いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

2015年02月

この日は3人での開催の予定でしたが、今年一番の暴風雪のために道路が大渋滞。
市外から来る予定だった方が渋滞に巻き込まれ参加を断念したため、2人での開催となりました。
で、何をやろうかとなったところ、最初Hannibalをやろうかなと思ったんですが、アンドールの箱を見た瞬間、やりたくなってしまい、アンドールの伝説をやることになりました。

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【アンドールの伝説】シナリオ3
シナリオ3は一回クリアしたことがあったんですが、一年くらい前なので、ルールを思い出すためにもと、シナリオ3からやることにしました。
シナリオ3はランダムシナリオになっていますので、何度でも楽しめるシナリオです。
アンドール26

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いたうは魔術師。
ながやんはドワーフでやりました。
魔術師いたうは、ながやんを援護すべく、遠く離れていてもアイテムを受け渡しできる鷹を購入しました。
鷹、好きです。
賢いですし、一生懸命ですし。
かわいいです。
アンドール27

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ながやんは、城の北の海岸から押し寄せてくる怪物(ゴル)に対処すべく、立ち向かいました。
アンドール28

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しかし、ながやんドワーフといえども、単体では苦しい。
なので、いたうも予定を変更して応援に行くことに。
その間にながやんは意志力(通称ガッツ。HPのようなもの。HPと基本戦闘力を一つにまとめたスマートなシステム)を補充しに井戸へ。
その間にいたうも霧を探索したら(小イベントがある)、一発目で魔女と遭遇。
魔女の薬を貰いました。
アンドール29

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そして、まずは東側のゴルに二人で殴りかかります。
アンドール30

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さすがに二人で協力すると楽。
両方のゴルを倒した瞬間です。
倒した後、ふと顔を上げて先を見ると。
…むっちゃいるやん…(軽く絶望)
そして、共同で戦闘したことで進んだ時間と、モンスターを倒したことで進んだ時間トラック(画像一番奥の白いコマ)。
そうなんです。
モンスターを倒せば倒しただけストーリーが先へ進み、終末が近づいてくるのです。
何を倒して、何を見過ごすのか。
かなり悩ましく、本当に素晴らしいシステムです。
アンドール31

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しかし我ら光の戦士は諦めない。
いたうは結婚式を挙げたい村人カップルを「歌う樹」に届けなくてはならない「使命」でした。
ながやんの「使命」は、「歌う樹」にいるモンスターを「ドワーフながやんが参加して」倒さなければならないというもの。
いたうの向かおうとしている「歌う樹」のエリア(画像左上)に、星トークン付きのゴルが…。
ということは、二人とも「歌う樹」に向かわなければならず、その間は城を目指してくるモンスターを全くケアできないということになるのでは。
おい。
(これ、詰んでないか…?)
アンドール32

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脚が速く、そして凶暴で怖いヴァルドラク(黒い犬。ティ○ダロスの猟犬)は、城に到達。
2人プレイなので、3体までは、大丈夫。
4体目が城に突入した瞬間、アンドール城は陥落し、プレイヤー側の敗北になります。
アンドール33

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ソラルド王子登場。
王子は王子で自分の宿命を持っています。
が、ここは協力していただきました。
これほど雑に扱われ、「パートタイム王子」などと言われる不憫な王子(一定期間で退場してしまう)もいないんじゃないでしょうか。
村人は安全地帯(モンスターの進路になっていないエリア)に退避させています。
アンドール34

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ここでながやん、残り少ない時間を費やし、ドワーフの武器屋のいるエリアへ行き、これまでパーティが稼いだ資金をブッコみ、攻撃力を最大にまで上げました。
ぶっ壊れています。
これがドワーフの醍醐味です。
アンドール35

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そして話し合い、隣接してれば殴れる(移動時間の短縮)ことを考え、弓も購入しました。
アンドール36

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いたうは一個のダブりもなく、ルーン石を3色集め、強大な魔力を得ました。
振れるダイスが黒ダイス(6~12)になりました。
もともとどんなに意志力を上げてもダイス一個しか振れなかった魔術師にとって、これは最も相性の良い「武器」と言っても良いと思います。
アンドール37

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しかし。
全力を尽くしましたが、間に合わず。
城が陥落することが確定し、プレイヤー側の敗北となりました…。
アンドール38

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【アンドールの伝説】シナリオ3(2回目)
しかし、落ち込んでる二人ではありません。
目を輝かせて再プレイのために準備をし始めました。
キャラを代えようかとも思いましたが、悔しいのでこのままで。

今回の使命は、魔術師いたうが「2体のモンスターを倒す」、
ドワーフながやんが「村人一人をマップ東端(画像上)のエリアに連れて行く」ことでした。
先ほどとは見違えるほど「緩い」使命に感じました。
まずは、村人が通れる「道」を切り開くために、道を塞いでいるモンスターに限定して倒すことにしました。
アンドール39

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ドワーフながやんがまた攻撃力を上げようと鉱山を目指した途中に、ルーン石3個が落ちていて。
開けると、これが3色揃っていたりして!
この配置のダイスを振ったのは、ながやん自身。
見事です。
アンドール40

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すかさず、鷹を買ういたうw
もちろん、ルーン石を貰うためですw
美しき連携プレーです。
アンドール41

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そうしてる間にも、着々と道を切り開いていたところ。
村人を「安全地帯」に避難させておいたところ、イベントでそこのエリアにモンスター登場。
モンスターと同じマスにいた場合は即座に退場となってしまうので、村人Aは退場。
もう一人は、西端(画像下側)にいる村人Bだけ…。
楽な展開のために致命傷にならないとはいえ、遠い…。
アンドール42

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そして、やっとこさ道が開けた!と思ったら、そこを塞ぐように登場するモンスタータイルを引いてしまったり…。
このゲーム、中に神さまがいる!!と本気で思ってしまった瞬間でした。
アンドール43

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しかし、攻撃力を増したドワーフと、フリーザ化した魔術師に立ち向かえる敵は存在せず。
悠々と山越えへと導いたドワーフながやん。
二人が宿命を果たしたことにより、「真の敵」が、見えました。
アンドール44

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今回は、強化されたトロールでした。
しかし、これも一瞥してニヤリと笑い、まるでレタスを割る方が楽、とでもいった風情で倒しました(嘘です。結構つらかったです)
アンドール45

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トロールを倒し、記念写真。
やりました!
クリアしましたよ!!
アンドール46

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【アンドールの伝説】シナリオ4
ここでお開きでも良かったんですが、「失敗しても良いから触れておきたい」ということでシナリオ4へ進んだ一行。
マップを裏返し、炭鉱や地下世界のマップが姿を現しました。
これだけでも興奮ものです。
子供の頃に戻ったようにワクワクするおっさん二人。
アンドール47

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シナリオの目的は、金貨や宝石を一定数以上集めること。
物語の概要を聞き、これは楽勝だとニヤニヤしながら炭鉱の入り口まで敷き詰められている「霧」を開けていくいたう&ながやん。
今思えば、甘い、甘すぎた。
小金を拾い集めたり、攻撃力が1上がったりなどしていたら。
霧を開けたら。
モンスター登場!?
そうだ、これがあるのを忘れてた(つД`)!
哨戒に出ていたと見えて、モンスター(ゴル)は雄叫びを上げて警戒を促します。
…鉱山の中のモンスターたちは、戦闘態勢へと移行しました…。
やばいやばい。
モンスターが続々と起き出してきて、鉱山に落ちている宝石をみるみるうちに回収していきます。
しかも、最深部に到着されると、終末までの時間が短くなっていくのです!
…おい。
ヤバいんじゃないか?
これ以上拾われるとクリアできなくなるっ…!
急いで鉱山に突入したいたう&ながやん。
アンドール48

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そこへ、炎が!?
火口へと繋がる道から炎が噴き出し、英雄たちを襲います。
いたうが通り道からは外れたところにいて助かりましたが、ながやんが直撃されてしまい。
盾を持っていたので助かりましたが、盾も長くは保ちません。
アンドール49

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迫り来るモンスターの脇をすり抜け、奥へと突き進むいたう&ながやん。
宝石を集められるだけ集めたけれど、クリアに程遠い分しか集められず。
ならばと、モンスターを倒して金を得て何とかするしかありません。
なので、奥に陣取る強化されたモンスターを倒しに向かいました。
アンドール50

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現状では、五分五分。
ながやんがゾロ目を出さないとモンスターにダメージがいきません。
頼む、ながやんっ!
と、ここでながやんが3連続で1と6を出すことに成功!
1と6があれば、いたうの能力で1の目を裏返して6にすることが可能なので、ゾロ目にすることができます。
このながやんの頑張りがあり、何とか倒すことに成功しました。
アンドール51

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しかし。
いたうたちの敗北です。
1ターン足りませんでした。
って、最初の霧を開けている分の時間じゃないかー(つД`)
アンドール52

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(感想)
やはり最高です。
友達とやっても楽しめるし、家族とでも、子供たちとやっても楽しめる。
TRPG含めたテーブル(アナログ)ゲームの本質的な面白さの「一つ」を抽出して凝縮したようなゲームだと思いました。
これだけシステマチックなのに、「システムに遊ばされてる」感じも不思議と感じないですし。
多分、シチュエーションや秀逸な演出なども影響しているのだろうと思います。
これは一家に一個あっても構わないゲームだと思います。


これにてこの日のゲーム会はお開きとなりました。
付き合ってくれたながやんには、感謝しかありません。

またよろしくお願いしますー(・∀・)


【2015年観戦記録】
19試合目:バイエルンvsハンブルガーSV

この日は5人での開催となりました。
この日はカヴェルナでした。
結構リクエストが出ます。
もう一回やりたくなりますよね。
わかります。

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【カヴェルナ】
ナオミさんが初プレイだったので、インストして開始。
いたうが青、こむらさんが緑、ながやんが赤(紅)、ナオミさんが黄色、こーさんが紫でした。
今回いたうは、「貯蔵庫」(小麦と野菜1セットが食料5になる)を獲らないでプレイし切ってみようという方針だけで臨みました。
前回は獲っても負けたんですが(^-^;)
いたうがスタートプレイヤーでした。
でも、スタPは食料少ないんだよなあ…。
結局、一番多い木を獲るだけになりがちだし…(^-^;)
カヴェルナ8

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その後スタPを奪われ、3~4番手に。
こうなると苦しい。
しかも、いたう(青)の周りがこーさん(紫)とこむらさん(緑)に座られ、良い感じで締め上げられます。
いたうは早めにリビング(子供(ワーカー)を増やす部屋)を建てないとと思い、早めに建てましたが、子供を産むアクションが良い感じに先に獲られ、結局はリビングを早めに建てたアドバンテージも消えさせられてしまったり…(´・ω・`)
カヴェルナ9
ふむう。
これは出遅れている…。
やばいと、感じ始めました。

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ワーカー(家族)が4人になっているので、多分6~9ラウンドくらいのマイボードだと思うのですが。
このまま普通なことやっていてもダメだと(後追いになるだけだから)、いたうは宿泊室(「どちらか~/または~」という文面を、「そして~/または~」として扱う。要するに、両方プレイできる)を、買ってみました。
イマイチ使いどころがありそうでない気もしたんですが、今回はこれと心中する覚悟で使ってみることに。
カヴェルナ10

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そしたら、いたうひらめきました。
部屋を作って子供をその場で増やしたり、ルビー鉱脈を「2個」一気に置いたり(勝利点8点にルビーまでゲット)、探索と種まきを一気にやったりして、先頭プレイヤーとの差をどんどんと縮めることに成功しました。
食料は、動物や野菜を積極的に集めることで何とかしました。
でも、いやあキツい(@_@;)

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ゲーム終了。
終了時のいたうの盤面です。
見事に資源を使いきっての、この盤面。
出来栄えは、この展開では90点くらいでしょうか。
今振り返るに、ワーカーは4人で良かったかも。
その分で空いたリビングのスペースに何か他の得点源の部屋を建ててればどうなったのかなあと。
カヴェルナ11
資源を使い切るのは、いたうの得意とするところなのでしょうか。
昔、アーマード・コアやっていた時も、エネルギー消費の管理が難しい機体を使っていて一度もオーバーヒートさせなくて、エネルギー管理が上手いと言われたことがあったのを思い出しました。
最終ラウンドは集めに集めたロバちゃんを4匹いただいて凌いだんですが、残しておきたかったなあ。
ありがとう、ロバちゃん。
ロバちゃん集めるのは効率が良いですね(2匹で3食料)
77点で1位。

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こむらさんの盤面。
いたうの下家ということで、終始苦しそうで、頭を抱えたり苦しい呟きが終始聞こえていました(^-^;)
でも、そこはさすがに談話ルーム(リビングの数だけ食料をもらえて、終了時はリビングの数ごとに4点!)を獲って得点を最大限伸ばしたりして追いついてきていました。
通常では手に入らない牛をこれだけ手に入れているのも見事です。
71点で3位でした。
カヴェルナ12

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ナオミさんの盤面。
初プレイということでやはり難しさはあったと思いますが、ながやんがスタPを獲った時間が長かった影響で探索(冒険)などで稼いで点を伸ばしていました。
後半はワーカーを増やしたいたうたちと差が広がった印象がありました。
57点で4位でした。
カヴェルナ13

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ながやんの盤面。
今回はスタPを意識して獲りに行っていました(これにはいたうはかなり苦しめられました…(つД`))
そして、スタP獲得からの初手、ルビーを払っての「レベル4探索」。
これが爆発していました。
ただ、ちょっとルビーを集めるのに重きを置きすぎて、得点が伸びなかった印象がありました。
あと、ワーカー不足に終始悩んでいたように感じます。
49点で5位でした。
カヴェルナ14


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4対のワーカー全てが武器持ちと、武闘派一家でありました。
しかし、いたうに武器庫(武器持ちのドワーフ一人につき3点)を先に奪われ、突っ伏していました。
あとは、終始「カップルリビング買わなきゃ良かった~」と発言していました。
しかし、空きはあるものの、さすがの豊かさであります。
集めて育てるのお上手なんですよねー(@_@;)
74点で2位でした。
カヴェルナ15

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スコアシートです。
1~3位は本当に僅差。
各々紙一重の差でのこの点数であったと思います。
あと、「小麦の端数は切り上げ」というのを今更知りました。
今まで「76.5点」などとやっておりました。
細かいルールが中々に多くて難儀するゲームですね。
シンプルだし流れとルールが一致しているので把握しやすいんですが。
カヴェルナ16
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(感想)
やはり面白いですね。
盤面に見えているのが全てなので(拡張早く出ないかなあ…)、競技性もリプレイ欲求もアグリコラよりも高いと思います(個人的に)
終盤も幾通りもの「得点手段」が選択肢として存在するので、最後まで緊迫度が下がることがなかったです。
アグリコラの最後の方は、「そこに打つしかない」というシーンが結構あるのとは違う気がしました。
あと、見事だと思ったのは、ルビーという資源を一個作ることで大幅にアクションや効果タイルを減らすことに成功し、窮屈さを減らすとともに(それが物足りないという人もいるかとは思いますが)、選択肢を多くすることに成功しているように感じました。
やはりこのゲームは高いですが、手にする価値はあるゲームだと思います。


この日はこれだけで時間が来てしまったので、お開きとなりました。
参加していただけたみなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)


【2015年観戦記録】
17試合目:VfBシュツットガルトvsバイエルン・ミュンヘン
18試合目:熊本vs浦和(ニューイヤーカップ)


雪深い中、この日は5名での開催となりました。
ありがとうございました。

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【新電力会社デラックス】
 「新」で「デラックス」な電力会社です。
90年代であれば、「真」と名付けられていたでしょうか。
欧州マップでプレイしました。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが灰色です。

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序盤です。
こーさん(紫)が良い発電所を獲得し、いたう(青)は石炭2個ので1都市発電の発電所を。
1都市だけだけど、今後のことを考え、いたう(青)は2都市確保しました。
shingo(赤)はパリ、こむらさん(緑)はオーストリアからイタリア、ギリシャをにらむ好立地(送電コストが押し並べて高いですが)。
こーさん(紫)がドイツの西側、たけるべさん(灰色)はちょっと認識しづらいですが、南ドイツ、オーストリアに地保を固めました。
電力68

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第2ターンです。
shingo(赤)は悠々と南下。
こーさん(紫)はいたう(青)の南下、たけるべさん(灰色)の東進を抑えるべくの一手。
たけるべさん(灰色)は「おれがやりゃあ良いんだろ」と、しょうがなくこむらさん(緑)の北を抑えました。
結果的にいたう(青)はフランドル地方からイギリスをにらむ、北方向への進出を強いられた格好です。
こむらさん(緑)は、このターンの拡張はなし。
電力69

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その後、いたう(青)は一回都市拡張しませんでした。
たけるべさん(灰色)とこーさん(紫)は、互いに見合った状態で、早く第2ステージになって欲しいといった様子でした。
いたうは効率の良い石炭発電所を手に入れたのですが、3都市で打ち止め。
電力70

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第2ステージに突入し、建設ラッシュが始まりました。
こーさん(紫)が東側(画面左側)からイギリスまで一気に進出して来ました。
こむらさん(緑)は、イタリアにも進出しましたが、拡張に苦労している様子です。
shingo(赤)は、全部自然エネルギー発電なんで、発電都市数が多くないため、都市拡張スピードがゆっくりです。
発電所の競りに多額の資金を費やしていたのかな。
端から見ていて「ラスト(15都市)に間に合うのかな」と思ってはいましたが、いたう(青)もそれどころではなく。
みなさん競り巧者なので、なかなか思うように狙った発電所を獲得できず。
いたう(青)が獲得できたのは、効率が良くない石炭発電所2つと、性能に比して番号が大きい自然エネルギー発電所1つ。
みんな25とか27とかの時に、一人だけ33発電所(石炭3つで6都市)。
同じ設置都市数では後手に回るので、かなり難しい舵取りを強いられました。
しかし。
それは覚悟の上。
結果的にではありますが、いたうの読みは当たりました。
序盤からでかい数字の発電所が出まくっていたために、いずれ数字の低い発電所が連続して出てきて大型発電所を「買いたくても買えない」状況になるなと。
そして、ここで高い金出して後手に回っても買っておかなきゃダメだなと判断し、33発電所を購入。
その後、やはりいたうの読みが当たり、場には16やら10やらが並び、誰も手を出せない状態に。
無理して買っても、もう買う権利はないため、他プレイヤーを利するだけにしかならないからです。
電力71

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魅力的な発電所が下段(将来出てくる発電所)に見えている中、ここでいたう(青)は、待っていてもしょうがない、ここは15都市で勝負を決めてしまおう(じゃないといたうに勝機はない)と切り替え、29都市を購入。
電力電力72
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そして、石炭を一気に9つ(2ターンの消費分)買い、勝負を決めようと思っていました。
下の画像で11都市。
…次で4都市建てられるかな?
電力73

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そして第7ターン(かな?)
こーさん(紫)のカウンティングで次が第3ステージに突入する公算が高いという状況で、いたう(青)は4都市を建てようとしたら、建設費が116エレクトロ。
そして手元を見たら、ぴったり116エレクトロ!
15都市を建て切り、いたうの勝利でした。
他のプレイヤーはみんな第3ステージ以降をにらんでいた中での突然のゲーム終了に驚きと戸惑いの声が。
ぴったり資金を消費し切っての単独勝利で、かなり気持ち良かったです。
電力74
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(感想)
電力会社、最高。
人類が産んだ、偉大な遺産であります。
E=mc²に匹敵する「美しさ」を持ったゲームであります。
別に勝ったから言う訳ではありませんが(笑)
今回は初めて上手くいきましたが、何でか知らないけど「1足りない」んだよなあ(笑)

ただ、いたうは「旧版とは違うもの」だと認識して臨んだので、それほど違和感は感じませんでしたが、「旧版の方が好き」という方もいらっしゃるだろうなあとも思いました。
初めてプレイするんなら、「新・デラックス」の方だとは思いました。

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【フレッシュ・フィッシュ】
同じ「緑の人」製作のゲームであります。
文字で表記するととても理解しにくいと思いますが、
4隅に出荷所があり、そこから自分の「出店までの距離」がマイナス点になります。
そして全員が4種の出店を建て切った時にゲームは終了し、マイナスが一番小さいプレイヤーが勝者となります。
最初15金持っており、これを使って出店の建設権を競るのですが、終了時に残ったお金は1金=+1ポイントともなります。
いたうが青、shingoが赤、こむらさんが緑、こーさんが紫、たけるべさんが黄色です。
フレッシュフィッシュ1
上図の○チップは、「出店予定地」です。
出店予定地は、自分の出店を建てられる権利でもあり、自分が引いた「蚤の市」(中立プレイヤーの出店扱い。要するにおじゃま店)を建てることの出来る場所でもあります。
他プレイヤーや蚤の市を通過することは出来ず、建てられて道を塞がれた場合、遠回りさせられることになります。

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このような場合、この後に赤と黄色が出店を建てた場合、青と緑の道は塞がれるので、外周に1タイルごとに-2点のタイルを置いて道を引くかしなければならなくなるのです。
なので、競りにも力がこもります。
しかも、競りは握りの一発競り。
ニクイです。
愛してます。
フレッシュフィッシュ2

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いたう(青)は画像下と右側のスタート地点からごく近いところに建てて、優位に進めています。
しかし。
残り所持金に不安を抱えています…。
フレッシュフィッシュ3

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赤が建ってしまい、塞がられてしまったいたう。
ぐぬぬ。
しかし、それを見越していたう(青)は画像右側に一個置いていたりして(悪魔の笑み)
だけど、ここの競りは熱いことになるなあ(@_@;)
フレッシュフィッシュ4

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ゲーム終了時です。
いたうは先ほどの画像上側の競りで全ての資金を費やしてしまい、(当然妨害してくるんで)左側のキャンディーで大幅に遠い距離に建てさせられてしまい…。
結果として、いたうは-26くらいで3位だったかな?
トップは-13という圧倒的な点数でこーさん(紫)でした。
フレッシュフィッシュ6

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(感想)
面白いです。
最初に聞いた時はルールが本当に頭に入ってこないんですが、これも競りと場所の取り合い、リスクとリターンの見極め、程よいランダム要素と濃厚な読み合いがてんこ盛りです。
まだ説明していませんでしたが、「1区画(3~5エリア)」に一定数(1~2)店が置かれると、他の出店予定コマが吹き飛ばされるというのも、良いスパイスとなっています。
時間もルール説明入れても1時間30分程度だと思いますし。
「握り競り」ではこれが一番面白いんじゃないんでしょうか、と思ったほどです(モダンアート未プレイ)

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【マギアレーナ】
前に「イカサマージ!」として世に出たものだとか。
「コロッサル・アリーナ」のように、場に並べられたモンスターに賭けて、その後に強化魔法や弱体魔法などをかけ、最後に残ったモンスターに賭けていたプレイヤーが配当金を貰い、終了時に一番お金を持っていたプレイヤーが勝者となるゲームです。
マギアレーナ1

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最終ラウンド。
「2番」のピクシーが突如ドラゴンに変化し、いたうを含めた数人がその直後に崩れ落ちました。
マギアレーナ2

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(感想)
面白いです。
コロッサルアリーナよりも分かりやすく、ルールの納得性も高いです。
あと、モチーフとプレイ感が合っているのも、非常に好印象でした。
小気味良くて鉄火場の雰囲気もありますし、これは良いゲームだと思いました。


この日はこれでお開きとなりました。
遠い中、忙しい中お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!

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