いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

2013年06月

今回も3人なので、いっそのこと3面打ちにしてやりました。

パパスさんとたんさんは「Operation Star」(シックス・アングルズ)、
いたうとたんさんは、「Hannibal」(Valley)、
いたうとパパスさんは「激闘!ロンメル軍団」(ウォーゲームハンドブック2013)をやりました。

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【OPERATION STAR】

オペスタ1

1942年の「星作戦」(多分)を切り取った作戦級のゲームです(多分)
パパスさんがソビエト(赤)、たんさんがドイツ(黒と灰)
…ご多分にもれず、上の画像からそんなに動きが無いので、画像は一枚だけ(^-^;)

結果は、あと一歩押し切れなかったパパスさんの負け(キリの良いところだったというのもありますが)

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【激闘!ロンメル軍団】

北アフリカ戦線を40個のコマで40分程度で終わるようにデザインされた初心者でも親しめるように作られたゲームです。
評判が良いので、やってみたかったのでした。

このゲームの特徴としては、ZOCがないこと。

勝利条件としては、ドイツがトブルク要塞を占領するか、イギリス側の補給基地を占領するかVPで上回っていれば勝ち。
イギリスは、ドイツ側の補給基地を占領するかVPで上回っていれば勝ち。

あとは、両軍ともターンのはじめに3つの軍団に指令を出す順番を隠して決めて、お互いダイスを振ってどっちが先攻かを一つづつ決めるんですが、同じダイス目だったら、その軍団の行動フェイズが飛ばされてしまうのです。
これは指令が届かなかったり情報が錯綜したりといった、戦場の不確定さを現しているとのことです。
ドイツ軍は中盤以降一回だけ「ロンメルチット」を使い、好きな軍団を行動させることが出来ますが、ダイス目で被ったら、もちろん飛ばされてしまいます。
ZOCが無いので、無闇に攻めて行って、脇をすり抜けられて負けるということもありえます。

ハンドブックロンメル1

1回目は、連合国側。
要塞から出て攻撃してしまって、逆に損害を出してしまい、それがために要塞の守り手が半減してしまって要塞を占領されて敗北。

2回目は、枢軸国側で。
パパスさんの裏をかいて、補給源にタッチダウンし、いたうの勝利でした。

ハンドブックロンメル2

ハンドブックロンメル3

なるほど、これは面白いです。

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【Hannibal】

いたうがローマ(赤)、たんさんがカルタゴ側(青)です。
まずはカルタゴ側からパチリ。

ハンニバル1

まずはお決まりの政治影響力を振りまいた後で、ハンニバルがアルプスを越えて迫ってきました。
ただ、今回はちょっと色々やってみようと思って、ヒスパニアの入り口、マッシリア(マルセイユ)へ軍団を派遣しています(画像中央の赤い丸のやつ)

ハンニバル2

その次のターン、お決まりのキャンペーンアタック。
8ユニットと10ユニットで。

ハンニバル3

しかし、さすが最強の将軍ハンニバル。
見事ローマを返り討ちに(´・ω・`)

ハンニバル4

しかし、その機を見計らって、マッシリア派遣軍をアフリカの西ヌミディアへ上陸させました。
ここを切り取ろうとします。

その後、ハンニバルは南部へ。
そこでも、ある程度行動を制限させようと、アフリカから呼び戻したマルセラスをつかず離れずで付きまとわせます。

ハンニバル5

その後、マルセラスをアフリカへ派遣し、一気にサドンデス勝ちまで持っていこうとしましたが。
ハンノの強行軍により攻められ敗北し、退却先がないため全滅…。

ハンニバル6

占領地域数で結構上回られていましたが、諦めずに続行し6ターン。
スキピオ・アフリカヌスが登場しました。
勝負はここからです。

ハンニバル7

もうここでハンニバルをしとめるつもりでまたまたキャンペーンアタックを仕掛けました。

ハンニバル8

そして、本命のスキピオ・アフリカヌス・アタック。

ハンニバル9

しかし、不利を悟ったたんさんは、早々に敗北宣言し、ダメージを最小限にし、ヒスパニアへの撤退を開始しました。

ハンニバル10

ここで自分も追わずに、自陣営の復旧、復興に努めても良かったのですが、今回はあくまでハンニバルの殲滅を決意。
海路で先回りして、待ち構えます。

しかし、戦闘になったら退却され、ヒスパニアに逃げ込まれました。
この時点でもう勝ち目はほぼ無くなったので投了(つД`)

やっぱり、ローマは粘り強くやらないとダメですね(-_-;)

プロコンスルは5ユニット以下でも行動できるとか、退却先には自軍のPC(政治マーカー)がないと退却できないとか、まだまだルールで知らないことが出てきました。
勉強になりました。
いやー、でもこのゲームやっぱり最高です(・∀・)!!

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【ウィ・ウィル・ウォック・ユー】

ウォック2

残り45分ということで、これをw
ルール説明10分、プレイ時間25分。
後片付け10分足らず。
完璧でしたw

1点差でパパスさんが勝ったのかな?


今回はこれでお開きでした。
みなさん、ありがとうございましたー(・∀・)

今日は、奥さんが帰省していたので、ながやんと二人で「積み木の薔薇戦争」(リチャード三世)をやりました。

このゲームは、薔薇戦争を舞台にしていて、赤バラ陣営(ヘンリー6世)と白バラ陣営(ヨーク公リチャード)に分かれて、公会議で自分を国王に推挙してもらうために諸侯と各地の教会を自陣営に引き込むのです。

このゲームでは、3キャンペーンに分かれていて各キャンペーンの間に政治フェイズがあり、そこで赤側と白側の貴族、教会の数を数えて、多い方が国王となるのです(ロンドンを支配していても1票得られる)
国王になると、次のキャンペーンでは各地に自陣営の貴族がすでに登場しているところから始まるので、有利に展開していくことが出来ます。
最後の選挙で国王に推挙された方が勝者となります。
そうなのです。
戦闘にいくら勝っても、最後の公会議で票数が上回っていなければ、負けなのです。

なので、貴族(コマ)は、たとえ最弱コマでも大事ですし、強いブルゴーニュ兵や各都市の民兵、傭兵などは、いくら強くても票にはならないので、はっきり言って、捨て駒(使い捨て)となります。
なので、好むと好まざるとに関わらず、「平民どもは、死んで我らが逃げる時間を稼ぐのが役目なのじゃ」という、貴族の視点でプレイすることになるのです。

しかもこのゲーム、コマを立てているので、どの貴族でどのくらいの強さでどのくらいの規模なのかが戦うまで判らないようになっています。
シンプルに抑えつつ、「戦場の霧」を効果的に表現しているゲームなのです。


ながやんが赤バラ(国王陣営)、いたうが白バラ(ヨーク公陣営)でした。
さて、ゲーム開始。

いたうは、まずは国王だけしかおらず、手薄なうちにロンドンを手に入れようと、ドーバー海峡を渡り、ロンドン南と、イングランド東岸から上陸します。

リチャード1

ながやんも、各地に兵力を呼び出し、その兵をロンドンへ集結させました。
あくまでロンドンを死守する構えです。

リチャード2

そして戦闘へ!
ここでは、いたう@白バラが勝利。
ロンドンを手中にします。
そして敗れたながやんは、北部へ撤退し、勢力を整えようとします。

その後、貴族を呼び出すなどして、第一キャンペーンが終了。
いたうのヨーク公が国王に推挙されました。

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第2キャンペーン。

いたうはロンドンを確保しつつ、北部を牽制する意図で、中部の要衝コヴェントリーにも兵力を集結します。
こちらは、傭兵、民兵中心で、強さを兼ね備えつつ、負けても政治バランスに影響が最小限で済むようにとの意図が込められています。
そこをながやんは南北から挟み撃ちにしようと、反乱市民(黒いコマ)と共に、南側からも上陸します。
これはまずいと、戦闘力のある国王と王位後継者のマーチ伯を救援に向かわせました。
…これが後の悲劇を生むのでした。

リチャード3

そして、ながやんの北の軍勢が南下して来たところで、先制攻撃と、コヴェントリー脇の支軍が襲い掛かりました。

リチャード4

ここでながやんのダイス目が炸裂!
次々と白バラ側の貴族が討ち取られていきます。
いたうの軍勢は散り散りに撤退します。

そして本命のコヴェントリー攻防戦となりました。
12コマvs7コマという一大会戦です。
ここには、国王をはじめとしたブルゴーニュ人傭兵やカレー人傭兵など、白バラ陣営最強の部隊が並んだ陣容でした。

リチャード5

しかし。
ここでもながやんのダイス目が炸裂し、守備側有利であるものの、次々と民兵たちが討ち取られていきます。
いたうはたまらず裏切り工作を仕掛けますが、ダイス一個振って偶数が出れば良いだけなのに、ちっとも成功しません。
最強クラスのブルゴーニュ兵もカレー兵も全滅してしまいました。

リチャード6

ヨーク公は、命からがらロンドン方面へ逃げ帰ります。
下の画像の、ロンドンに集結した手前の白いコマがヨーク公とマーチ伯です。
コマの上側の点々が兵力であり、いわゆるHP(ヒットポイント)です。
そんな状況で(そんな状況だからこそ)、ながやんは勝ちの波に乗り、文字通りロンドンへ押し寄せて来ています。

ピンチです。

リチャード7

そして戦闘です。
ロンドン攻防戦。
ここで敢え無く現国王、ヨーク公リチャードが討ち取られました。
よって、国王はルトランド伯になりました。

ここで第2キャンペーンが終了しました。
負けたかな?と思いましたが、辛くも9票対8票で白バラが王位の保持。
ロンドンで負けはしたものの、寝返らせた貴族1コの差で何とか保持できた格好です。

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第3キャンペーン。

ここで、始める前に、各々の陣営にどれだけの貴族コマがいるか、全てのコマを出した時に何票になるかをあらかじめ確認しました。
これはルールにはありませんが、ながやんが初プレイだったのと、判った方がプレイが引き締まると思ったために、その方策を採りました(勝ってるのか負けてるのか、攻めなければいけないのか、何コマ倒さないとダメなのかなど)
これは我ながら良かったと思います。
いたう側の貴族などの票に結びつくコマが10個、ながやんの方が13個でした。
これは、死に物狂いで攻め、敵貴族を倒すか、寝返らせないとダメだということです。

しかし、ただ攻めたのでは、こちらが不利。
ならばと、都市や貴族の根拠地で待ち受け、さらに赤バラ側の根拠地にあらかじめ兵を派遣して、貴族コマが出てこられないようにするという二段構えで行くことにしました。
画像左下、コーンウォール地方に立て直したブルゴーニュ人兵やカレー兵を派遣しました。
しかし。
北からは、「赤い壁(&黒い民の怒り)」が迫って来ています。
戦力差は明らかです。
ここら辺の臨場感も、積み木ゲームならではです。

リチャード9

その後、コヴェントリーの周りにも分遣隊を配置し、民兵を使い敵の一方面軍に突っ込ませて脚止めさせるなどというなり振り構わぬ行動に出て、敵主力に襲い掛かりました。
ながやんの方も、反乱一揆勢力と砲兵メインで、貴族はやはり前面には出て来ていません。

リチャード10

ここで。
幸運の女神がいたうに微笑みます。
何と、赤バラのスタンリー卿が白バラに寝返ったのです!

その後軍勢を弾き返したいたう。
票読みで、このままだったらイケると判断したいたうは貴族をロンドンの奥底に引っ込め、その周囲を傭兵、市民兵で囲み、逃げ切る算段をしました。

そうはさせじと追いすがるながやん。
「おのれ、スタンリー卿!」という罵りを何度も呟いていました(気持ちは判ります)
しかし、残り手札が少なく、貴族を討ち取ることは叶いませんでした。

そうしているうちに、ゲーム終了。
いたう12票(ロンドン含む)、ながやん10票で、いたうが王座を保持。
まさに、寝返ったスタンリー卿の差(スタンリー卿が寝返らなかったら貴族に死人が出ていた)
ヨーク朝が成立し、白バラ側の勝利となりました。

リチャード11

いやあ、やはりこのゲームは手軽ながら面白い。
複雑に見えて、ルール説明はかかっても30分程度。
それでこれだけ中世の戦役を体験できた気になるのですから、素晴らしいと思います。

今回は勝ちましたが、ながやんの堅実かつ重厚な用兵は見事でした。
またやりましょう。

ありがとうございましたー(・∀・)!!


【2013年観戦記録】
103試合目:ドルトムントvsレアル・マドリー(1st leg)

今日は、久しぶりのナオミさんと四季さんといたうの3人でした。


【スペースアラート】
プレイヤーは宇宙探査船のクルーになり、みんなで協力して迫り来るアクシデントや敵などを撃退して、生きて帰るという協力ゲームです。
しかもなんと、このゲームはCDを使い、流れてくる「敵機発見!」などという報告を聞きながら、リアルタイムに対処していく、というゲームなのです。

スペースアラート1

最初は、初級のシュミレーターでの体験実習のようなシナリオ。
ルールを事前に説明し、そんなに複雑ではないはずなんだけど、いざ始まってCDから「敵機発見!」とか「情報交換をお願いします。」などと流れてくると、パニクってしまい、上へ下への大騒ぎw

それで、7分が過ぎ、行動を決定した順に自分のコマを動かしていくんですが。
まだ敵が来ていないのに、ビームを撃ってしまっていたり、まだ敵を倒していないのに、隣の区画へ移り、そっちの敵を攻撃しようとしていたり(ダメージ計算を間違えたw)、散々な出来でした(^-^;)

そして、次のシナリオをやったんですが、こっちでもミスなどを繰り返し、ダメージを食らいすぎて船がとうとう破壊されてしまう結果に(´・ω・`)
いやあ、臨場感満点でしたが、難しいですねー(-_-;)

これはなかなか難しい。
結構緻密でパズルチックな挙動を求められますが、時間も制限されているので(リアリティは非常にある)、ノーミスという訳にはいかないと思うので、そこら辺を楽しむゲームでもあるのかなあ、と思いました(^-^;)
そこが楽しめるのであれば、非常に良いゲームだと思います。
でも、「システムに遊ばされてる」と感じてしまうようなら、ちょっとキツイかもしれません。


【ゾンビサイド】
ゾンビものの協力ゲーム。
シナリオ2を。
マップを並べてみたら、日本にそぐわないほどの面積で面喰らいましたw

ゾンビサイド1

それで久しぶりだったもので、ルールと首っ引きになってしまって、少しテンポが悪くなってしまったのは反省点でした(-_-;)

ゾンビサイド2

ゲームは途中で四季さんが帰る時間になったので、打ち切り。
5人はいた時の方が良かったと思い、少し悔いが…(´・ω・`)


【指輪物語-対決-】
四季さんが帰られたので、残り30分くらいということで、ナオミさんと指輪物語-対決-を。
いたうが闇側、ナオミさんが善側でした。

指輪対決1

ゲームは順調に進み、いたう有利で展開しましたが、バルログが山を下り、善側の陣営へ進行していった辺りから、ナオミさんのカード選択が冴えまくり、いたうは裏をかかされまくりました。

その後、いたうの闇側は3ユニットにまで減り(最低3ユニットはないと勝利条件の一つが消滅)、
敗北の危機に!
ナオミさんは冷静に、闇のユニットと戦わずに「受け流し」、そのうち2つをホビット庄へと到達させます。
しかし、3つ到達させなければ負けないのです。
ここら辺の冷静さにはたじろぎました。
2つがホビット庄まで到達してしまっていたので、いたうは奥で待ち構えていたユニットも前進させねばなりません(必ずコマを一つ前進させなければならない)
そして、その上がった「横」を、本命のフロドがすり抜け、見事にモルドールへ到達し、指輪を火口へと捨てることに成功し、善側の勝利となりました。

指輪対決2

…くやちい(つД`)

でも、やはり良いゲームです。
これだけ簡単で非対称(陣営のバランスが異なっている)なのに、白熱するし、何より原作のテイストを失っていないですし。

今日のゲーム会はこれで終了でした。

参加していただいた皆さん、ありがとうございましたー(・∀・)
またよろしくお願いします。

【Xing(バッティング)】

ゲームマーケットで販売された同人ゲーム。

場に4つの宝石置き場と、自分の一時確保エリアがある。
ゲームは、中央の宝石置き場に宝石がランダムに3個づつ置かれる。
そして、全員がいっせいに自分が確保したいエリアを指で差す。
バッティングしたところは獲得できない。
そして、運良く獲得できたら、自分の一時確保エリアに置く。
次もまた中央のエリアに宝石を3つづつ乗せて(獲られていないところは蓄積していく)、指で指し示す。
ただ、プレイヤーは、宝石の乗った一時確保エリアを指差すこともできるし、一時確保エリアに宝石が乗っているプレイヤーは、手で塞いで「確保」を確定させることもできる。

xing1

ルールはこれだけ。
だけど、バッティングゲームの醍醐味を味わえる好ゲームでした。

shingoといらぬ張り合いに熱中してしまい、バッティングしまくりで、沈みましたw
でも、面白かったです(^-^;)


【フォルム・ロマナム】

フォルム・ロマナム

おなじみ、エリア・マジョリティ(で良いと思う)の傑作。
囲碁将棋と同じく完全情報なので、しようと思えばいくらでも考え込めるので、一手30秒制限で。

ゲームは、いたうが抜け目なく得点計算に持ち込み、一位。


【ウィ・ウィル・ウォック・ユー】

残り時間25分くらいということで、これを。

ウォックーユー

おなじみセット・コレクションの秀作。
みんなテキパキと進めていく。
悩むところも、2秒制限w

最終的に、たけるべさんが1点差でいたうを差しきり、勝利。
ジャスト25分で終わりました。


今回はこれでお開きでした。
エメラルドの習作を皮切りに、結構な数のゲームを楽しめました。

参加していただいた皆さん、ありがとうございましたー(・∀・)


【2013年観戦記録】
98試合目:タヒチvsナイジェリア
99試合目:ブラジルvsメキシコ
100試合目:ナイジェリアvsウルグアイ
101試合目:メキシコvs日本
102試合目:ナイジェリアvsスペイン

今日は、ながやん、shingo、たけるべさん、ちばさん、いたうの5人で。

キックスターターで募集中のマーティン・ウォレス作の「エメラルドの習作」を日本語化してくれたということで、やってみることに。
クトゥルーなどに出てくる「旧きものども」に支配されてしまった世界を、シャーロック・ホームズを中心としたレジスタンスが取り戻そうと対決するゲーム。
プレイヤーは、最初に配られるカードで、人間側と旧支配者側に分けられ、それを隠しながらゲームをしていき、自陣営に有利になるように持っていく。
同じ陣営同士は当然協力し合う訳なんだけど、終了時に合計で勝利点が多い陣営が勝利するんだけど、さらにその中で一番多く勝利点を稼いだプレイヤーが勝つので、仲間内でも足の引っ張り合いが起こるというシステム。

しかも、デッキ構築ゲームw
これだけ聞くと「大丈夫か?」と思うんだけど、ウォレスは「数エーカーの雪原」という傑作デッキ構築ゲーム(2人用)を作っているので、心配はしていなかったんだけど。

エメラルド1

プレイヤーは、各地に「影響力(協力者?)」をばら撒き、そこで単独一位を獲ると、その都市カード(資源やお金や勝利点)やその都市にあるカード(「協力者のNPC」や特殊カードやお金など)を獲得できる。
そうやってカードを獲得して資金や武力を貯め、仲間を集めて、各都市を支配している邪神や、その他のプレイヤーやプレイヤーの配下(NPC)を暗殺するなどする。
旧支配者側は、ゾンビを出したり、NOCやプレイヤーを吸血鬼化させたり、暗殺したりして、邪神が倒されるのを防ぐ。

一応の流れは、ザッと話すとこういう感じ。

配られる所属カード。
自分は…、旧支配者側(王党派)

エメラルド2

ここから自分は、ワシントンを拠点に広げていこうと画策。
しかし、ワシントンからは、移動コスト(飛行機代、船代、列車代)がかかることを理解し、ちょっと後悔(つД`)
まずはみんな自分のいる都市のカードを得ようと配置。

エメラルド3

その後淡々とゲームは進み、どうやら、自分とながやんが「旧支配者側(王党派)」であることがうっすらと判明w
これは旗色鮮明にしていったほうが良いだろうなと、露骨にながやんと共同戦線を張る。
どうやら、旧支配者側は2人で、人間側が3人のようだ。
これは、急がないとジリ貧になるなあとギアを上げる。

その後shingoが得点を20点近くまで伸ばし、あと少しで終了となってしまう(誰かが24点を超えたら、終了)ので、shingoの支配都市を奪還するなどして、足止めをさせる。

しかしその後、ちばさんがベルリンやサンクトペテルスブルクを支配するなどして、トップに踊りでる。
自分とながやんは伸び悩み、4位と5位(´・ω・`)
人間陣営は、早くも勝利後の覇権争いの皮算用を始めている。
何とかしなきゃと、いたうがちばさんを暗殺したが、プレイヤーのキャラを暗殺するとその時点でゲーム終了、得点計算になってしまうということで、それだと王党派の負けなので、泣く泣く戻してもらって再開w

しかし人間側との差はなかなか縮まらず、数ターン後、shingoが24点を超え、ゲーム終了。

人間側の勝利で、その中での勝利者はshingoとなった。


やってみるとシンプルで面白かったです。
クトゥルフ好きとホームズが好きなら、ぜひ。

(続く)

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