土曜の夜ということで、ちょっと長めのゲーム会。
今日はながやんとふなきさんの3人で。
【K2】
最初は、ながやんが三浦雄一郎さんの快挙達成記念にやりたいということで。
ふなきさんが初プレイだったけど、多分問題ないだろうということで、厳しい「冬」バージョンで。
ながやんが、とても効率よく攻め、一歩抜け出す。
ふなきさんも、やはりさすがで2位。
自分は、ちょっとボーっとしてて、カードを無駄にしてしまったりして、かなり出遅れる(´・ω・`)
その後、ながやんは10日目頃に山頂到達。
自分は、降りてくるところを塞いで殺してしまうしか、と思ったが、逆に力尽きた…orz
その後ふなきさんも山頂へ到達するも、計算間違いをしてしまい、8合目辺りで凍死。
ゲームはそのまま18日目を迎え、ながやんがぶっちぎりで勝利。
【バヌアツ】
2年位前に買ったんだけど、読むからにゲーマーズゲームだったので、ずっとお蔵入りだったゲーム。
でも、評価は高かったんで、手放さないでいた。
それを今日やれることに。
舞台は、オーストラリアの東に浮かぶ、南国の島々、バヌアツ諸島。
そこの有力者となり、島々にお土産屋を建て、観光客を連れて行きお土産を買ってもらったりホテルに泊まってもらったりしてお金を落としてもらったり、コプラなどという輸出産品などを海外に輸出したり、沈没船を探索したりして財宝を拾ったり、バヌアツ名物の「砂絵」を描いたりして、バヌアツの発展に寄与し、栄誉点を一番獲得した人が勝ち、というゲーム。
ルールの冒頭に「この島の人々は、決して裕福になることはできないが~」などという一文がシレッと入れ込んであったりして、度肝を抜かされる。
最初は本島だけしか現れてないんだけど、ターンが進むにつれ島々が追加されていき、舞台が広がっていく。
このゲームは、毎ターン各プレイヤーは5つの「ワーカー」駒を8つのアクションに置いていく。
全員順番に2個、そしてまた順番に2個そして最後に1個づつ順番に置いていくのだ。
そして、スタートプレイヤーから、「自分の置いたコマが優勢(そのアクションに置かれたコマの中で一番数が多い)なアクションの中で一つ選んで」アクションを行うのだ。
アクションを行ったら、自分のそのアクションにある駒を全て手元に回収する。
そして次のプレイヤーがアクションを行う、という流れとなる。
これが、このゲームの特色。
優勢のアクションが一つもない場合、どこかのマスのアクションをただ回収するだけで手番を終えるだけとなってしまうこともある。
なので、好きな時にアクションをすることが出来ずに、下手をすると、巡り会わせが悪くてターン中一回もプレイできないままで終わることもある。
駒の数が同点だったら、スタートプレイヤーから順に優先となる。
なので、同点の場合はスタートプレイヤーが一番強く、最後のプレイヤーが一番弱いことになる。
手広くいろんなアクションをやろうと、駒をばら撒くと駒の数で負けることが多くなるので、プレイできないことが出てきやすくなるが、確実にアクションをやろうとして3個くらいを置くと、それしか出来ないために進歩が遅くなってしまうというジレンマ。
これがかなり効いている。
たった5つを置いていくだけなのだが、もの凄く悩ましい。
そして、南国リゾートの和気あいあいゲームのはずが、相手にアクションをさせないようにとプレイしていくので、血で血を洗い、観光客を奪いあう地獄の島と化すのだw
最初はお試しプレイで3ターン目までプレイして、仕切りなおし。
海タイルの上のピンクの丸いコマが魚を表していて、茶色のコマが沈没船の財宝コマ。
獲るたびに一個づつ減っていく(つまりは取れる量が減っていく)
そしてこれは最後まで補充されない(@_@;)!!
みんなお土産屋を建てたり、魚を獲ったり、観光客を呼んだりしていく。
自分は、お土産やと魚釣りが多くなり、ながやんは財宝探索や砂絵、ふなきさんはお土産屋と資源輸出の割合が多くなる。
このゲームの特色として、所持金が10バツ(バヌアツの通貨単位)を超えると強制的に寄付したことになり、5栄誉点に返還させられてしまうところ。
それは寄付ではなく、税…ゲフンゲフン。
でも、最終的には栄誉点で勝敗を決めるので、ありがたいのはありがたいのだが…。
とにもかくにも、このシステムのせいでこのゲームは最初から最後まで資金不足に悩まされることになってしまうのだ。
多分、南国によくある、お金をもらったらその日のうちに使ってしまう(みんなにおごる)などしてしまうんだろうなあ、などと妄想するが。
自分がバヌアツに行って貯金の大切さを教えてあげたいほどでw
その後、いたうは西の島周辺で開発、ふなきさんとながやんは東側で、という展開に。
東の島に、ながやんとふなきさんのお土産物屋を建てられ、いたうの入り込む余地がないため、西側へ。
そして3つの魚コマのある海で魚を獲り、がっつり資金を蓄える(そして寄付…)
ただ、この時、ながやんが手番でほとんど優勢を取れず、ほぼ1ターン何も出来なかった。
これが大きく響くが…。
終盤。
ながやんも西へ来て、参入。
ふなきさんは東の島で独自の「ふなき島」を作り上げ、そこに観光客を呼び込み、栄誉点を独占しようという目論見。
自分の目には、ふなきさんが優勢のように見えるが。
そしてゲーム終了。
最後は、将棋の詰め将棋的な状況に。
一手間違うとそれだけで5栄誉点は違ってくる展開。
そして、得点計算。
計算開始時は、いたう38点、ふなき35点、ながやん21点だったのだが、財宝を点に加えたら、ながやんいきなり37点に増え、肉薄してきて、大接戦の様相。
その後点数を計算していき、最終的にふなきさん50点、いたうとながやんが54点で並んだ。
点数で並んだ場合、「建てたお土産物屋」の数で競うが、これも3つづつで同点!
その後、終了時の所持金で比べる、とあり、比べるといたう3バツ、ながやん2バツ、ということで、いたうの勝利となった。
終わってみると、確かにキツキツで悩ましいことこの上ないのだが、ゲームの要素としては複雑ではないし、各アクションなども世界観に合っているのでイメージしやすく、「今自分は何をやっているのだろう?」と分からなくなることがなく、すんなりゲームの中へ入り込むことが出来る。
ゲームの勝ち筋もいくつもあり、最適解もプレイごとに変わる(と思う)ので、プレイが作業になることもそんなにはないものと思う。
アートワークも美しく、南国の島々と砂浜、そして日本とは違う時間が流れてる感覚がするのは、すごいことだよなあと思ったり。
歯ごたえもあり、終わった後の充実感もあり、心地良かったです。
良いゲームだと思います。
この日は以上で終了でした。
ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)
【2013年観戦記録】
86試合目:鹿島vsFC東京
今日はながやんとふなきさんの3人で。
【K2】
最初は、ながやんが三浦雄一郎さんの快挙達成記念にやりたいということで。
ふなきさんが初プレイだったけど、多分問題ないだろうということで、厳しい「冬」バージョンで。
ながやんが、とても効率よく攻め、一歩抜け出す。
ふなきさんも、やはりさすがで2位。
自分は、ちょっとボーっとしてて、カードを無駄にしてしまったりして、かなり出遅れる(´・ω・`)
その後、ながやんは10日目頃に山頂到達。
自分は、降りてくるところを塞いで殺してしまうしか、と思ったが、逆に力尽きた…orz
その後ふなきさんも山頂へ到達するも、計算間違いをしてしまい、8合目辺りで凍死。
ゲームはそのまま18日目を迎え、ながやんがぶっちぎりで勝利。
【バヌアツ】
2年位前に買ったんだけど、読むからにゲーマーズゲームだったので、ずっとお蔵入りだったゲーム。
でも、評価は高かったんで、手放さないでいた。
それを今日やれることに。
舞台は、オーストラリアの東に浮かぶ、南国の島々、バヌアツ諸島。
そこの有力者となり、島々にお土産屋を建て、観光客を連れて行きお土産を買ってもらったりホテルに泊まってもらったりしてお金を落としてもらったり、コプラなどという輸出産品などを海外に輸出したり、沈没船を探索したりして財宝を拾ったり、バヌアツ名物の「砂絵」を描いたりして、バヌアツの発展に寄与し、栄誉点を一番獲得した人が勝ち、というゲーム。
ルールの冒頭に「この島の人々は、決して裕福になることはできないが~」などという一文がシレッと入れ込んであったりして、度肝を抜かされる。
最初は本島だけしか現れてないんだけど、ターンが進むにつれ島々が追加されていき、舞台が広がっていく。
このゲームは、毎ターン各プレイヤーは5つの「ワーカー」駒を8つのアクションに置いていく。
全員順番に2個、そしてまた順番に2個そして最後に1個づつ順番に置いていくのだ。
そして、スタートプレイヤーから、「自分の置いたコマが優勢(そのアクションに置かれたコマの中で一番数が多い)なアクションの中で一つ選んで」アクションを行うのだ。
アクションを行ったら、自分のそのアクションにある駒を全て手元に回収する。
そして次のプレイヤーがアクションを行う、という流れとなる。
これが、このゲームの特色。
優勢のアクションが一つもない場合、どこかのマスのアクションをただ回収するだけで手番を終えるだけとなってしまうこともある。
なので、好きな時にアクションをすることが出来ずに、下手をすると、巡り会わせが悪くてターン中一回もプレイできないままで終わることもある。
駒の数が同点だったら、スタートプレイヤーから順に優先となる。
なので、同点の場合はスタートプレイヤーが一番強く、最後のプレイヤーが一番弱いことになる。
手広くいろんなアクションをやろうと、駒をばら撒くと駒の数で負けることが多くなるので、プレイできないことが出てきやすくなるが、確実にアクションをやろうとして3個くらいを置くと、それしか出来ないために進歩が遅くなってしまうというジレンマ。
これがかなり効いている。
たった5つを置いていくだけなのだが、もの凄く悩ましい。
そして、南国リゾートの和気あいあいゲームのはずが、相手にアクションをさせないようにとプレイしていくので、血で血を洗い、観光客を奪いあう地獄の島と化すのだw
最初はお試しプレイで3ターン目までプレイして、仕切りなおし。
海タイルの上のピンクの丸いコマが魚を表していて、茶色のコマが沈没船の財宝コマ。
獲るたびに一個づつ減っていく(つまりは取れる量が減っていく)
そしてこれは最後まで補充されない(@_@;)!!
みんなお土産屋を建てたり、魚を獲ったり、観光客を呼んだりしていく。
自分は、お土産やと魚釣りが多くなり、ながやんは財宝探索や砂絵、ふなきさんはお土産屋と資源輸出の割合が多くなる。
このゲームの特色として、所持金が10バツ(バヌアツの通貨単位)を超えると強制的に寄付したことになり、5栄誉点に返還させられてしまうところ。
それは寄付ではなく、税…ゲフンゲフン。
でも、最終的には栄誉点で勝敗を決めるので、ありがたいのはありがたいのだが…。
とにもかくにも、このシステムのせいでこのゲームは最初から最後まで資金不足に悩まされることになってしまうのだ。
多分、南国によくある、お金をもらったらその日のうちに使ってしまう(みんなにおごる)などしてしまうんだろうなあ、などと妄想するが。
自分がバヌアツに行って貯金の大切さを教えてあげたいほどでw
その後、いたうは西の島周辺で開発、ふなきさんとながやんは東側で、という展開に。
東の島に、ながやんとふなきさんのお土産物屋を建てられ、いたうの入り込む余地がないため、西側へ。
そして3つの魚コマのある海で魚を獲り、がっつり資金を蓄える(そして寄付…)
ただ、この時、ながやんが手番でほとんど優勢を取れず、ほぼ1ターン何も出来なかった。
これが大きく響くが…。
終盤。
ながやんも西へ来て、参入。
ふなきさんは東の島で独自の「ふなき島」を作り上げ、そこに観光客を呼び込み、栄誉点を独占しようという目論見。
自分の目には、ふなきさんが優勢のように見えるが。
そしてゲーム終了。
最後は、将棋の詰め将棋的な状況に。
一手間違うとそれだけで5栄誉点は違ってくる展開。
そして、得点計算。
計算開始時は、いたう38点、ふなき35点、ながやん21点だったのだが、財宝を点に加えたら、ながやんいきなり37点に増え、肉薄してきて、大接戦の様相。
その後点数を計算していき、最終的にふなきさん50点、いたうとながやんが54点で並んだ。
点数で並んだ場合、「建てたお土産物屋」の数で競うが、これも3つづつで同点!
その後、終了時の所持金で比べる、とあり、比べるといたう3バツ、ながやん2バツ、ということで、いたうの勝利となった。
終わってみると、確かにキツキツで悩ましいことこの上ないのだが、ゲームの要素としては複雑ではないし、各アクションなども世界観に合っているのでイメージしやすく、「今自分は何をやっているのだろう?」と分からなくなることがなく、すんなりゲームの中へ入り込むことが出来る。
ゲームの勝ち筋もいくつもあり、最適解もプレイごとに変わる(と思う)ので、プレイが作業になることもそんなにはないものと思う。
アートワークも美しく、南国の島々と砂浜、そして日本とは違う時間が流れてる感覚がするのは、すごいことだよなあと思ったり。
歯ごたえもあり、終わった後の充実感もあり、心地良かったです。
良いゲームだと思います。
この日は以上で終了でした。
ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)
【2013年観戦記録】
86試合目:鹿島vsFC東京