今日は、ながやん、shingo、久しぶりのサクラさん、いたう宅へは初めてお越しのヤッシーさん、いたうの5人でした。
【エッベス】
まずは、評判の良いこれを。
最初、ルールを読んでいなく、その場でインストしながらだったので、グダグダでした。
参加人数が読めなく、ヤッシーさんも来てくれるということで昨日の晩から3~4個の他のゲームのルールを読んでいて手が回りませんでしたが、やはりその場でインストはやらない方が良いですね(-_-;)
いたうは特に理解が遅いので、いつも通りにルールを2~3回読んで、ゲームを広げて一人で1最低ラウンドは流してみてゲームの大まかな流れを掴んでから臨まないとダメですね(つД`)
ゲームは、トリックテイキングというジャンルのゲームで、親が出したトランプでいうところのスートとか数字と同じものを出さなければダメだというゲームです。
このゲームでは、親が出した色と同じ色を出さなければならず(マストフォロー)、その色がない場合は、「切り札」を出しても良いし、切り札を温存して勝負をあきらめて他の色を出して負けても良いです。
親が出した色の中で、一番数字の高い人が勝利して、出されたカード全てを手元に勝利品として裏返して持っておきます。
このゲームの特色は、最初に場にめくられた「数字カード」を出した順に、その数字が書かれたカードの色が「切り札」(出せば必ず勝てる強い色)、「プラス点になる色」、「エッベス(その色を一番多くも少なくも集めなかった人に得点が入る色)」、「マイナス点になる色」、「一番多く集めた人が、次の親になれる色」などが、決まっていくのです。
なので、「緑を多く集めたぜ!うへへ」と思っていても、それを踏まえて緑をマイナス点にさせるように数字カードを出すことも出来るのです。
shingoなどは、敢えて(結果的に)トリックを全く獲らなかったため、プラス点にもなりませんでしたが、マイナスにもならず、0点で2位、ということもありました。
最初の出だしでグダグダだったのが悔やまれますが、やはり評判どおり、良い作品だと思いました。
ただ。
色の見分けがつきづらいのは(特に茶色とワイン色)、ダメダメだと思いました。
幸いうちの参加者には色弱の方はいないようですが、それでも蛍光灯の当たり方などによって色の見分けがつかず、間違えてワイン色を出してしまったり、といったことが起こりました。
そこだけ、本当に残念でした。
いたうは、ワイン色のカードに文房具屋さんで売っている丸いラベルを貼ろうと思っています。
【アメリカンレイルズ】
1850年代の東アメリカが舞台の鉄道会社経営ゲームです。
最初、6つある鉄道会社のどれかを競りで落として株を保持し、経営権を握ります。
他の代表的な鉄道ゲームとは違い、株は手に入れたら売ることは出来ません。
競り落とした金額は、そのままその鉄道会社の運転資金となりますので、安い金額で落とせば良い、という訳でもありません。
街から街へ鉄道を繋いでいき、街へ接続した時にそのマスに接続したただ一つの鉄道会社だった場合、より多くの収入が得られます。
なので、他プレイヤーが持っている鉄道会社の資産価値を下げる、もしくは自分の持ってる会社の収入を上げるために同じ街へ接続していく、といった感じで鉄道会社同士がしのぎを削っていく訳です。
開始直後です。
いたうは白、shingoは緑、青はヤッシー、黄色はサクラさん、赤はおなじみながやんが経営権を握りました。
画面右上のすみーっこの方に、灰色の鉄道会社がmぽつねんとあります。
これも、shingoが経営権を握っておりました。
さて。
最初の盤面ですが、焦点は左側の白と緑が重なっているところです。
どちらも、収益率の高いニューヨーク周辺でスタートしたい、ということでカブってしまいました。
ただ、緑が先行して西(画像右側)へ伸びて行き、ニューヨークと繋がるとボーナス収入が手に入るアトランタへむかって行っているので、いたうがその後を追っかけていっても後手を踏まされて無駄な敷設料(誰かの線路が立っていると余分にお金がかかる)を取られるので、泣く泣く諦めて北(画像左側)のボストンへ伸びることにしました。
その後。
shingoの緑は順調に伸びていき、東海岸の大都市を繋ぎながら莫大な利益を生み出す優良企業へと成長していきました。
そのため、サクラさんをはじめ複数のプレイヤーが緑の株に殺到し、緑の鉄道会社に、莫大な資金が流れ込み、それがまた緑の成長を加速させ…、という好循環に入っていました。
このゲームでは、独占していればその会社の配当の全部を独り占めできますが、やはりそれでは資金にも限りがあり、鉄道の敷設も遅いということで、配当は山分けにはなりますが、複数のプレイヤーが共同していくと、どんどん線路を敷設できますので、長い目で見れば協力は不可欠なのです。
西側では、ながやんが経営する赤も、中北部の平原を網羅して利益を稼ぎ出しています。黄色も青も悪くありません。
翻っていたうの白は…。
最初に落札した金額が少なかったのもあり、すぐに白の会社の資金が底を尽き、1ターン目の配当までにボストンに繋げられなかったという体たらく…(つД`)
当然収入でも他のプレイヤーに水を開けられ、そのため競りでも勝てず、さらに収入で差が付くという悪循環に陥っていました。
そのためいたうは出遅れました。
なので、このまま行っても勝てないと読んだいたうは、戦法を変えました。
白は、魅力的な東海岸周りを捨て、北の何もない森(森を切り開くのには、平原よりもコストがかかる)を突き抜けて接続するとボーナス点をもらえるデトロイトまで繋ぐことにしました。
さらには、儲かっているshingoやサクラさん、ヤッシーが保持している緑を持ったとしても、同じ分しか収入がこないので、差は縮まらない訳で、ならばと同じくらい利益を上げていたながやんの赤の株式を保持することを至上命題と、赤の株にほとんど全財産をつぎ込み、手に入れました。
赤の鉄道会社の株は、2株しかなく、これでながやんといたうの持ち株会社となりました。
これには3つの意味がありました。
1、赤の残りの鉄道コマが置ききれるだけの資金で競り落とした(ので、資金補充の手順を省いた)
2、赤を独占させることによるながやんの独走を止める狙い(ながやんに赤から入る収入が半分になるから)
3、赤の資金を得たことで、赤の開発をながやんに任せて、白に専念できるから。
です。
白は相変わらず資金難(某地方鉄道のようw)で、誰からも見向きもされませんでした(つД`)
そのため、黒い家コマを置いて少しづつでも収入をアップさせたりしていましたが、赤からの収入を資金源に、白の株を買い増しして、資金を自力で増資したりしました。
中盤の盤面です。
ボードの枠のところは、各鉄道会社の配当金を示しています。
赤がトップで、僅差で黄色と緑。そして大きく離されて青と白、そしてビリは灰色です。
ただし、灰色はshingoの独占なので、小さいながらもその収入は馬鹿になりません。
ゲーム会社でいえば、○ートディンクのような感じでしょうかw
ただ、画面上を見ていただければ判りますが、赤の鉄道コマがありません。
置き切ってしまったのです。
なので、見かけ上トップですが、将来への有望度では緑がやはり大きいと言わざるを得ません。
ただ、赤もここは考えようで、もうあとは安定的に収入が入る会社だ、と思えば悪くはない訳で。
いたうは黄色や青の株を手に入れようと必死に入札を提起したり、入札で頑張ったり色々やりましたが、やはり他のプレイヤーの方が資金力で上回っていて、手に入れることができませんでした。
そこでいたうは考え方を変え、「株を獲られても相手に入る収入をなるべくプラスマイナスゼロにする」レベルまで頑張って、落札させてもしての所持金が増えず、逆に投資した分吐き出させていたうとの差を縮めていく作戦に出ました。
というのも。
いたうも途中で気が付いたのですが、このゲームの入札は、珍しく「入札の上限(というか損益分岐点)」がある(見えやすい)ゲームなのです。
例えば。
配当36の鉄道会社を、プレイヤーAとプレイヤーBが持っていた場合、AとBの収入は18です。
ここにプレイヤーCが参入しようとした場合A,B,Cのもらえる収入は12になります。
そのため、Cが落札したとしてこの会社からもらえるお金は、残り4ターンだとすると、12×4=48。
つまり、48金が「入札の上限(損益分岐点)」になる訳です。
49金以上入札すれば、所持金は入札前より減るということです。
ただ、それも無駄なプレイではなく、AとBが手に入れられるはずだった72金(2人の場合の配当18金×残り4ターン=72金)が、48金と、24金も減らすことができるからです。
ただまあ、AとBの収入(見込み)を減らすことができる代わりに、入札して減った分、他のDとEとの差が縮まるか、差が広がるかしますが…。
ただ、いたうには他に手はなかった。
とにかく他のプレイヤーに金を使わせ、いたうは使わないようにして、所持金が一位の時点で終了して逃げ切る作戦しかありませんでした。
残り2ターンでの盤面。
赤を置き尽くしてやることがなくなったながやんが白の株を買ってくれたおかげで、二人体制で経営できるようになり、ながやんが鉄道を敷いたら(次のターン手番が遅くなる)、いたうが都市を拡張して(次のターンの手番が早い)、次のターンは逆で協力して、という感じでどんどん線路が敷設させていき、とうとう北周りでデトロイトまで繋がりました。
デトロイトに繋がってボーナスを得たことで、白の会社の配当は赤、緑、黄を凌いで一躍トップへと躍り出ました。
終了時の盤面です。
いたうの手番で白を置ききり、5つの鉄道会社の鉄道コマがなくなったので、即時終了。
この時点でいたうの所持金が140金を越えていたため、いたうの勝利でした。
2位はサクラさん(120金前後)、
3位はshingo(115前後)、
4位はヤッシーさん(100前後)
5位はながやん(95前後)
でした。
あとで振り返ってみたところ、いたうを逆転できそうだった最有力は、ヤッシーさんだったという結論に。
一見伸び悩んだ青を持っていたために苦しそうにプレイしていましたが、長い間単独で持てていたために収入はもの凄くありました(振りかえるに)
サクラさんと話していて気付いたのだけれど、緑だったか灰色の株を買う時に収支を越えて50金で落札したのが、痛かったのかなという印象でした。
あの50金が手元にあったならば、5金差くらいでまくられていたような気がしています。
shingoはちょっと株を持ちすぎていたかもしれません。
今日はこれにてお開きとなりました。
アメリカンレイルズは面白かったです。
鉄道会社経営ゲームと投資ゲームと陣取りがシンプルにまとめられていて短時間でプレイできますし。
そして何より、他プレイヤーとしのぎを削るだけでなく、同じ鉄道会社の株を持っている人と和気藹々と相談しながらやれるところもあるのが良いです。
ルールや流れが判った次からが本番。
またやりたいです。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!!
【2014年観戦記録】
9試合目:フィテッセvsNEC
10試合目:カリアリvsACミラン
【エッベス】
まずは、評判の良いこれを。
最初、ルールを読んでいなく、その場でインストしながらだったので、グダグダでした。
参加人数が読めなく、ヤッシーさんも来てくれるということで昨日の晩から3~4個の他のゲームのルールを読んでいて手が回りませんでしたが、やはりその場でインストはやらない方が良いですね(-_-;)
いたうは特に理解が遅いので、いつも通りにルールを2~3回読んで、ゲームを広げて一人で1最低ラウンドは流してみてゲームの大まかな流れを掴んでから臨まないとダメですね(つД`)
ゲームは、トリックテイキングというジャンルのゲームで、親が出したトランプでいうところのスートとか数字と同じものを出さなければダメだというゲームです。
このゲームでは、親が出した色と同じ色を出さなければならず(マストフォロー)、その色がない場合は、「切り札」を出しても良いし、切り札を温存して勝負をあきらめて他の色を出して負けても良いです。
親が出した色の中で、一番数字の高い人が勝利して、出されたカード全てを手元に勝利品として裏返して持っておきます。
このゲームの特色は、最初に場にめくられた「数字カード」を出した順に、その数字が書かれたカードの色が「切り札」(出せば必ず勝てる強い色)、「プラス点になる色」、「エッベス(その色を一番多くも少なくも集めなかった人に得点が入る色)」、「マイナス点になる色」、「一番多く集めた人が、次の親になれる色」などが、決まっていくのです。
なので、「緑を多く集めたぜ!うへへ」と思っていても、それを踏まえて緑をマイナス点にさせるように数字カードを出すことも出来るのです。
shingoなどは、敢えて(結果的に)トリックを全く獲らなかったため、プラス点にもなりませんでしたが、マイナスにもならず、0点で2位、ということもありました。
最初の出だしでグダグダだったのが悔やまれますが、やはり評判どおり、良い作品だと思いました。
ただ。
色の見分けがつきづらいのは(特に茶色とワイン色)、ダメダメだと思いました。
幸いうちの参加者には色弱の方はいないようですが、それでも蛍光灯の当たり方などによって色の見分けがつかず、間違えてワイン色を出してしまったり、といったことが起こりました。
そこだけ、本当に残念でした。
いたうは、ワイン色のカードに文房具屋さんで売っている丸いラベルを貼ろうと思っています。
【アメリカンレイルズ】
1850年代の東アメリカが舞台の鉄道会社経営ゲームです。
最初、6つある鉄道会社のどれかを競りで落として株を保持し、経営権を握ります。
他の代表的な鉄道ゲームとは違い、株は手に入れたら売ることは出来ません。
競り落とした金額は、そのままその鉄道会社の運転資金となりますので、安い金額で落とせば良い、という訳でもありません。
街から街へ鉄道を繋いでいき、街へ接続した時にそのマスに接続したただ一つの鉄道会社だった場合、より多くの収入が得られます。
なので、他プレイヤーが持っている鉄道会社の資産価値を下げる、もしくは自分の持ってる会社の収入を上げるために同じ街へ接続していく、といった感じで鉄道会社同士がしのぎを削っていく訳です。
開始直後です。
いたうは白、shingoは緑、青はヤッシー、黄色はサクラさん、赤はおなじみながやんが経営権を握りました。
画面右上のすみーっこの方に、灰色の鉄道会社がmぽつねんとあります。
これも、shingoが経営権を握っておりました。
さて。
最初の盤面ですが、焦点は左側の白と緑が重なっているところです。
どちらも、収益率の高いニューヨーク周辺でスタートしたい、ということでカブってしまいました。
ただ、緑が先行して西(画像右側)へ伸びて行き、ニューヨークと繋がるとボーナス収入が手に入るアトランタへむかって行っているので、いたうがその後を追っかけていっても後手を踏まされて無駄な敷設料(誰かの線路が立っていると余分にお金がかかる)を取られるので、泣く泣く諦めて北(画像左側)のボストンへ伸びることにしました。
その後。
shingoの緑は順調に伸びていき、東海岸の大都市を繋ぎながら莫大な利益を生み出す優良企業へと成長していきました。
そのため、サクラさんをはじめ複数のプレイヤーが緑の株に殺到し、緑の鉄道会社に、莫大な資金が流れ込み、それがまた緑の成長を加速させ…、という好循環に入っていました。
このゲームでは、独占していればその会社の配当の全部を独り占めできますが、やはりそれでは資金にも限りがあり、鉄道の敷設も遅いということで、配当は山分けにはなりますが、複数のプレイヤーが共同していくと、どんどん線路を敷設できますので、長い目で見れば協力は不可欠なのです。
西側では、ながやんが経営する赤も、中北部の平原を網羅して利益を稼ぎ出しています。黄色も青も悪くありません。
翻っていたうの白は…。
最初に落札した金額が少なかったのもあり、すぐに白の会社の資金が底を尽き、1ターン目の配当までにボストンに繋げられなかったという体たらく…(つД`)
当然収入でも他のプレイヤーに水を開けられ、そのため競りでも勝てず、さらに収入で差が付くという悪循環に陥っていました。
そのためいたうは出遅れました。
なので、このまま行っても勝てないと読んだいたうは、戦法を変えました。
白は、魅力的な東海岸周りを捨て、北の何もない森(森を切り開くのには、平原よりもコストがかかる)を突き抜けて接続するとボーナス点をもらえるデトロイトまで繋ぐことにしました。
さらには、儲かっているshingoやサクラさん、ヤッシーが保持している緑を持ったとしても、同じ分しか収入がこないので、差は縮まらない訳で、ならばと同じくらい利益を上げていたながやんの赤の株式を保持することを至上命題と、赤の株にほとんど全財産をつぎ込み、手に入れました。
赤の鉄道会社の株は、2株しかなく、これでながやんといたうの持ち株会社となりました。
これには3つの意味がありました。
1、赤の残りの鉄道コマが置ききれるだけの資金で競り落とした(ので、資金補充の手順を省いた)
2、赤を独占させることによるながやんの独走を止める狙い(ながやんに赤から入る収入が半分になるから)
3、赤の資金を得たことで、赤の開発をながやんに任せて、白に専念できるから。
です。
白は相変わらず資金難(某地方鉄道のようw)で、誰からも見向きもされませんでした(つД`)
そのため、黒い家コマを置いて少しづつでも収入をアップさせたりしていましたが、赤からの収入を資金源に、白の株を買い増しして、資金を自力で増資したりしました。
中盤の盤面です。
ボードの枠のところは、各鉄道会社の配当金を示しています。
赤がトップで、僅差で黄色と緑。そして大きく離されて青と白、そしてビリは灰色です。
ただし、灰色はshingoの独占なので、小さいながらもその収入は馬鹿になりません。
ゲーム会社でいえば、○ートディンクのような感じでしょうかw
ただ、画面上を見ていただければ判りますが、赤の鉄道コマがありません。
置き切ってしまったのです。
なので、見かけ上トップですが、将来への有望度では緑がやはり大きいと言わざるを得ません。
ただ、赤もここは考えようで、もうあとは安定的に収入が入る会社だ、と思えば悪くはない訳で。
いたうは黄色や青の株を手に入れようと必死に入札を提起したり、入札で頑張ったり色々やりましたが、やはり他のプレイヤーの方が資金力で上回っていて、手に入れることができませんでした。
そこでいたうは考え方を変え、「株を獲られても相手に入る収入をなるべくプラスマイナスゼロにする」レベルまで頑張って、落札させてもしての所持金が増えず、逆に投資した分吐き出させていたうとの差を縮めていく作戦に出ました。
というのも。
いたうも途中で気が付いたのですが、このゲームの入札は、珍しく「入札の上限(というか損益分岐点)」がある(見えやすい)ゲームなのです。
例えば。
配当36の鉄道会社を、プレイヤーAとプレイヤーBが持っていた場合、AとBの収入は18です。
ここにプレイヤーCが参入しようとした場合A,B,Cのもらえる収入は12になります。
そのため、Cが落札したとしてこの会社からもらえるお金は、残り4ターンだとすると、12×4=48。
つまり、48金が「入札の上限(損益分岐点)」になる訳です。
49金以上入札すれば、所持金は入札前より減るということです。
ただ、それも無駄なプレイではなく、AとBが手に入れられるはずだった72金(2人の場合の配当18金×残り4ターン=72金)が、48金と、24金も減らすことができるからです。
ただまあ、AとBの収入(見込み)を減らすことができる代わりに、入札して減った分、他のDとEとの差が縮まるか、差が広がるかしますが…。
ただ、いたうには他に手はなかった。
とにかく他のプレイヤーに金を使わせ、いたうは使わないようにして、所持金が一位の時点で終了して逃げ切る作戦しかありませんでした。
残り2ターンでの盤面。
赤を置き尽くしてやることがなくなったながやんが白の株を買ってくれたおかげで、二人体制で経営できるようになり、ながやんが鉄道を敷いたら(次のターン手番が遅くなる)、いたうが都市を拡張して(次のターンの手番が早い)、次のターンは逆で協力して、という感じでどんどん線路が敷設させていき、とうとう北周りでデトロイトまで繋がりました。
デトロイトに繋がってボーナスを得たことで、白の会社の配当は赤、緑、黄を凌いで一躍トップへと躍り出ました。
終了時の盤面です。
いたうの手番で白を置ききり、5つの鉄道会社の鉄道コマがなくなったので、即時終了。
この時点でいたうの所持金が140金を越えていたため、いたうの勝利でした。
2位はサクラさん(120金前後)、
3位はshingo(115前後)、
4位はヤッシーさん(100前後)
5位はながやん(95前後)
でした。
あとで振り返ってみたところ、いたうを逆転できそうだった最有力は、ヤッシーさんだったという結論に。
一見伸び悩んだ青を持っていたために苦しそうにプレイしていましたが、長い間単独で持てていたために収入はもの凄くありました(振りかえるに)
サクラさんと話していて気付いたのだけれど、緑だったか灰色の株を買う時に収支を越えて50金で落札したのが、痛かったのかなという印象でした。
あの50金が手元にあったならば、5金差くらいでまくられていたような気がしています。
shingoはちょっと株を持ちすぎていたかもしれません。
今日はこれにてお開きとなりました。
アメリカンレイルズは面白かったです。
鉄道会社経営ゲームと投資ゲームと陣取りがシンプルにまとめられていて短時間でプレイできますし。
そして何より、他プレイヤーとしのぎを削るだけでなく、同じ鉄道会社の株を持っている人と和気藹々と相談しながらやれるところもあるのが良いです。
ルールや流れが判った次からが本番。
またやりたいです。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!!
【2014年観戦記録】
9試合目:フィテッセvsNEC
10試合目:カリアリvsACミラン