いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

2017年01月

今年一発目のゲーム会。
4人での開催となりました。

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【テラフォーミング・マーズ】
まずは、たけるべさんの手により日本語化されたテラフォーミング・マーズをプレイしました。
プレイヤーは企業体となり、火星に微生物を増やして酸素を増やしたり、植林したり、気温を上げるために地下熱水を噴き上げたりしたり、他の惑星から二酸化炭素を輸入したり、巨大反射鏡を衛星軌道に設置してエネルギー(電力)をまかなったりして、火星の「地球化」に最も貢献した人が勝利します。

我々全員初プレイでしたが、拡張も入れて、カードもドラフトでやるなど、「全部入り」でプレイしました。
テラフォーミング・マーズ1 (1)

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第1ターンから、ナガイさん(赤)が火星に核を落としました。
利点もあるんですが、勝利点が‐2されました。

いたうは木星に本拠を置く会社で、木星のシンボルが付いたカードをプレイする度に収入が上がるという会社でした。
テラフォーミング・マーズ1 (2)

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ただ。
序盤から中盤で、テーブル向こうのたけるべさん(青)とナガイさん(赤)が順調にコンボを整え、何をやってもボーナスが付いたり、タダでカードをプレイできるようになったりと、やりたい放題(´・ω・`)
いたう(黒)とこむらさん(緑)は、コンボどころかカードのプレイ数回であとはターンから抜けるといった状況。
いたうなんて、6ターンまで一度もテラフォーミング化に貢献しなかったという有り様(´・ω・`)
何の保護も規制もなしのむき出しの自由競争社会の厳しさを味わいました。
テラフォーミング・マーズ1 (3)

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終盤近く。
いたうは「首都」や「メガポリス」(街をくっつけるように置いて巨大な一つの街を形成する)などを建てて、収入だけはトップクラスになりました。
あとは、毎ターンチマチマと「クマムシ」(クマムシトークン4つで1勝利点)トークンを一つずつ置いていくなど、地味な展開でした(´・ω・`)
テラフォーミング・マーズ1 (4)
でも、楽しい。

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ゲーム終了近く。
トップは終始コンボを回し切ったナガイさん(赤)が勝利。
僅差でたけるべさん(青)。
大きく引き離されて、いたう(黒)とこむらさん(緑)が数点差という展開でした。
テラフォーミング・マーズ1 (5)
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クマムシかわいい。
あったかいんだからぁー。
テラフォーミング・マーズ1 (6)
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(感想)
カード200枚近くが全てユニークカード(1枚ずつ)という構成で、獲得したカードを眺めるだけでワクワクしてきます。
男の子が大好きなテーマと、そしてシンプルなシステムです。
その楽しさは、レース・フォー・ザ・ギャラクシーや昔のアウトポストとかに似ている気がしました。
結果は惨敗だったけれど、ちっともムカつかず、もう一回やりたいなと思ったゲームでした。
これは大事なことだと思います。

「黄金時代」(Quined Games 2014)のような、先に手番を終えて先にパスをした(せざるを得なかった)プレイヤーに、誰かがプレイをして再び手番が回ってきた時にお金なり資源が手に入るようなシステムを入れれば、トップとの差が縮まりやすくなるのかなあと感じました。
上記のシステムを入れたところで、システムが煩雑になることはないと思いますし。
ヴァリアントで考えてみようかなあ(^-^;)

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【アクワイア】
次に取り出したのが、アクワイア。
なんと、こむらさんもナガイさんも未プレイだったとのこと。
それはいけない(棒、早速プレイしなくては(棒
アクワイア7 (1)
いたうの初期の配牌はほぼ最悪。
しかもいたうが置いたタイルを使われてホテルチェーンを設立されましたし。
…どうすっぺかなあ。

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全てのホテルチェーンが配置された直後。
このどれの合併にも絡めるタイルも1枚もなし。
だが、ここからですよ…。
アクワイア7 (2)
この後、引くタイルに恵まれ、合併直後に再設立させるなどして設立ボーナスの株をゲット。
終盤にコンチネンタルの株を保持したために、再設立できないようにタイルを置かれてしまい、株がゴミと化してしまい、あわやたけるべさんに逆転されるところまで行きました…。
だけど、そのまま最初のリードを保ち、いたうが勝利しました。
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(感想)
やはり最高。
人生(ゲーム)にとって大事なものはアクワイアに詰まってる。
正月はアクワイアをプレイしなければ歳が明けた気がしませんねw
ボードが10×10になった新版というのも出るそうですが、どうなんでしょうか。
楽しみです。


この日は以上でお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします(・∀・)! 

先日ちょっと書いた、間違えてプレイしたルールが存外に面白いと思うので、ご紹介したいと思います。

ヴァリアントルールはシンプル。
・引いた数字タイルを手元の数字タイルに隣り合う場所に入れた場合(連番でなくて良い)、もう1手番プレイできる。
これだけです。

プレイ時間が短縮されますが、ジレンマもオリジナルルールよりもあります。
何より素晴らしいのが、「どんなに残りタイル数で引き離されてても、逆転の可能性が誰にでも存在する」ということです。
正式なルールだと、「偶然に連番を引いた人がそのままの差で逃げ切る」ことが多いような気がしたので(追いつくのも「偶然引く」のを待つだけ(?))、こちらの方が好みです。

山から引くのか、手元を入れ替えるのかの選択にジレンマとスリリングさがグンと増しているヴァリアントです。
面白いです。
一度お試し下さい。

2016年のゲームランキングを発表します。

(殿堂入り)
電力会社
Hannibal
War of the Ring 
指輪物語-対決-
カヴェルナ
アブルクセン

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特別賞:コンプレット(※最高に面白かったが、ルールを間違ってプレイしていたため)
1位:デウス(殿堂入り)
2位:ナビゲーター
3位:蒸気の時代
4位:江戸幕府の黄昏
5位:デッド・オブ・ウィンター
6位:ゲシェンク
7位:ナショナルエコノミー
8位:コンコルディア(サルサ拡張入り)
9位:パンデミック:レガシー
10位:ラブレター:ホビット
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でした。

デウスはマルチ的なゲームでは最先端に位置しているゲームではないでしょうか。
・領土面積的に負けていても、脱落しない。それどころか細くない勝利への道が用意されている。
・適度な勝ち筋の豊富さと適度なインタラクティブ
・手札管理、リソース管理に集中できるルール分量
・派手でありながら破綻していないカード能力とコンボ
・インスト込みで2時間という時間に収まりながら、もの凄く濃密なプレイ濃度
・複数プレイに耐えられる強度
これらを兼ね備えているゲームを他に知りません。

とにかく、お持ちならプレイしていただきたい。
誰かがプレイするよと言ったなら、ぜひ参加していただきたいと思うゲームです。

本当は、コンプレットを1位にしたかったのですが、これを書く直前に、「連番(連続数字)でないと、手番をもう一回できません」と指摘が入りまして、今までルール間違いでやっていたのだということで、選外に。
ただ、その間違っていたルールがものすごく面白かったので、「特別賞」を与えることにしました。

いたうたちは、「表になっていた数字タイルに隣接するように置けたらもう一回手番を行える」というルールでやっていましたw

これにより、1回に連続で3~5手番行えることが多く、展開が派手で1ゲームが早く終わります。
それでいながら、みんな残り1~3タイルに収束しているので、大きく引き離されるといった「破綻」も皆無でした。
それでいながらしっかり考えどころがあります。
このルールは間違っていますが、本当に面白くて、白熱します。
このルール「間違い」に出会えたことに感謝していますw
正しいルールでやれば、たしかに残りタイル数では接戦でしょうが、展開が地味で、連番タイルを引いた人が大きくリードする、もしくは連番タイルを入れられた人が勝ちやすい運ゲーに近づくんではないかと推測します。
今度正しいルールでプレイしてみますが、たぶんそうなる予感がします。

もしよろしければ、この「ハウスルール」でプレイしてみてください(^-^;)
いたうの家では、このハウスルールでプレイすると思います。

12月30日、遠くから信長さんが来青されたので、八戸市や十和田市からお越しいただき、ゲーム会を開催するに至りました。
参加人数が8名となったため、2卓に分かれました。
もう一方の卓は、ハルダカさんのブログをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/haludaka-tetuo/archives/1063458860.html

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【電力会社 新版】(アメリカマップ)
信長さん(赤)、ふなきさん(緑)、パパスさん(黄)、いたう(青)です。
西(画像右上)の方でパパスさん(黄)が伸び伸びやっているのが気になるところ(前回のトラウマ)
電力会社13 (2)

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飛んで終局図です。
いたう(青)が最下位、信長さん(赤)が余裕のトップで勝利しました。
もっと修行せねば…。
電力会社13 (3)

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【ヴィア・ネビュラ】
続いて、ヴィア・ネビュラを。
ヴィア・ネビュラ2 (1)

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いたう(青)がポンポンと建築物を建てて順調にいくんですが、途中から勘所を掴んだ信長さんがこの時点ですでに詰将棋状態に入っていたようです…。
ヴィア・ネビュラ2 (2)
難なく5つの建築物を建てられ、信長さんの勝利。
いやー、強いなー(@_@;)

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【コンプレット】(1回目)
帰りの電車の時間までコンプレットをプレイしました。
コンプレット7 (1)
1回目は信長さんの勝利。

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【コンプレット】(2回目)
2回目はいたうの勝利(・∀・)
コンプレット7 (2)

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【ムガル】
地獄の6人戦です。
いやあ、全然勝てる気しなかったなあ(つД`)
ムガル13
これも要研究だなあ。

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【将軍SHOGUN】
傑作と名高い将軍を。
いたうは黒でした。
赤のハラさんが中国地方で一大勢力を築き、いたうは挟まれて気が気ではありません。
最大根拠地の信濃は四方を囲まれているので、史実通り中々安心して国づくりをするという訳にもいかず(敵に攻め落とされると建てた城や寺社などが破棄される)、終始苦しい展開でした。
将軍1 (1)

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やはり関東・信州は三国志状態になりますね。
ここで覇権を握るというのは無理やで(つД`)
将軍1 (2)
ゲームは僅差でハラさんが勝利されてました。

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【ノイシュヴァンシュタイン城】
拡張(堀?)アリで。
何回か青森ゲーム会でプレイされてましたが、いたうは初プレイでした。
ノイシュヴァンシュタイン城 (1)

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いたうは手元の目標カードで、正方形タイル1枚ごとに合計3勝利点入るということで、それを踏まえてプレイしましたが、全体で条件を満たすと1位8点などの条件があることを全く失念していたために、そこで点が獲れずに沈みました。
ノイシュヴァンシュタイン城 (2)
もう日が変わっていて、頭が得点計算出来るだけの能力がなく、しんどかったですが、これはなかなか楽しいですね。
楽しいんだろうなあとは思っていましたが、部屋が並んで城が造られていくだけでマジで楽しいですね。
良いゲームです。
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この日は以上でお開きとなりました。
午後からで10時間くらいは開かれていたでしょうか。
いやあ。
思いもかけず、ボードゲームができて、本当に良かったです。
集まってくれた皆さん、本当に感謝です。
また来年もよろしくお願いします(・∀・)!
ありがとうございました!

クリスマスイブの日に、家族を置きざりにして、6人もの勇士が集まりました。

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【マラケシュ】
いたうが到着した時にプレイされていました。
興味あったのですが、何となく買わずにいましたが、ルールを読んだら、やはり面白そう。
ということで、その場でポチりました。
その、ほらねえ。
家族とできそうだったし…。
スマホこわい(棒
マラケシュ1

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【ヴィア・ネビュラ】
この日の前日に日本語ラベルを貼り終わったので、プレイしました。
数百年前に滅び、霧に閉ざされた谷底の地を探索して建設物を建てていくゲームです。
探索してできた「道」はみんなが利用できます。
win-winです(悪の笑み)
ヴィア・ネビュラ1  (1)

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探索で切り開いた資源の場には、そのプレイヤーのコマが置かれます。
そのへクスの資源がなくならければ、その探索者コマは手元に戻ってきません。
「さあさあ買ってらっしゃい、使ってらっしゃい」という呼び込みが始まります。
ヴィア・ネビュラ1  (2)

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手前の建設コマ5つを建て終わったらゲーム終了。上の緑のへクスは、探索した時に置いていくヘクスで、置いていって空になると勝利点がもらえます。
左下は、建設した時に余った資源やゲーム終了時に建設現場や開拓した資源ヘクスに残った資源を置くエリアで、1つにつき-1勝利点になります。
ヴィア・ネビュラ1  (3)

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ゲーム終了。
ゲームはむつのひとさんが勝利しました。
ヴィア・ネビュラ1  (4)
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(感想)
ワレス作品にしてはシンプルなのに考えどころもあり、終了までの時間もそれほどかからない、今風のゲームにデザインされています。
手軽にできる良作だと思います。

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【太平記】
お隣ではふなきさんとパパスさんがプレイさせていました。
楽しそうな声が聞こえておりました。
ヴィア・ネビュラ1  (5)

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【デウス】
太平記が続いておりましたので、デウスをプレイしました。
デウス2 (1)

ゲーム的には惨敗(´・ω・`)
デウス2 (2)
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(感想)
やっぱりこのゲームは最高。
陣取り的に見えながら、マスを多く支配しなくても勝ち筋がある。
カードの特殊能力もそこそこ派手で、気持ち良い。
リソース管理がとても悩ましくて楽しい。
そんなに時間がかからない(この日もインスト込みで4人で2時間)
このゲームは一家に1個(^-^;)
久しぶりにやれて良かったです。

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【バトルライン】
お隣でプレイされおりました。
バトルライン1

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【蒸気の時代】
残り時間を計算して、このゲームを。
いたう(青)は奥側に布陣しました。
蒸気の時代21 (1)

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第2ターンでいたう痛恨のミス。
支払いができず、やっと稼いだ収入がゼロに(つД`)
もう一回借金してまた赤字を積み重ねて収入を積み上げていかなければなりません。
これはキツいでしょ。
せっかくの「いたうの日」なのに(´・ω・`)
…もう一回最初からやっても良いんじゃない?
蒸気の時代21 (1)

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上から見た図。
いたうはやはり左側への道を塞がれかけてます。
蒸気の時代21 (2)

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終局図です。
ふなきさん(緑)とむつのひとさん(紫)の路線の入り乱れ方が激しいです。
蒸気の時代21 (3)

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得点計算。
ふなきさんが勝利しました。
線路が引けずに苦労していたように見えましたが、わずかの差でむつさんを差し、勝利しました。
ハラさんは前回の勝利に続き、株発行を極力抑えてその差で勝つ、というものでしたが、いかんせん収入で伸び悩んでました。
いたうは2回も収入を減らしたにもかかわらず、3位。
ベストは尽くしました(つД`)
蒸気の時代21 (4)

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この後、残り20分でコンプレットをプレイしました。
出来てしまうところが良いですね。
コンプレット6
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以上でこの日はお開きとなりました。
今年の七戸ゲーム会も終了しました。
2016年はありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします!

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