いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

2014年08月

8月24日、60~90ページのルールブックを読み上げてきた(愛すべき)猛者たち6人が、七戸に集いました。
プレイされたゲームは、「Here I Stand」(GMT)です。

ルターの「95か条の論題」に端を発した宗教改革の波と、それと同期して発生していた各国の抗争、大航海時代や植民地化を見事に描き出したマルチゲームです。
まごうことなき傑作でした。
プレイヤーは、各々「プロテスタント」、「カトリック」、「イギリス」、「フランス」、「ハプスブルク」、「オスマン=トルコ」を受け持ち、勝利点(VP)を25点越えるなどすると勝利となります。
越えるための方策も各々バラバラで、プロテスタントやカトリックは自宗教の地域が一定数だとVPが得られたりします。
つまり、地域や町には、軍事的、政治的な「勢力下」と、宗教的な「勢力下」の2種類があります。

プロテスタント:パパスさん
カトリック:むつのひとさん
イギリス:ふなきさん
フランス:いたう
ハプスブルク:たんさん
オスマン=トルコ:ハラさん
が担当しました。

以下は、いたう(フランス)の視点が中心になるとは思いますが、ご了承ください。
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【第1ターン】
初期の対立状況。
フランスは、ハプスブルクとカトリックと「戦争状態」にあります。
ハプスブルクは、この時代頂点を極め、今でいうドイツとオーストリアだけでなく、スペインの王位やナポリ、シチリアの王位も継承し、頭一つ抜けています。
しかしそれ故に、敵も増えてしまう訳ですが。
それ以外にも、東から、オスマン=トルコのスレイマン率いる桁外れの大軍団が「人間の波」となって押し寄せてきています。
いたうとしては、フランス一国では太刀打ちできないので(スペインとドイツから攻められたら終わり)、異教徒ではありますがオスマン=トルコとプロテスタントに是が非でも頑張ってもらわなければならないなあと思いました。
潜在的に「敵の敵は味方」で、オスマン=トルコとは、盟友といっても良いくらい、協同歩調を採りました。
Here I Stand1
イギリスは、国内ではヘンリー8世の離婚問題などがあり、外へはまだ出られる状況にはない状況でした。
なので、国内に集中したいヘンリー8世@ふなきさんは、早速「カレーはイギリス領だから手を出すなよ」と、いたうに釘を刺しにきます。
いたうはいたうで、「カレーはフランスのものなのに。ってかイギリス自体がフランスじゃん…」などと思ったのですが、それは口に出さず、これ以上敵を増やすわけにはいかないので、了承し紳士協定を結びました。

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最初は机3枚でプレイしていたのですが、各自がルールブックなどを開くために手狭だと感じ、最終的には机4枚を並べてプレイしました。
その全景です。
まるで、16世紀の勢力図を描いた地図を囲んだ戦略会議というか演習図です。
大変壮観でありました。
Here I Stand2

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まあ、今回はお試しプレイだと割り切っていたので、1ターン目にスペインへ侵攻してみました。
そしたら、ハプスブルク軍の見事な機動の前に大敗。
軍は全滅し、名将アンヌ・ド・モンモランシーは捕虜となってしまいました(´・ω・`)
Here I Stand3


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東方では、スレイマン1世がハンガリーを手中に収めんと大軍で侵攻しました。
それを迎え撃つ、カール5世。
どっちが勝ったかは覚えていません(フランス大敗のショックがまだ引きずっていた)
Here I Stand4

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次のターン。
フランス(いたう)は早くも窮地に陥りました。
軍隊の半分が壊滅、指揮官はフランソワ1世のみ。
そして、状況は何も改善されておらず…。

ここでいたうに出来ることはと考え。
フランス王室のメンツなどかなぐり捨てての土下座外交をして回ることにしました。
まずは、破門が怖いので(獲得カード-1枚)、ローマ教皇に土下座して和解し、終戦。
カトリックは戦争に勝利したことになり、1VPを獲得しました。
そして、ハプスブルクには、多額の身代金を支払い、モンモランシーを返してもらいました。
その額、手札一枚ランダムに奪われるというもの凄い金額です。
Here I Stand5
これにより、このターンのフランスの手札は4枚。
ハプスブルクは、身代金や、インカ帝国を滅亡させて獲得した財宝などを含み、何と8枚(!)
とてもではないが太刀打ちできないので、このターンは、兵力を補充したりフランスとハプスブルクの国境沿いにあるロレーヌ地方のメス(メッツ)を占領し、カード枚数を増やすのと、海外へ植民地を増やしたり探検航海を行うことに、4枚を費やしました。

他の陣営はどうだったかというと。
オスマン=トルコ(ハラさん)は、ブダペスト辺りで侵攻が止まり停滞。そこで睨みあっています。
なので、いたうの「陸がダメなら海から攻めればイイじゃない」(フランス伝統の言い回しなのか?)と、進言を受け入れた大帝は、チュニジア周辺で海賊を蜂起させ、海賊バルバロッサが登場。
地中海を海賊行為で荒らしまわろうとしました。
これに危機感を感じたハプスブルク(たんさん)は、海軍を増強。
手札が豊富にあるといっても、各方面に対応を迫られ、楽をさせてもらえません。
いたうには願ったり叶ったりでした。

イギリス(ふなきさん)は教皇に離婚を承認され、離婚が成立。
その後次々と結婚と離婚を繰り返し、男児を求め続けます。
さらには、外部的にも安定していたので、余裕で海外進出を進めていきました。

プロテスタント(パパスさん)は、地道に聖書を翻訳したりしながら宗教圏を広げていきます。
論争になれば、ルターが「Here I Stand(=私はここにいる)」と叫び、論争の矢面に立ちます(カードの効果)
そして、その精緻な理論の前にカトリックの理論家が惨敗し、何人もの理論家が論争界から追い出されプロテスタントは名声を獲得して行きます。
そのルターの姿は、まるでウ○トラマンか仮○ライダーのようでした。
しかし、対するカトリックも、黙ってはいません。
カトリック(むつのひとさん)による反宗教改革運動や、焚書やプロテスタント指導者の破門などにより、足を引っ張られ、一進一退を繰り返していました。
どちらも、宗教運動に手一杯で、それ以外に手を出す余裕などなさそうでした。


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第3ターン。
「シュマルカルデン同盟」が成立され、プロテスタント諸侯と諸都市が反皇帝を叫び立ち上がりました。
Here I Stand6
これにより、ハプスブルクはオスマン=トルコ(東側と地中海側と)、フランス、プロテスタントと、内にも外にも敵が生まれ、まさに内憂外患でした。
ここでいたうは、アントワープをフランスに譲り渡すことを条件にハプスブルク勝利での終戦を提案しましたが、ハプスブルクは拒否。
しょうがないのでフランス(いたう)は、ハプスブルクにはこちらへ割ける兵力もカードの余裕もはないことを把握した上でアントワープへ侵攻し、占領。
しかし、国内を整え終わろうとしていたイギリスが気になり始めたフランス(いたう)としては、終戦したかったんですが。
交渉次第で、こちらの勝ちにしてくれるなら、アントワープは諦めていたところでは、ありました。
スペイン方面は、名将モンモランシーを駐留させ、睨み合い状態。
現状維持で由としましょう。
オスマン=トルコ方面やプロテスタント同盟軍が苦戦した場合にはスペインに攻め込み側面から援助したいという狙いもありました。

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この時代の状況図です。
スペイン国境では睨み合い。
いたうがアントワープを占領。
プロテスタントは、兵士の影響力でカトリックからプロテスタントに転向させ易くする為に、ドイツ南部へ侵攻。
良い具合にアントワープとカール5世の間に入り、防壁となっています。
でも、目の前のスレイマンを放置して西へ行く訳にもいかず、苦しいところ。
地中海では、オスマン=トルコ海軍とハプスブルク海軍(スペイン艦隊)が大規模にぶつかりますが、オスマン=トルコが勝利し、海賊行為を連発して、VPを獲得して行きます。
海賊行為は、戦争状態でない国にも行えて、海賊行為に成功すれば、「VP」か「海軍兵力を1減らす」か、「手持ちのカード一枚与える」(町が略奪され財宝を奪われたことを表現)かを選ばなければならず、積み重なると結構効いてくるようでした。
気持ち的には、いいぞー、もっとやれーという気持ちでした(・∀・)イイゾー、モットヤレー!!
Here I Stand7

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第4ターン。
時間でいけば、このターンが最終ターンとなると思われます(最大9ターン)
7~8時間で半分くらいまでしかいかないとは…。
噂に聞いていましたが…。
ここでいたうはVPで抜け出すために、イタリアで中立勢力のままでいたフィレンツェを奪いにいきました。
イギリスが宣戦布告してくるかなと思ったのですが、してこなかったため(スコットランド平定などもあったでしょうが)に、フィレンツェを奪いにいきました。
Here I Stand8
アルプスを越えるフランス軍。
この間、「ローマの略奪」などを行いましたが、失敗しました。

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フィレンツェと、スペインのバレンシア(?)を占領し、VPの差でいたうがトップでゲーム終了しました。
Here I Stand10

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(感想)
素晴らしいの一言。
皆さんを魅了してやまない理由が分かりました。
ルール量は多く、細かいですが、一つ一つは納得できるものばかりで、カードドリブンシステムのおかげでこれだけのものを表現しているのにプレイできないほど煩雑になっていないのは凄いと思いました。
各陣営の「挙動」も史実に沿ったものになりやすく、何故そうなったかということが自然と身を持って体験できる(思い知らされる)というところも、素晴らしいと思いました。
ゲームをやりながら歴史を学べる、追体験した気になれると思いました。
ゲーム時間ですが、4ターン目から始めるシナリオで始めれば、七戸会の時間内でも最後まで十分にプレイできる範囲と思いました。
またやりたいというか、何度も重ねてやりたいと思わせるだけのモノを持った素晴らしいゲームであると思いました。

今回はこれでお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました!
またよろしくおねがいします(・∀・)!

お盆の忙しさも一段落した8月21日、平日ゲーム会は開かれました。
今回から、ゲーム会にナオミさんが戻ってまいりました!
4人での開催でした。

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【雲南】
まずは、買ったまま積まれていた雲南をプレイしました。
街で運搬人を増やしたり、銀行からお金をもらったり、馬を選んで販路を奥地へと開拓して行ったり、商人としての影響力を増やしたり、国境を越える数を増やしたり(手形を多くもらうということかな?)、橋や交易所や「茶室」(勝利点ボーナスや、役人の摘発から逃れられる)などを得るためにワーカーを置いていきます。
各々のエリアでは、払う金額のところに早い者勝ちでワーカーを置いていくんですが、安いお金(5金、7金)のところにワーカーを置いた場合、それ以上のマスに置かれた場合は、追い出されて運搬人にさせられてしまいます。
9金以上のマスに置けば、追い出されることはありません。
そうやって特殊能力などを得た後で、越えられる国境の数だけ運搬人を動かして、たどり着いた所に書かれた金額だけ(ワーカーごとに)もらえます。
12金のエリアに3つ運搬人があれば、36ポイント貰えます。
そしてこのポイント分を、「お金」と「勝利点」に分けて獲得する訳です。
80勝利点に到達するとゲーム終了ということで、一度離されるとなかなか挽回するのは難しかったので、コツコツとでも積み重ねていくのが重要でした。

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開始図です。
青がいたう、赤がながやん、緑がこむらさん、黄色がナオミさんです。
雲南1

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2ターン目開始時。
1ターン目に3番手、4番手だったいたう(青)とこむらさん(緑)が、どうやら大失敗なプレイを選択したようで、それに気付いた二人は、目を合わせて静かに頷き合っていましたw
下手に影響力を増やしたがため(影響力で勝っていれば、同じマスに入った時に一人追い出せる)に、逆に「役人」(按察使あぜち)に目を付けられ、追い出されてしまったのでした。
これで、収入が激減。
ワーカーも増えない、馬も進められなかった、所持金も少ないと、早くも土下座してやり直したい衝動に(つД`)
雲南2

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その後挽回しようとしますが、手番順で遅れをとり、進んでは回りから弾かれ、さらに按察使から追い出されるなど、踏んだり蹴ったり(つД`)
ナオミさんは馬を先行させて進める範囲(商圏)を広げ、ながやんは上手いこと被らないようにみんながアクションに置いた時は銀行に置いて所持金を荒稼ぎしたりと、素晴らしいワーカーさばき。
盤の周囲の得点欄を見てほしいのですが、ながやん(赤の四角のコマ)が独走状態です。
雲南3

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そのままの流れで、「富」が「富」を呼び、ながやんが独走で80点を越えてゲーム終了。
その後、各種のボーナス得点を計算し、2位がナオミさん(黄)、3位がいたう(青)、4位がこむらさん(緑)という結果でした。
2位のナオミさんは、橋を立てて近道を作り、複数の運搬人をチベットに送り高得点を稼ぐなどし追いすがりましたが、11点差。
ながやんお見事でした。
雲南4
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(感想)
ゲームが始まってしまえば、ランダム要素一切なしのワーカープレイスメントですが、システムなどはシンプルです。
ルールブックが読みにくい(意味が頭に入ってこない)ですが。
あと、気づくのが遅いけど、これはレースゲームだと感じたので、「ゴールまであと何マイル」ということを常に意識していないとダメなような気がしました。
システムもちょっと癖がある気がしたので、2回目からが本番。
だけど、経験の差がモロに出るような気もします。
アートワークとかは、綺麗で好きです(^-^)


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【指輪物語-対決-】
ここで、ナオミさんが退出されて3人になったし、ながやんがあと少しで帰宅する時間ということで、二人用の傑作ゲームの指輪物語-対決-をながやんとこむらさんにプレイしてもらいました。
こむらさんも、なかなか二人用ゲームをプレイする機会がないということで、ちょうど良い機会かなと。
こむらさんが闇側、ながやんが善側でした。
指輪物語-対決-1

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モリア坑道にバルログではなく、サルマンを置いてあるところがこむらさんらしい。
一応の定石は話しましたが、こむらさんのことなので、狙いはあるでしょう。
指輪物語-対決-2

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ここで、トロールが山を越えていき、敵に遭遇。
そしたら、サムとフロドの一行でした。
フロドがやられれば善側の負け。
ここは、特殊カードの効果で逃げました。
指輪物語-対決-3

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が、一度補足されたために、ながやんは恐怖を抱かざるを得ず、疑念に囚われてしまい、とうとう最後に補足されてしまい、逃げることも出来ずに敗れてしまいました。
これにより、指輪はサウロンのものとなり、世界はサウロンの手の中に。
指輪物語-対決-4

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今度は、いたうが闇側で、こむらさんが善側でプレイしました。
いたうは鉄則通りにバルログをモリア坑道に置きましたが、そこでボロミアと相討ちに。
そして、ここからこむらさんとの読みあいに。
一進一退の「消耗戦」に持ち込まれました。
しかも、フロドの位置はまだ掴めず。
こうなると、闇側は苦しいです。
指輪物語-対決-5

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最後の最後の局面です。
中央右側の白いコマが、フロドとサム。
下の白いコマは、ガンダルフです。
フロド以外がモルドールに到着しても意味はありません。
逆に、上のホビット庄に黒のコマが3つ到達すれば、闇側の勝ちです。
ここで。
白の手番。
必ず一つを前進させなければならないので、サムかフロドのどちらかを前進させなければなりません。
そして、黒の手前のワーグがその「前進してきたコマ」を狙うのか、それとも「残ったコマ」をフロドと思い、そちらに狙いを定めるのか、という二択状態になりました。
これが的中した方が勝ち、という究極の状態です。
悩みに悩んだこむらさんは、コマを動かしました。
うごかしたコマがフロドなのか、サムなのか。
いたうも悩んだ末、「残った方」がフロドだと思い、山を進みました。
そして…。
指輪物語-対決-6

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いたうの予想は、外れました。
フロドは見事に闇側の裏をかき、無人の野を駆けて、モルドールへ。
そして、指輪を火口に捨てて、世界は救われました。
指輪物語-対決-7
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(感想)
やっぱり、二人用の傑作だと思います。
手札の「資源管理」と、ブラフの掛け合いなどの心理戦。
丁々発止のやり取りと絶妙な勝利条件とキャラの立ち具合と原作の雰囲気と、最高だと思います。
今度はデラックス版でやってみたいと思います。


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【バトルライン】
残った時間で、これまた二人用の傑作のバトルラインを。
初めてプレイしたこむらさんが、フラッグを3つ連続で獲得し、こむらさんの勝利。
お見事でしたm(_ _;)m
バトルライン1
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この日はこれでお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします(・∀・)!


【2014年観戦記録】
143試合目:ヘルタ・ベルリンvsブレーメン
144試合目:バイエルン・ミュンヘンvsヴォルフスブルク
 

大分日が経ちましたが、平日ゲーム会の模様をご報告します。

この日は、4人でプレイしました。


【ヴィニョス】
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まずは、以前からやりたかったワイン農園経営ゲームの「ヴィニョス」をプレイしました。
ポルトガルの各地方にブドウ畑を建て、倉庫を建てて熟成させ、熟成技師を雇って美味しいワインを造り、それを海外に輸出したり、地元のホテルやバールやレストランに売ったり、ワインの品評会に出品してブランドの価値を上げたりしていき、6年間で一番名声を高めたワイン園が勝利します。

いたうの農園ボードです。
4つの畑を保持することができます。
ポルトガルの各地域(8つ)には、白と赤のワインの木があり、そのうちの4つまでしか建てられません。
つまり、同じ地域のワインの白と赤をそれぞれ造ろうとしたら、それで畑が埋まってしまうのです。
それぞれの畑には特色があって、高く売れる地域、品評会に強い地域など、色々あります。
ヴィニョス1

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ごちゃごちゃと情報量が多いボードですが、中央の9分割のマスがアクション選択ボードです。
左が品評会エリア、画面左上が銀行預金エリア、右上が輸出エリア、左下がワイン評論家エリアです。
評論家に安物でも良いのでワインを贈ると、追加のアクションや、終了時にボーナス点がもらえるようになります。
アクションは通常では12回しかできないので、この評論家アクションを利用するのは、勝利への近道だと思います。
ヴィニョス2

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いたうは品評会重視でいきました。
ながやんは、輸出をしてゲーム終了時にボーナスの勝利点を獲得する方針。
ソーマさんは追加アクションを多めに使用していました。
こむらさんは、途中からアクション多いほうが有利→安くても良いからワインの「数」が大事と、積極的にワイン畑を建てていき、中盤から加速していきました。
ヴィニョス3

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最終ラウンドで、こむらさんがこの時のために「育てていた」輸出用の高いワインなどを複数輸出し、勝利点を稼ぐとともに、品評会でも1評価点上回ってトップとなるなど、独走しました。
いたうは、最終的に「預金してもすんごい勝利点が手に入るじゃん」と、預金をするなどして、2位でした。
20点近く離されましたが…(T-T)
3位はソーマさん、4位は少しの差でながやんでした。
ヴィニョス4
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(感想)
いやあ、素晴らしいゲームでした。
モロに経験地の差が出る類のゲームだとは思いますが、題材とシステムがこれほど合致したゲームもなかなかないと思いました。
他のところではものすごく時間がかかると書かれていたので身構えていましたが、ルール説明こそ時間がかかりましたが(40~50分)、プレイ自体は2時間弱で終わりました。
最大人数の4人ではありましたが、基本たった12アクションなので、よほど長考しなければ、2時間ちょっとで終わるものと思われます。
たった12アクションなので、「最適解」などがありそうですが、ワイン農場を経営している気分に浸れるので、楽しいと思います。
またやりたいと思います。


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【コロッサル・アリーナ】
残った時間で、途中から観戦に来たshingoを加えて何かやろうということで、コロッサル・アリーナを出してきてプレイしました。
途中でルール適用が間違ってるということで仕切りなおしてもう一回やりました。
コロッサスアリーナ2
これもこむらさんの勝利でした。
「ビッドもの」って、システム的にもゲーム的にもなかなかに難しい題材のような気がしています。
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この日はこれで解散となりました。
ここからいたうをはじめ、皆さん忙しくなるということで、しばしの中断期間となりました。
来ていただいて皆さん、本当にありがとうございました。

「平日ゲーム会」は、来週からまた再開いたします。
みなさん、よろしくお願いしますー(・∀・)

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