール-1 (4)

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しかし、安心してすぐ目を離すとこの状況…。
ここで話し合い、「終局」までを読み切るために議論を重ねました。
そして、見えた「終わり」の形。
アンドール-1 (5)

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対決前にパシャリ。
アンドール-1 (6)
そして。
何とか倒しました。
しかし、やり直しは効かない、ラストプレイでのダイス勝負、という中で勝ち取った勝利でした。
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(感想)
最高ですね。
何度やっても面白さが色褪せない。
名作ですね。
こういうアナログゲームが生まれたというのは、細いロープの上に絶妙なバランスで成立しているかのような印象で、一つの奇跡と言っても良いかと思います。
小学校高学年以上じゃないとキツいかもしれませんが(システマティックだから)、機会があるなら、このゲームは楽しんでもらいたいと思います。

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【デッド・オブ・ウィンター】※ネタバレ注意!
お次は、デッド・オブ・ウィンターをプレイすることにしました。
いたうが買ってから初のプレイとなります。
シナリオは、「もっと検体を!」の難易度の高い方でやりました。

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ゾンビ化するのを防ぐ、若しくは治療する手段を手に入れるために、ゾンビを倒して検体を集める、というシナリオです。
とにかく多く倒した方が良いので、それ向きのキャラが必然的に選ばれました。
いたうは軍人のジョン・ハートマンと、またしても来たニンジャのマイク・チョーを選びました。
デッドオブウィンター3 (1)
マイク・チョーとは何かの縁を感じますね…。
他人のような気がしないです。

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シナリオも順調に進み、検体を規定数集め終わり、あとは個々の達成条件をクリアするだけ、となりました。
いたうの達成条件は本拠である砦に4個以上バリケードを設置する、というものでした。
しかし、当然ながら必要最小限のバリケードしか造られず、そしてそのバリケードはゾンビ出現と相殺されて消滅して、貯まる気配はありません(当たり前)
やはり、ゾンビ倒しに専念して出払っていた自分のキャラを砦に戻して、自分でバリケードを造る他ない…、と思い、ハートマンを砦に戻しました。

しかし。
その不自然な動き(怪しまれて当然)を、訝しんだハルダカさんにより、いたうは裏切り者であるから追放するべきだ、と「告発」されました。
しかも、そのタイミングはハルダカさんがスタートプレイヤーであるターンで行われました(投票が賛否同数だった場合、スタートプレイヤーが決定権を持つ)
…完璧でした。
その完璧さに唸るいたう。
デッドオブウィンター3 (2)
自分は無実であると必死に弁明するいたう。
しかし。
行動自体に妥当性を欠いていたのも事実であったので、投票の結果。
…追放されました。

自分の使命カードをみんなに見せるいたう。
頭を抱えた他の3人。
いたうのハートマンとニンジャは、雪の降りしきる死んだ街へ、追い出されたのでした。

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いたうの引いた追放カードには、新たな達成条件が書かれていました。
それは。
「職能者5人以上がゲームから除去(されていること)」というものでした。
残りはラストターンのみ。
その段階で除去されていたのは、2人のみ。
ラストターンで3人を除去する…?
不可能だ。
そういたうは思いました。

しかし、あきらめないことに関しては群を抜くいたう。
必死にどうにかして達成できないか(もしくは他のみんなも失敗させられないか)を考え抜きました。

そうしたところ。
ひらめきました。

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ラストターン。
いたうのキャラはまず病院へ行き、パパスさん保有の、ダメージトークンが乗った女キャラを攻撃しました。
まずは、これを倒すのが大前提…。
ダイスを振ります。
最後の攻撃で、その女キャラを殺すことに成功しました。
これで、3キャラ除去。
残り2キャラ…。
アクションダイスは残り1個。
普通なら無理です。

でも、いたうは活路を見出しました。
なんと、自キャラを「移動」(ダイス不要アクション)させて、「死亡するまで移動させ続けました」
ハートマンが死に、4キャラ目。
ニンジャが死に、5キャラ除去を達成してしまったのです!

そして新たに自キャラとなった女キャラを図書館へ置き、ターンエンド。
デッドオブウィンター3 (3)
これで、全体達成条件も達成し、いたうの個人達成条件も達成したことに。
全体では、パパスさんといたうだけが、全体条件と個人条件を達成することができました。
ただ、終わってから気づいたんですが、いたうは追放されたので、「全体条件」を達成させる義務はなかったんですよね…。
だから、警察署とかに自キャラを置いて、ゾンビを1体呼び寄せれば、それで「砦組」は達成条件が達成不可になって、いたうだけの勝利で終わっていたんですね…(´・ω・`)

いやあ。
惜しいことをしました。
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(感想)
やはりこのゲームも最高です。
ドラマ「ウォーキング・デッド」だけでなく、その他のドラマにも通じる濃密な人間関係を体感できるゲームです。
そこには、生きるための「選択」がこれでもか、これでもかと詰め込まれていて、襲い掛かって問いかけてきます。
このゲームが面白いか、面白くないかは、プレイし終えた後のみんなの顔を見れば一目瞭然です。

本当にこんなに素晴らしいゲームが日本語でプレイできるとは。
そのこと自体にも、感謝したいと思います。

ぜひ、プレイされてみることをおススメいたします。


この日は以上でお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!