10月の初めに、2日連続で麺屋さんへ行ってきました。

<麺屋ボドゲ会20>
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【カタン】
カタンフリークのウォルさん持ち込みのGP版です。
私もカタンでボドゲ熱が再発したクチですが、本当に久しぶりでした。
初期配置ですが、いたうは青です。
「8」に行かずに「6」を重ねたのが敗着の全ての原因でした…。
カタン1
でも、やっぱり楽しい…。

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【電力会社】
これも久しぶりの電力会社。
「電力会社にはボードゲームの面白さの全てが詰まっている」というのが私の墓碑銘候補です。
初期の配置終了時です。
電力会社15 (1)

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ここからこう伸び。
黒が一気に画面右下から中央へ飛んだのが良いと思います。
電力会社15 (2)

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ぶつかってきました。
私は青ですが、すでに出遅れを痛感し、敗北を覚悟しています。
電力会社15 (3)

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結局最後が足りず、3位。
完敗でした。
悔いが残る試合。
ただ、改めて大事なことに気付かされた試合でもありました。
電力会社15 (4)


<麺屋ボドゲ会21>
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【ポンジ・スキーム】

この回は、ボドゲ始めたばかりの女性などが参加していた回でした。
それにもかかわらず、いや、だからこそプレイしていただきました。
ポンジ・スキームを。

ポンジ・スキームとは、ポンジという詐欺師が実際に起こした巨大金融詐欺犯罪の手口のことです。
高配当を謳い、顧客から資金をかき集め、その資金を投資に回さず(回してる暇がなくなるw)に前の顧客の配当に充てるという、自転車操業そのものの手口です。

プレイヤーは全員詐欺師です。
株を買う宣言をしたならば、下の写真の3段ある列から、1枚カードを獲得し、大きな数字に書かれているお金をもらいます。
ただ、そのカードには、〇ターン後に返済しなければならない資金も書いています。
例えば、73金もらって、5ターン後に135金を返済しなければならない、などです(適当例)

返せなければ、破産して計画が露呈して逮捕。
そこでゲーム終了です。
残った(逃げ切った)プレイヤーの中で、一番株の点数が高い人が勝利します。
ポンジ・スキーム2 (1)
このままでは、絶対返せません。
じゃあ、どうやるかというと、手に入れた株を他プレイヤーへ売るのです。
株が勝利点ですから、手放したくはありませんが、お金がなければ脱落です。
他プレイヤーも、そのプレイヤーの懐具合を見て、高く吹っ掛けたり、少しの金でも欲しいので、安値を提示したりというシーンが繰り広げられます。
まさに、福本伸行作品のざわざわ…が繰り広げられる紳士のゲームなのです。

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あちこちに響き渡る婦女子とおっさんの悲鳴とうめき声。
婦女子の声もだんだん低くなり、ドスが効いてきます。
他の人から「いたうさんが得意なゲームだと思います」と言われたポンジ・スキームですが、今回も勝たせていただきました(たしか)
ポンジ・スキーム2 (2)
悩むので時間がかかりますが、濃密で忘れることのできない思い出を残すゲームだと思います。
このゲームの、フェルドの対極を為すような「粗さ」が好きです。
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今回はこのゲームのみで退出させていただきました。
お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします(・∀・)!