この日は4人での開催となりました。
いたう以外の参加者が電力会社を希望したので、初プレイのつしまさんを踏まえ、比較的オーソドックスなフランスマップをプレイしました。
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【電力会社】(フランスマップ)
フランスマップの特徴は、何といっても、設備できる都市を3つ持つ大都市パリです。
3つの設備を送電コストなしに接続できるのは、かなりの強み。
なので自然にパリに置いたプレイヤーvsそれ以外という感じになります。
いたうが青、ながやんが緑、つしまさんが赤、こーさんが黄色です。
初期配置です。
設備配置フェイズで第一プレイヤーになったつしまさんがパリを占拠。
一つ残すメリットも少ないので、一気に3つ建てました。
南西部を伺うようにいたう(青)が布陣、こーさん(黄)が東部と南東部は俺のもんだと主張するかのように、東部に設立しましたが、ながやん(緑)がそれを咎めるように(囲碁用語)、その頭をオサエに来ました。
いたう(たち)は、てっきりパリの北西部に建てるかと思ったのですが、この画像を見て振り返ってみるに、こーさん(黄)とつしまさん(赤)に睨みを利かせた(囲碁用語)なかなかの手ではなかったかな、と思いました。
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次のラウンドは、いたう(青)とつしまさん(赤)は建設数を増やさずに「しゃがみ」ました。
当面早く抑えなくても良かったという理由もありましたが。
こーさん(黄)は、ながやん(緑)が抑えた所の、さらにその先の東部の端や北東部へ行く、という選択肢もあり(そうなれば真っ向勝負となりますが…)、しばらく考え込んでいました。
そして、冷静な、しかし重厚な南部への拡大という一手を選びました。
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まだ3ラウンド目です。
しかし、発電所市場に10~20台の発電所が出てこず、何と3ラウンド目にして「30」のゴミ発電所が、登場したのでした。
この発電所の発電力は6であり、最後まで使える発電所です。
しかし。
30エレクトロの出費はイタイ。
しかも、一旦これを保持すると、手番順で後手番を余儀なくされます。
よくよく考えた上ではありましたが、いたう、こーさん、ながやんはこれをスルー。
つしまさん(赤)はこれを購入しました。
しかしこの発電所が、勝負の少なくない部分を左右しました。
勝負のアヤ、その1でした。
ながやん(緑)、こーさん(黄)は、手番順のことまで気を配り、発電所もなるだけ数字の低いものを購入していたように思いました。
この点も、勝負のアヤの一つであったように思います(今振り返れば)
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いたう(青)も、手番順を考慮してつしまさん(赤)の後ろをぴったりと付いて離れないように、追い越さないように都市数を積み上げていきます。
いたう(青)は周りに競争勢力がいないので、この時点では悠々としたものでした。
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みんなで6都市で並びました。
7都市目を建てると、第2ステップへと進行し、都市の2つ目のところに建設できるようになるので、その順番をうかがう展開になります。
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ここでいたう(青)が、待ってこーさん(黄)が立て直す時間を与えるのは得策ではないと(南部からパリをうかがう可能性もあったように感じたもので)、パリをながやん(緑)に獲らせる覚悟で、7都市目を建設し、第2ステップへ。
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ここからは各プレイヤーが持てる資金を一斉に投入し、複数の都市に電力設備を建設していきました。
いたうはここからは「終局」から逆算した絵図を描き、それを以下に実現していくかに注力していきました。
そして、ここで異変が。
これから設備を建て、電力を通して多額のお金を稼ごうとした矢先、序盤で高めの発電所が出た弊害が、今、襲ってきました。
めくられてもめくられても、出てくるのは10~20台の出力不足の発電所ばかりで、今この状況ではとてもではないが購入することは考えられないものばかりが、市場に並びました。
そのために被害を被ったのが、発電所を低いのを複数並べていたながやん(緑)とこーさん(黄)でした。
出力が5~6の欲しい発電所は並んでおらず、かといってパスしてしまえば競りには参加できず。
歯軋りするシチュエーションとなってしまっていました。
ここまで極端だったのは、初めてだったと思います。
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「勝負を決めるなら、ここしかない」
ながやん(緑)とこーさん(黄)が、発電所が整っておらず、一番資金が潤沢だったつしまさんも、発電力が16発電力しかない、今このターンで、17都市を建てて17都市に発電すれば、決まる。
しばらく前からそう思ってそれだけを狙っていたいたう(青)でした。
が、一つの誤算が、いたうを襲いました。
石油の高騰です。
いたうの発電所は3つのうち2つが石油を大量に使う発電所だったために、石油高騰の煽りをまともに喰らってしまいました。
一つでも、原発があれば…、と心の中で何度も叫びましたが、叫んでもしょうがないので、涼しい顔でいましたが。
この石油の高騰で、17都市目を建てるだけの資金に僅かに足りず、ゲームを終了させることが出来ませんでした。
ここで、この時点で、勝利が、いたうの手をすり抜けたのでした。
その次のラウンドで、18都市勝負に持ち込みましたが、つしまさん(赤)も18都市を建て、18都市に供給。
同じ供給数でしたので、手持ちの資金勝負に。
いたうの残った資金は、10エレクトロ。
つしまさんは、50エレクトロ以上でした。
そのため、つしまさんが初プレイで勝利されました。
序盤で買った「30発電所」のおかげで支出を抑えることが出来ていたのです。
お見事でした!
いやあ、ナイスゲームでした。
負けたものの、清々しさが残った、非常に締まった一戦でした。
この日はこの一戦だけでお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!
【2014年観戦記録】
165試合目:川崎Fvs仙台
166試合目:シャルケ04vsドルトムント
167試合目:リヴァプールvsエヴァートン
168試合目:千葉vs東京V
169試合目:日本vsヴェトナム(女子、アジア大会2014)
いたう以外の参加者が電力会社を希望したので、初プレイのつしまさんを踏まえ、比較的オーソドックスなフランスマップをプレイしました。
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【電力会社】(フランスマップ)
フランスマップの特徴は、何といっても、設備できる都市を3つ持つ大都市パリです。
3つの設備を送電コストなしに接続できるのは、かなりの強み。
なので自然にパリに置いたプレイヤーvsそれ以外という感じになります。
いたうが青、ながやんが緑、つしまさんが赤、こーさんが黄色です。
初期配置です。
設備配置フェイズで第一プレイヤーになったつしまさんがパリを占拠。
一つ残すメリットも少ないので、一気に3つ建てました。
南西部を伺うようにいたう(青)が布陣、こーさん(黄)が東部と南東部は俺のもんだと主張するかのように、東部に設立しましたが、ながやん(緑)がそれを咎めるように(囲碁用語)、その頭をオサエに来ました。
いたう(たち)は、てっきりパリの北西部に建てるかと思ったのですが、この画像を見て振り返ってみるに、こーさん(黄)とつしまさん(赤)に睨みを利かせた(囲碁用語)なかなかの手ではなかったかな、と思いました。
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次のラウンドは、いたう(青)とつしまさん(赤)は建設数を増やさずに「しゃがみ」ました。
当面早く抑えなくても良かったという理由もありましたが。
こーさん(黄)は、ながやん(緑)が抑えた所の、さらにその先の東部の端や北東部へ行く、という選択肢もあり(そうなれば真っ向勝負となりますが…)、しばらく考え込んでいました。
そして、冷静な、しかし重厚な南部への拡大という一手を選びました。
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まだ3ラウンド目です。
しかし、発電所市場に10~20台の発電所が出てこず、何と3ラウンド目にして「30」のゴミ発電所が、登場したのでした。
この発電所の発電力は6であり、最後まで使える発電所です。
しかし。
30エレクトロの出費はイタイ。
しかも、一旦これを保持すると、手番順で後手番を余儀なくされます。
よくよく考えた上ではありましたが、いたう、こーさん、ながやんはこれをスルー。
つしまさん(赤)はこれを購入しました。
しかしこの発電所が、勝負の少なくない部分を左右しました。
勝負のアヤ、その1でした。
ながやん(緑)、こーさん(黄)は、手番順のことまで気を配り、発電所もなるだけ数字の低いものを購入していたように思いました。
この点も、勝負のアヤの一つであったように思います(今振り返れば)
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いたう(青)も、手番順を考慮してつしまさん(赤)の後ろをぴったりと付いて離れないように、追い越さないように都市数を積み上げていきます。
いたう(青)は周りに競争勢力がいないので、この時点では悠々としたものでした。
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みんなで6都市で並びました。
7都市目を建てると、第2ステップへと進行し、都市の2つ目のところに建設できるようになるので、その順番をうかがう展開になります。
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ここでいたう(青)が、待ってこーさん(黄)が立て直す時間を与えるのは得策ではないと(南部からパリをうかがう可能性もあったように感じたもので)、パリをながやん(緑)に獲らせる覚悟で、7都市目を建設し、第2ステップへ。
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ここからは各プレイヤーが持てる資金を一斉に投入し、複数の都市に電力設備を建設していきました。
いたうはここからは「終局」から逆算した絵図を描き、それを以下に実現していくかに注力していきました。
そして、ここで異変が。
これから設備を建て、電力を通して多額のお金を稼ごうとした矢先、序盤で高めの発電所が出た弊害が、今、襲ってきました。
めくられてもめくられても、出てくるのは10~20台の出力不足の発電所ばかりで、今この状況ではとてもではないが購入することは考えられないものばかりが、市場に並びました。
そのために被害を被ったのが、発電所を低いのを複数並べていたながやん(緑)とこーさん(黄)でした。
出力が5~6の欲しい発電所は並んでおらず、かといってパスしてしまえば競りには参加できず。
歯軋りするシチュエーションとなってしまっていました。
ここまで極端だったのは、初めてだったと思います。
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「勝負を決めるなら、ここしかない」
ながやん(緑)とこーさん(黄)が、発電所が整っておらず、一番資金が潤沢だったつしまさんも、発電力が16発電力しかない、今このターンで、17都市を建てて17都市に発電すれば、決まる。
しばらく前からそう思ってそれだけを狙っていたいたう(青)でした。
が、一つの誤算が、いたうを襲いました。
石油の高騰です。
いたうの発電所は3つのうち2つが石油を大量に使う発電所だったために、石油高騰の煽りをまともに喰らってしまいました。
一つでも、原発があれば…、と心の中で何度も叫びましたが、叫んでもしょうがないので、涼しい顔でいましたが。
この石油の高騰で、17都市目を建てるだけの資金に僅かに足りず、ゲームを終了させることが出来ませんでした。
ここで、この時点で、勝利が、いたうの手をすり抜けたのでした。
その次のラウンドで、18都市勝負に持ち込みましたが、つしまさん(赤)も18都市を建て、18都市に供給。
同じ供給数でしたので、手持ちの資金勝負に。
いたうの残った資金は、10エレクトロ。
つしまさんは、50エレクトロ以上でした。
そのため、つしまさんが初プレイで勝利されました。
序盤で買った「30発電所」のおかげで支出を抑えることが出来ていたのです。
お見事でした!
いやあ、ナイスゲームでした。
負けたものの、清々しさが残った、非常に締まった一戦でした。
この日はこの一戦だけでお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!
【2014年観戦記録】
165試合目:川崎Fvs仙台
166試合目:シャルケ04vsドルトムント
167試合目:リヴァプールvsエヴァートン
168試合目:千葉vs東京V
169試合目:日本vsヴェトナム(女子、アジア大会2014)