この日は3名で「M.U.L.E.」をプレイしました。
いたうがボードゲームにハマった直接のきっかけとなったゲームです(デジタルゲームですが)

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【M.U.L.E.】
基となったPCゲーム版(現在はiOSでもリリースされています)では、マップは一つでそこに各プレイヤーの作業エリアを確保していく方式だったんですが(プラネットスチームが、まさしくそのM.U.L.E.を再現したゲームです)、このゲームは各プレイヤーがマイボードを持ち、拡張していく方式です。
ミュール1 (1)

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各プレイヤーは特徴を持った宇宙人となり(地球人もいます)、その特徴を活かしていくことが重要となります。
マイボードのエリアには、中央部は白枠、右側は青枠、左側は赤枠となっており、中央のマップから取ったタイルは、同じ色の枠のエリアに置かなければなりません。
ミュール1 (2)

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下の画像のように配置していきます。
そして、ミュール(作業ロボ)を配置します。
行動済みのミュールは裏返し、そうなったミュールは産物を算出することはできません。
各タイルの辺には産出する産物とその数が記されており、置くときに選択し、「上辺」の産物が産出されます(アクションを使用して変更可)。
同じ産出物を算出するタイルが隣接していると、産出量が増えます。これが大事です。
高値で売れる産物にシフトして算出して売り抜ける。
もしくは、不足する産出物を敢えて売らずに「枯らして」、他のプレイヤーの活動を停滞させる。
もしくはバカ高い値段で買わせる。
なにせ舞台は、誰も寄り付かない、己と他プレイヤー以外頼る者のない、辺境の惑星です。
何かを産み出すためには誰かが産出しなければならないが、産出すると他プレイヤーの方が得をする場合もある。
囚人のジレンマ。
ここら辺がM.U.L.E.の醍醐味です。
ミュール1 (3)

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いたうはこんな感じで展開していきました。
クリスタルを沢山産出したいが、有望な鉱脈は手に入れられておらず…。
見た目からして地味な農場です(´・ω・`)
ミュール1 (4)

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トップはこむらさんだったかな。
見事に左側に寄せて、鉄かなんかをガッと売り切ったりして、かなりの大差が付いていました。
いたうは、何とか貯まったクリスタルを売ろうとした時に、宇宙海賊が来襲してきてクリスタルを根こそぎ奪われたりしたので、どうしようもなかったですw
ミュール1 (5)

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(感想)
盤面が共通のものではなく、マイボードになっていたり、資源のところも、プラネットスチームに比べればかなりマイルドになっているなど、遊びやすくなっている半面、あのPC版のカツカツさ、閉鎖社会の経済の残酷さみたいなものは薄まってはいます。
いたう的には、正直プラネットスチームの方が好みです。
ただ、イベントカードなどによって一喜一憂するところはPC版を思い出させる感じで良い味付けとなっているので、そこは良いなと思いました。
カードの残りを推定すればある程度の展開も相場も読めるということで、ただの乱暴なランダムになっている訳ではないところも良いなと思いました。
でも、どっちも持っててやるとするなら、プラネットスチームかなあ(^-^;)
プラネットスチームも、分かりにくいところあるですけれどもね。