いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

2017年08月

7月の青森ボードゲームクラブ例会の模様です。
ご新規さんも来ていただいたりして、ありがたい限りでありました。

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【アクワイア新版】
ボードが正方形になり、合併時に3位までボーナスがもらえるようになった新版です。
企業も、電力会社や映画会社など多彩になり、ホテル業界を描いたこれまでのアクワイアとはモチーフが変わっております。
アクワイア新版1 (1)
株券の枚数も偶数になっていたりしています。

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見た目はなかなか、ですが。
アクワイア新版1 (2)

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ふとハルダカさんの手元を見たら、日の向きの影響で、タイルがうっすら透けてましたw
まあ、判別できるほどではありませんが(と思いたい)
アクワイア新版1 (3)

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最初は順調に合併に絡んでいけてたのですが、中盤から締められてキータイルを握りつぶされていたようで、まったく伸びませんでした。
3位だったかな?
アクワイア新版1 (4)

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(感想)
タイルや色を塗らなければ見づらくてしょうがないボードやチープでちっともグッとこない株券など、コンポーネントの魅力では、Wizards of the Coast版にも及びません。
ただ、3位までボーナスを獲得できるということで、脱落は少なくなってると信じたいです。
思い出補正がかかってるかもしれませんので、あと何回かやってみたいと思います。

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【エルドラド】(1回目)
クニツィアによるデッキ構築ゲームです。
エルドラド2 (1)
やっぱり面白いです。
脳髄にガツンとは来ないけれど、安定しているし、システムとモチーフの噛み合い具合は素晴らしいものがあると思います。

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【エルドラド】(2回目)
今度は洞窟タイルを入れてプレイしました。
タッチの差で負けました…。
エルドラド2 (2)
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いたうは以上で帰宅しましたが、その後もたくさんプレイされていたようです。
皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

abc20170723
©ハルダカ

久しぶりの平日ゲーム会でありました。
この日は3名でロレンツォ・イル・マニーフィコをプレイしました。

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【ロレンツォ・イル・マニーフィコ】
ルネサンス期のイタリアの貴族となり、交易したりバチカンに貢いだり、著名人の助力を得るなどして、名誉点を稼いだ人が勝利します。
ロレンツォ1 (1)

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各プレイヤーは、4つのワーカーを持っています。
自分の色のコマ3つと、無色のコマ1つです。
ワーカーはこれ以上増えません。
柱状の各ワーカーには、下の画像のように色が付いていて、各コマは、その貼られた色のダイス目のパワーを持っています。
ダイスは3つあり、毎ターン開始時に振られます。
そうです。
毎ターン、ワーカーのパワーが違うのです。
ロレンツォ1 (2)

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下の画像だと、青のコマは白ダイスの影響を受けるので、ワーカーのパワーは1しかありません。
まあ、他のプレイヤーの白ダイスコマも1なんですが…。
アクションごとに、置くための最低パワーが決まっていて、そのままでは、その基準値以上でなければそのワーカーコマを置いてアクションを行うことができませんが、足りない分の従者コマを付けて置くことができます。
ロレンツォ1 (3)
また、アクションマスは基本的に早い者勝ちで、他の人は選択できませんが、一部のアクションは、2番目以降は3金払うことで選択できます。
とてもキツイいですが。

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マイボードです。
上の黄色いカードは、設備や技術や建物カードを置くエリアです。
下の緑色のカードは、資源を得るカード置き場です。
どちらも、置けば置くほど終了時に獲得できる勝利点が増えます。
どちらも、対応するアクションを選んだ時に一列全てのアクションを発動させることができますが、カードには、発動させるための最低ダイスパワーが書かれています。
そうです。
低いダイス目でアクションを行うと、起動しないカードが出てくるのです。
ロレンツォ1 (4)

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こむらさんがプレイした著名人カード。
何と、「各色のダイス目を5とみなすことができる」という凶悪なモノです。
…これは…。
ク〇ゲー…?(震え)
ロレンツォ1 (5)
いや、そんなことないですよw、大変面白かったですよ。
またやりたいですもん。

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ゲーム終了時の盤面。
こむらさんが勝利しました。
サクラさんが2位で、いたうが最下位でした。
ロレンツォ1 (6)
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(感想)
アクション発動のところを理解するのに少し時間がかかりましたが、アクションの奪い合い、カードの獲得、資源管理、パワフルな著名人カード(弱くて地味な強さにしてバランスをとったゲームよりよっぽど良いと思う)など、とても密接に絡み合い、楽しめました。
常にカツカツで、ターン数もとてもではないが足りないのがマゾくて良かったです。
これ系のゲームで、パズルっぽくないのも好みでした。
いたう的にはギリギリのシステムの縛り具合。
何か、緊縛マニアの感想ブログみたいな書き方ですが、そんな感じでしたw

この日は、3人ともお腹一杯になったため、以上で終わりました。
みなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします!

7月はじめの麺屋ボドゲ会へ行ってきた時の報告です。

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【ロール・フォーザ・ギャラクシー】
4人でのプレイでした。
rftg3
なかなかにインストが大変で、(やる人はいないが)衝立の後ろでイカサマやろうと思えばできると、プレイヤーの良識に依存している面はあるのですが、面白いです。
やはり好きです。

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【娘は誰にもやらん】
イケメンの石油王っぽいですが(基礎点80点)、嘘つきでー30点(石油王っぽい格好という時点ですでに嘘くさいのですがw)
でも、娘のロボ子は、彼に持っていかれましたw
他の家の娘には、もっとロクでもない男がきたため、いたうが勝利しましたw
娘は誰にもやらん2

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【アブルクセン】
名作♪
アブルクセン9
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この日は以上で退出しました。
お相手していただいた皆さん、ありがとうございました!
またよろしくお願いいたします。

麺屋ボドゲ会へ行ってきました。

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【エルドラド】
和訳ラベルを貼り終わったエルドラドをプレイしました。
2017年のドイツボードゲーム大賞の年間大賞(赤)ノミネート作です。
エルドラド1 (1)
探検家グループがエルドラドを目指して競争します。
そのために、現地住民と協力したり、富豪と手を組んだり、通信機や飛行機を使ったりします。
これらは、カードを購入するということで表現され、自分のデッキに組み込まれてゴールを目指すエンジンとなるのです。

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いたうが勝利しました。
エルドラド1 (2)

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<感想>
ドミニオンも、レースゲームに例えられることが多いような気がしますが、デッキ構築とレースゲームの組み合わせはやはり良いですね。
道の先が見えることで、何を買えば良いのかが判ること、他プレイヤーとの差、ゴールまでの距離が見えることにより、ゲームが序盤なのか終盤なのかが一目で判ることなど、デッキ構築の入門編としても、とても良いものだと思います。
何より、システムとモチーフが一致しており、イメージしやすいのも素晴らしいと思います。

また、購入したショップが添付してくれたカードの和訳ラベルも素晴らしい出来でした。

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【サンクトペテルブルク第2版】
久しぶりにプレイしました。
シンプルな基本ルールでプレイしました。
10

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第2ターンで運良く良い貴族カードを購入することができ、終始順調にプレイすることができました。
56
やはり面白いです。

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【娘は誰にもやらん】
今年発売された国産ゲームです。
山札からめくられて、「男カード」が現れます。
各プレイヤーは、この男に、「浮気癖」や、「DV」などといった要素(マイナス点)をつけるなどしていきます。
それを、親であるプレイヤーや仲人や新郎、新婦は、受け入れたり拒否したりします。
その後、娘の「隠し属性」が判明し、それを加味し、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。
娘は誰にもやらん1 (1)

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こういう感じで、役割が割り振られます。
娘は誰にもやらん1 (2)
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以上で退出しました。
麺屋さん、一緒に遊んでくれたみなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします(・∀・)!







6月のAGN例会(七戸ゲーム会)のレポートです。
この会は、「いたうの日」でした。

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【ハツデン】
ハラさん持ち込みの、発売されたばかりのボードゲーム「ハツデン」がプレイされていました。
ハツデン1 (1)

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【国富論(Wealth of the Nations)】
以前に手に入れ、和訳が完成した国富論をプレイさせていただきました。
「食料」、「労働力」、「エネルギー(電気や石炭、石油等)」、「鉱石」、「工業製品」、「金融」という各種の産業タイルを中央の、世界を概念化したようなへクスマップに配置していきます。
各産業タイルには、丸や半円が描かれており、タイルをくっつけていくことで丸が増えます。
丸の数ごとに各種の産物が産出されるため、産業タイルをくっつけて置いていくことは非常に重要です。
各国は、自前ではすべての産物を手に入れることはほぼ無理だし、非効率であるため、必要な産物は市場から調達します。
そのため、産物の相場は上下し、各国が産出した産物は高値で売れたり、安値でも売れなかったりします。
また、市場を通さずに、各国同士の交渉で値段を決めて取引することもできます。
各国の思惑が絡み合い、産物の相場が動き、世界経済が回っていく様子を描いた経済ゲームです。
国富論1 (1)

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赤い紙は、手形(債権)です。
最初の一枚で20ドルを銀行から借り入れます。
2枚目からは、獲得時に保持していた手形分金額が減ります。
すなわち、今3枚保持しているので、次に手形を発行した際には、17ドル(20-3ドル)しか手に入れることができません。
国富論1 (2)

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中央の青タイルの上にボルトのようなものが乗っかっていますが、これは、「機械化」されていることを示しています。
機械化すると、労働者がいらなくなり(タイル枚数分の「食料」を支払う必要がなくなる)、エネルギーと鉱石1つで活性化できるようになります。
非常にお得です。
国富論1 (3)

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世界は狭いです。
拡張するためのスペースがなくなってきました。
国富論1 (4)

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世界中で産業が発展していく中、労働力が不足し、人不足となり、人件費が高騰してきました。
開始時は一人当たり17ドルで良かったのが、今や一人当たり22ドルにまで上がってきて、経済成長を鈍化させる要因となってきています。
この影響で、いたうは自分の産業を機械化させていったのでした。
ここら辺の挙動は、非常に良くできてるなあと感心しました。
国富論1 (5)

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誰もが資源のやりくりで四苦八苦している中、こむらさん(青・白・紫フラッグ)が、上部に銀行タイルを3枚置くことに成功し、資金を一気に潤沢にしました。
これにより、混戦レースを一気に抜け出しました。
その後、むつさん(赤フラッグ)も銀行を完成させ、追い上げようとしましたが、残りターンが少なく、こむらさんを追い上げるまでにはいきませんでした。
国富論1 (6)

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ゲーム終了。
金融を稼働させたこむらさんが圧勝、2位にむつさんという結果だったと思います(記憶が…)
国富論1 (7)

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<感想>
インストは大変ですが、ゲームの挙動は非常に納得がいくため、重さは感じませんでした。
資源や資金のやりくりや「場所取り」が非常に濃密で、歯ごたえがありました。
金融は、3タイル設置しないと丸が生まれないため、稼働するまで非常に多額の費用と時間がかかりますが、他プレイヤーが10ドル20ドルで四苦八苦している中、毎ターン90ドル入ってくるため、非常に協力でした。
国際的な経済の基礎的な仕組みやダイナミズムを体感できるという意味では、非常に良いと思います。
ゲームとしても、経営・拡大再生産ゲームとして良いゲームだと思います。

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【キングドミノ】
昼食中に、残ったメンツでプレイしました。
中央に人数分並んだタイルから、一つ選び、自分の王国にくっつけていきます。
終了時に5×5になるのですが、中央に城が来るように配置するとボーナスです。
連続する色グループに描かれている「王冠マーク×エリア数」が勝利点になります。
キングドミノ1 (1)

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こんな感じになります。
キングドミノ1 (2)

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<感想>
ビジュアルが良く、システムもシンプルながら、得点や色や次ターンの手番順などのジレンマがたっぷりで、小気味良い作品でした。
掛け算の良い勉強になるなと思いました。

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【電力会社新版】(ヨーロッパマップ)
いたうの希望で、久しぶりの電力会社をプレイしました。
いたうは青です。
電力会社14 (1)

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上手いタイミングでしゃがんだこむらさん(緑)が第2フェイズに一気に飛び出し、抜け出しました。
…これは届かない…か…。
電力会社14 (2)

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終了時点の配置です。
いたうは惨敗。
電力会社14 (3)
無茶苦茶楽しかったです。
やはり電力会社は最高です。

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「アクワイア」
続いて、ベテランプレイヤーの多くが愛して止まないアクワイアをプレイしました。
これもいたうの愛するゲームの一つです。
アクワイア7 (1)

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いたうファンドは、序盤から合併に絡み、順調に業績を拡大していきましたが、中盤以降に絡むことができず、失速。
アクワイア7 (2)

アクワイア7 (3)
3位でした。
アクワイア7 (7)
やっぱり最高。

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【ナショナルエコノミー・メセナ】
続いては、新たにリリースされたナショナルエコノミー・メセナをプレイしました。
ナショナルエコノミーメセナ1 (1)

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新たに加わった要素が、勝利点カードです。
1枚1勝利点ですが、3枚1セットで10勝利点になります。
これがどのくらいゲームを変えるか、楽しみでした。
ナショナルエコノミーメセナ1 (2)
誰が勝ったっけな。
いたうが勝ったかもしれません。
前作も素晴らしい作品でしたが、カード内容も改訂され、システムも洗練され、拡大再生産の派手さと、カツカツ具合は健在(前作よりも厳しくなった?)で、非常に楽しめました。
世界に誇れる国産ゲームの一つだと思います。

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【ゲシェンク】
最後の残り20分で、全員立ちながらゲシェンクをプレイしました。
ゲシェンク3 (1)

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このメンツでやるゲシェンクも最高だなあ。
ゲシェンク3 (2)
ゲシェンクも愛して止みません。
ゲシェンクにハズレなし。

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以上で6月会はお開きとなりました。
こうしてみると、これだけの中重量級ゲームがプレイされたというのに驚きました。
最高に楽しめました。
みなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします!

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