いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

カテゴリ: War of the Ring

ARES GAMESにおいて、War of the Ring 2nd Editionの記念版が48時間限定で予約を行っております。
全てのフィギュアが塗装済みで、ルールブックやストラテジーガイド(ジョン・ハウのイラスト付!)などがハードカバーという特別仕上げです。
http://ks.aresgames.eu/product/war-of-the-ring-2nd-edition-anniversary-release/

値段が値段で、しかも円安なので、PS4、1台以上の値段がしますが、いたうはポチってしまいました…。
拡張が入っていないのに、この値段は高過ぎのような気もしますが…。

明後日の午前3時頃までで締め切りですので、お求めの方はお早めに。



去年から色々あり(失業&再就職)、しかも今年は試験勉強などもあるために今まで手を付けられずにいたんだけど、今日思い立って久しぶりに筆をとって、このかごの中のフィギュアを一応完成させましたー(パチパチ) 

指輪物語に出てくる、北方人(水色)のリーダー、エリート、一般兵と、 
ゴンドール(黄緑)のリーダー、エリート、一般兵です。 
59


これで1/5(全部で205体…) 
自由の民側だけでも、ドワーフ、エルフ、ゴンドールが残ってる…。 
闇側だと、象とかもいるし…。 

ここまでで足掛け2年かかってますが、まあ全くの初心者だったんで、全てが手探り状態で(アドバイスをもらえたことは本当に役に立ったし心強かった!)、とにもかくにも効率が悪すぎたんだけど、思い切ってバカ高いシタデルに代えたり色々工夫したりして効率は上がってきました。 
シタデル良いですね。 
水で溶かせるし、臭いがないし。 
これだけでも、倍の時間を塗りに使えますし。 

これからもゆるゆるとやっていきたいと思います(^-^;)

一昨日土曜が空いてるとのことだったので、ナオミさんとゲームをすることに。
前の日に呑んで頭痛かったですが、やりたいし素晴らしいゲームなのでやってみて欲しいと思い、War of the Ringを。

【War of the Ring】
自分が善側、ナオミさんが闇側で。
悪側は攻めることがメインなので、善側よりもシンプルなのでこちらで。

ルール説明で50分くらい。
自分もナオミさんも、ちょっとクラクラしながらとにかく説明(^-^;)
その後開始。


開始時の記念撮影。
指輪戦争18


今回は指輪を火口に捨てての勝利を狙ってみましたが。
これがなかなかに難しかったです(@_@;)


ナオミさんは各勢力を蜂起させ、モルドールに兵力を集結させます。
何とも手堅いプレイで手強かったです(@_@;)
指輪戦争19


その後、ナオミ@闇側さんは、アイゼンガルドから兵を進ませローハンの「ヘルム峡谷」を包囲し、これを陥落させました。
指輪戦争20


いたう@善側は、「いくら城を落とされようが、10点分(城5個)獲られなければ負けはしない」と気を取り直して、フロドを滅びの山へと向かわせます。
しかし、ナオミさんのダイス目が良く、何回も補足されました。


ナズグルに囲まれて、歩みを遅らせられます。
指輪戦争34


その後、ナオミさんはサルマンと魔王を呼び出しました。
指輪戦争22


こちらも負けじと、ガンダルフを「白のガンダルフ」へと進化(?)させます。
関羽っぽくてなんかアレですがw
指輪戦争24


そして、shingoとのゲームでも猛威を振るった「エントの目覚め」カードを使い、サルマンを闇に葬ります。
その後、関羽、もとい白ガンダルフとローハンの残った兵力を合流させ、占領されたヘルム峡谷を取り戻そうと攻め込みました。
ヘルム峡谷には先ほどモルドールにいた魔王が飛んできて合流していましたw
白のガンダルフvs魔王。壮観です。
指輪戦争25


この戦いに勝ち、魔王はあっさりと退却し、アイゼンガルドへ引き下がります。
魔王の軍がもしも全滅したら、アイゼンガルドががら空きになるためです。
しかし、このタイミングを見過ごして体勢を整えられたらこちらが不利(闇側はいくらでも湧いて出てくるのに、人間側は死んだコマを増援として再出兵できない)と、ガンダルフは魔王を追撃して、回復する時間を与えません。
ここら辺は女子相手でも容赦しません。さすがです。
指輪戦争27


さらにさらに。アイゼンガルドの本拠地、オルサンクにまで攻め込みます。
指輪戦争28


そして、魔王はこの重要拠点を放棄し、撤退。
善側はオルサンクを占領することに成功しました(・∀・)!!
善側は4点、城砦換算であれば2つを陥落させれば良いので、あと一つ落とせば勝利となります。
右上に見える黒灰色のコマは、馳夫から進化したアラゴルンです。


しかし、ナオミさんは南蛮の軍勢でゴンドールのドル・アムロスに海上から侵攻してきました。
指輪戦争29


しかし、こちらも4ユニットで立て篭もり、持久戦に持ち込みました。
闇側にとっても、こちらにとっても時間はとても貴重だったので、これは効きました。
ナオミさんは包囲はすれども、陥落させることはできず、他の方面へ力を注がざるをえませんでした。


オルサンクを占領し意気揚々なガンダルフ軍。
しかし、傷つき消耗していました。
そこを、魔王が各地に散らばっていた軍勢を終結させ、オルサンクを奪回しようと攻め込んできました。
指輪戦争30


これはヤバいと、ガンダルフたちはオルサンクの塔に立て篭もりました。
逃げ場は失いましたが、立て篭もれば何とか保つと思ったからです。
こちらも、こう着状態となりました。

そんな時。
ふと冷静になって自軍の残り兵力を見て、愕然となりました。
激戦につぐ激戦で、善側の兵力は…、底を尽きかけていたのです…。
指輪戦争32



もう残された時間はこちらもありません。
あと一つ落とせばこちらの勝ち、それしか勝ち目はないと、サウロンの重要拠点「ミナス・モルグル」にアラゴルン率いるゴンドール正規軍が攻め込みました。
指輪戦争31


ここを落とせれば善側の勝利。
しかし、闇側も立て篭もって何とか耐えます。
カードも惜しみなく注ぎ込み、戦闘力を可能な限り増強しましたが、闇側は紙一重でしのぎきりました。

しのぎきった後に、北へ進発していた軍勢を呼び戻し、ミナス・モルグルを包囲していたゴンドール正規軍は逆に攻められました。
指輪戦争33


画像を見てお分かりの通り、ゴンドールには1ユニットしか残されていないので、この正規軍が壊滅したら、ゴンドールから西(画像で右側)は全て闇勢力のものになってしまいます。
もはやこの攻撃を弾き返せるだけの戦力も戦闘カードも残されていませんでした(-_-;)
これはダメだと、軍勢は包囲を解き、退却しました。

ミナス・モルグルを陥落させられなかった善側には、反撃する力も侵攻を食い止めるだけの予備兵力も残されていませんでした。
時間も開始してから5時間を越えていたので、ここで善側は投了。

ミドルアースは闇の手に堕ちました。


どちらも「やらなければいけないことがいっぱいあるけど、それを全てやるには手数がとても足りない」という状況なので、とても考える要素があり、本当の戦役をしている感じがして、やはりとても素晴らしいゲームだと思います。
でも、やはり二日酔いの体にはちょっとキツかったかもしれません(-_-;)
終わった後、頭がパンパンでとても疲れていました。

対戦したナオミさんは、初めてであったにもかかわらず、堅実で分厚く重厚でした。
今度またやってくれるか判りませんが、ルール把握できたと思うので、またやりましょう(^-^)

ありがとうございました(・∀・)!

10日の日曜日の夜に、shingoの予定が空いていたので、何かやろうということになり、じゃあということでWar of the Ringをやることに。

ルールが善側は複雑なので、まずは慣れてもらいたいということで自分が善側、shingoが闇側で。
このゲームは、「エルロンドの会議」で、フロドと共に滅びの山へ向かう9人のメンバーが決定したところから始まります。
映画で言えば、1作目の終盤くらい。

開始直後。フロドさんとサムさんがカメラ目線で。
かかる冒険のプレッシャーを全く感じさせません。

指輪2

開始直後は、まだ善側はどこも参戦状態に程遠い状態(危機意識を持っていない状態)なので、「指輪隊」のメンバーが各地に赴き、説得して各国をやる気にさせなければなりません。
そうした後に、ダイスの外交の目で参戦状態に一つづつ下げていかなければならないのです。
善側は、参戦状態に持っていくまで2~3段階下げなければなりませんが、闇側は1~2段階下げるだけで参戦してきます。
参戦していないと、兵を国外へ動かすことも、兵力も増やすことができません。
なので、序盤は「外交」で各国を参戦状態まで出来るだけ下げ、英雄を各地へばら撒いて説得させることに決めました。
なので、フロドはほとんど出発地点から動きませんw

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そうこうしているうちに、闇側は全ての勢力が参戦。
すかさずエルフの都、ローリエンを攻めてきます。
エルフたちは篭城して抵抗しますが、数にモノをいわせた闇側により落城。
早くも闇側が2ポイントを獲得します。

指輪3

このゲームの勝利条件は、闇側が10ポイント分の都市や城を占領するか、指輪所持者を堕落させること。
善側の勝利条件は、4ポイント分の闇側の都市や城を占領することか、指輪所持者が「滅びの山」に到着して指輪を廃棄することです。
善側の方が簡単のように見えますが、善側は最初行動ダイスが4個しかなく(闇側は7個)、死んだユニットは補充出来ません(闇側はいくらでも湧いて出てくる)
まさに、数の闇側VS質の善側、といった感じでしょうか。
これだけ非対称にもかかわらず拮抗するのが、このゲームの魅力です。

しかしまだ8ポイント残っている。
まだ大丈夫や…と、ブレずに当初の目的に邁進します。
ストライダー(馳夫)が、レゴラスたちと共にフロドのもとを発ち、ゴンドールへと赴かせ、摂政を説得して「積極的」にする野に成功するのと同時に、イベントを発動させ、アラゴルンへと「成長」させます。
ガンダルフをローハンへと赴かせ、同じくイベント発動で「白のガンダルフ」へと成長させました。
他には、ギムリを西へ赴かせ、北方人とドワーフを説得させます。

フロドと残ったメンバーは、ホビットたちだけになりました。
なので、道草ばかり食って、まったく滅びの山へ進む様子がありませんw

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2ターン目に、闇側@shingoはサルマンを呼び出します。
サルマンはオルサンクの塔を出ることはできませんが、その代わりに普通に兵を呼び出すよりもはるかに効率的に闇の怪物を呼ぶことができます。
ワラワラと増えるアイゼンガルドの兵士。
shingoの「…コマが足りないから、これぐらいでww」という言葉にぐぬぬ…とほぞを噛みます(つД`)
そうして増えた兵力を率い、ローハン領内へ大兵力で攻め寄せてきました。
しかし、逆に善側は、オルサンクが手薄になった隙を追いて、イベントカード「エントの目覚め」を発動!
エント(木の妖精)が目覚め、アイゼンガルドを蹂躙するのです。
ダイスを振って兵力を減らし、サルマンのいるエリアから配下の兵士がいなくなれば、なんとサルマンが死亡してしまうという強力なイベントです!
祈りを込めてダイスを振り、エントたちは見事サルマンを葬り去りました!

指輪4

しかし、サルマンはすでにもの凄い数の兵力を産み出していました…。
茶色いチップは、置ききれないくらい多いので、別の場所へ置いている印のマーカーですw
対する城の守備兵は、たった3ユニット…(´・ω・`)
これは無理ゲーだと、攻め込ませる前に城を放棄して撤退します。
そして、ローハンにいたガンダルフと、アラゴルンがゴンドールから兵を引き連れ救援に向かわせます。
人間側の虎の子の兵力です。
左端の大部隊がそれです。

その2つの大兵力が、ローハンの平原で対決しました!
一大会戦です。

指輪5

これにみすみす負けると、ローハンを丸ごと失いかねません。
しかし、しかし!
劣勢の善側でしたが、英雄が大活躍し、闇側の軍勢を押し返したのです!
ガンダルフがナズグルの「指揮力(リーダーシップ)」を封じ込め、その後から、王位継承者であることに目覚めたアラゴルンの「指揮力(リーダーシップ)」により、闇側の兵たちを次々に葬り去っていきました。
戦闘カードも惜しむことなく投入し、闇側の軍勢を撤退に追い込みました。
善側の大勝利です(・∀・)!

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その後、ガンダルフ率いるゴンドール軍は、手薄になったオルサンクの塔を攻めます。
しかし、攻城戦に手間取り、なかなか落せません。
そうしているとうちに、東からサウロン軍がやってきて、逆に包囲されてしまいます!!
ここで逃げても、篭城している軍と救援に来た軍が合流するだけで手に負えなくなるだけだと考え
、渋々対決することに。
こちらも圧してはいますが、余裕なんかありません。

指輪6

何とか撃退することに成功します(かなりカードを使いましたが)
その後、気を落とした城を落城させることに成功しました。が、残ったユニットはたった1ユニットw
これが死ねば、リーダーであるガンダルフたちも全滅してしまうのです(@_@;)
ピンチです。

指輪7

北(画像手前)にアイゼンガルドの部隊が見えます。
画像左上のゴンドールの海岸には、南蛮の大兵力が上陸しています。
オルサンクを占領し、あと2点を獲れば勝てる善側ですが、時間はあまり残されていないのです。

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その後、貴重な貴重な数手番を費やし、ローハンにエリートユニットを一体づつ召集していきます(一般兵ユニットはすでに枯渇(-_-;))
そして、何とか3ユニットを集めたところで、これ以上放置できないと進発させ、ガンダルフたちと合流させます。
そこへ、その間に闇側も招集をかけていたユニットでオルサンクの塔に攻めかかってきました。

指輪8

この数では数ターンで陥落してしまう、と判断し、ここであらん限りの戦闘カードを投入します。
闇側が振れるダイスの数を2個にしたりとかダメージを軽減させたり、といったカードです。

これにより、何とか危険水域を脱することが出来たのですが。
画像の右上に見えますが。
ナズグル(灰色のユニット)に率いられた南蛮の大軍が。
迫ってきているのです(@_@;)!!
今この段階であれまで相手にしたら、とてもではないですが保ちません(@_@;)

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そこで、次に相手の矛先を逸らせようと、違う場所に攻勢を仕掛けようと思い立ちます。
万が一ガンダルフが死んでも、その間に出来る限り盤面全体で有利な態勢を作ってしまおう、という狙いです。
(…でも、本音を言えば、オルサンクの塔を奪い返されたら、それを取り戻す兵力は、善側には残ってはいないので、それこそ指輪を火口に捨てることでしか勝利できなくなってしまうということなのですが…)
そこで自分は、エルフの兵力を、守備兵も残さずに全てを進発させます。
そして、「ドル・グルドゥア」を包囲しました。
しかし、この城がなかなか陥ちないのです(@_@;)
shingoも戦闘カードなどを使い、なかなか兵力を減らせません。
そうこうしているうちに、こちらが消耗してしまい、継続困難なレベルにまで減ってしまいます(@_@;)!

指輪9

そこで、ドワーフの兵力も、根こそぎ進発させます。
今の状態で攻められたら全て陥落してしまいますが、「相手が10点獲らせる前に終わらせる」作戦ですw
もう後には引けません。
まだ、フロドとサムは開始地点から2歩しか進んでないからですw

指輪15

そしてドワーフたちは、エルフたちと合流し、攻城戦を継続します。

指輪10

しかし、なかなか陥ちない(@_@;)
残り2ユニットなのに、陥ちない…orz
ダイスの目を好きな目に変えられる3つある貴重な「エルフの指輪」(「3枚のお札」的なアイテムw)も注ぎ込み、攻めを継続しましたが、それでも陥ちません(-_-;)

貴重な時間だけが過ぎ、焦りが募ります。

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その後、南蛮がオルサンクの塔方面へ侵攻したことにより、南蛮の軍港「ウンバール」が手薄になったのを見て取ったので、そこにもゴンドールの部隊を派遣します。

指輪11
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…南蛮の軍隊がオルサンクに到着しました(@_@;)!!
ゲームなのですが、迫力がハンパありません。

指輪13

相変わらず、象兵(じゅう)がカワイイです(・∀・)

闇側@shingoも、全力でオルサンク奪回を目指しますが、それよりも先に、ウンバールを陥落させ、4ポイントを獲得し、善側の勝利となりました。

指輪14

終了時点での全景です。

指輪16

いやあ、勝つには勝ちましたが、ギリギリの勝利でした!
一つでも負ければ、全てを注ぎ込んでいたために、守るものがいないため、そこから一気に攻められて負けていたでしょう。

shingoもルールと流れを理解できたと思うので、次からが本番でしょう。
いやしかし、数vs質の非対称性、勝ち筋の豊富さ、そして原作の再現度、没入度はピカイチです。
またやりたいですねー。
やってみたいという方は、ぜひお声をかけてください(・∀・)ノ!!

最後に、対戦してくれたshingoにも感謝です(^-^)
素晴らしい対戦でした!


【2013年観戦記録】
37試合目:日本vsデンマーク(なでしこ アルガルベ杯)

今日も、朝の配達を終え、七戸ゲーム会へ。
…と思ったのだが、もの凄い吹雪(@_@;)!!
青森中心部の国道4号で、ホワイトアウトで視界が10mもない状態(´・ω・`)
山道では今年は何度か経験したが、中心部では経験はない。
時速20kmも出せない状態。
左端の車がどんどん右側に寄って来るので(恐怖心から)、ライトを点け、クラクションを鳴らし、ハザードランプを点滅させながら走る異常事態。

交差点で止まるも、青になったかが見えないw
仕方ないので横の信号が赤になったかどうか確認して、少し時間を置いてから「空気を読んで」発進するという感じで、とにもかくにも危ない。
運転席のサイドウィンドウも、雪が積もり窓を開けて雪を落として走るも、すぐに積もり水滴で見えなくなるので、途中からは窓を開けて走ってましたw

どれくらい酷かったかというと、交差点で止まっていて、「提橋の交差点」かな?と思っていたら、まだ「柳町の交差点」だった、というくらい何も見えなかったくらいですw
ユニバース東バイパス店までの道中で、3つ事故ってましたし…(´・ω・`)
これでは、このまま国道は逆にヤバいと(主に対向車)、危険を承知でみちのく自動車道で行くことを決断。
リスキーだけれど、下手な人はこんな天気で通らないだろうし、事故で通行止めになったらそのまま帰ろうと開き直ったので、大丈夫かな、と。
結果的には、山道で吹雪が樹木に当たってそんなにホワイトアウトしなかったので、結果オーライでした。

そして、1時間遅れで到着(^-^;)
そそくさと、ゲームの準備。
今日は、念願の「War of the Ring(指輪戦争)」です(・∀・)!!
トールキンの「指輪物語」を戦略レベルで表現したウォーゲームです。
自由の民側はローハンやゴンドール、エルフ、ドワーフ、北方人など。
冥王側は、サウロン、アイゼンガルド、ナズグルや南蛮/東夷などを率いています。

戦略レベルとは、ガンダムの「ギレンの野望」のようなゲームで、主人公のフロドやガンダルフなども、ひとつのユニットでしかなく、自由の民側の勝利のためであれば、ガンダルフやアラゴルンでさえ犠牲にしながら勝利を手繰り寄せようとしなければならないのです。
その一つ一つのプレイが、実際の映画のようなドラマチックな展開を生むのです。
細かいルールや特殊能力などはカードに詰め込んであるので、全部把握してなくてもカードが来たら読めば良いという風にしてあるので、ルールも分量はありますが、シンプルさを保っています(理解しやすいです)

冥王軍の勝利条件が、自由の民側の拠点を10点分占領することで勝利。
自由の民側は、冥王軍の拠点を4点分(たった4点!!)占領するか、指輪を火口に投げ捨てれば(火口に到達できれば)、勝利です。

開始時。

指輪七戸31

赤が冥王軍、青が自由の民。
灰色が各軍のリーダーユニット。
一番手前の南蛮の巨大象兵がカワイイですねー(・∀・)

もう一枚。

指輪七戸32

奥の灰色のユニットが、「フロドとサム」です。
彼らとガンダルフやギムリなどが一緒になったところからゲーム開始です。

ダイスを振って決めたら、自分が冥王側。たんさんが自由の民側に。
自分は考えて、「とにかく攻めないと負けるな…」と思い、とにかく積極攻勢で押し切ろうという方針で行くことを決意。

指輪七戸33

中央に見える灰色のが、「サルマン」
彼を登場させ、その特殊能力でアイゼンガルドの兵をワラワラと呼び出し、下のローハンへ攻め入ろうとしているところ。
ローハンは未だに「参戦状態」になっていないために、手薄なまま。
敵にはリーダーユニットがいるが、数では圧倒している。
善側は未だに足並みが揃っていない。
各国を参戦させるためには、「指輪の仲間たち」(ガンダルフやアラゴルンなど)を各地に派遣して説得して回らなければならないのだ(@_@;)!!

今のうちだー!!

…占領成功(・∀・)!!
ローハンは陥落したO(≧▽≦)O
その後、南蛮軍を使い、ゴンドールのオスギリアスとベラルギアを征服し、そこからミナス・ティリスまで支配下におさめることに成功した!!
10点で勝利のところ、8点まで獲得した!
残すはあと2点(大都市1個分)!

南側を征服した瞬間。
大地が闇に閉ざされていく…。

指輪七戸34

盤面では圧されっぱなしの自由の民陣営だが、その代わりに、指輪の仲間たちの足取りを掴むことができずに、指輪の仲間たちは着々とモルドールへと近づいて行っている。
…猶予はありそうで、ない。
…これは、このまま一気にいかないと多分負ける…。
内心焦りながら、「魔王」を登場させ、モルドールを守備する虎の子の軍隊を引き連れ、リスク覚悟で北へ進軍して行った。

東からは東夷の軍、西からはミナス・ティリスを陥落させた南蛮の軍も歩調を合わせ進軍。

指輪七戸35

エルフの都「森の王国」直前まで進軍したところ。
茶色いカウンターは、軍隊が多すぎるので、他の場所に置いてある印のカウンターで、とにかく多いということw
上に見える灰色のが、フロドたちから離脱したガンダルフ。
…強い(@_@;)
でも、エルフたちは、圧倒的に戦力が足りていない。
ここで負けたら後ろががら空きだけど、
…このまま行くぞー!!

…兵が残り1体づつになりながらも、最後の力を振り絞り、辛くも全滅させた!
そして森の王国占領!
勝利条件達成。
…世界は闇に包まれたO(≧▽≦)O!!

今回は何とか押し切ったけど、フロドたちはモルドール寸前まで進んでいて、あと2~3手番遅らせられていたらヤバかった。

ルール説明も入れて、5時間。
次からはもつれても3~4時間でプレイし終えるだろう。
10時間かかったとかネットに書かれていたので、心配していたが、これだったら大丈夫だ。

それにしても、面白かったー(・∀・)!!
指輪物語の2つの塔などのあのデッドリーな戦闘シーンをイメージさせられて、もの凄く燃えた。
そして各地に散らばり、説得に赴くアラゴルンやギムリ、レゴラスたち。

本当に指輪物語の世界にどっぷりと浸れたひと時だった。
素晴らしい作品。
またやりたい。


【古代-対決ー】
古代地中海を舞台に、覇権を争う多人数マルチの「古代(アンティケ)」という名作ゲームを2人用に
したもの。

古代対決1

自分がローマ、たんさんがカルタゴ側で。
自分が先手で有利なはずなのだが、たんさんがさすがのプレイングで、着々と勢力を伸ばし、資源を大量生産できる体制に持ち込んでいっていた。

このままではまずい、後追いでは勝てないと踏んだ自分は、兵力を大量に配備し、カルタゴの領内を荒らす「軍事国家」路線へと舵を切り、スペイン(ヒスパニア)へ侵出。
これが功を奏し、歩みを鈍らせているうちに、自分はローマの「裏庭」とでも言うべきアドリア海沿岸に都市を建設していく。
しかしたんさんもさすがで、神殿を建て資源産出力を増幅して減った分をカバーし、技術開発を行い、生産効率、派兵効率を上げていく。
自分は、都市数、兵力数で得点を伸ばしていく。
が、こういう戦い方は攻勢限界点がくればパタッと止まり、そこから伸びなくなるのがよくあるパターン。
…旗色は、良くない(-_-;)

これまでか、と思ったところで、時間切れ終了。
まあ引き分けなのだが、間違いなく自分の負け試合(それも劇的な)であったと思う。

でも、様々な要素が密接に絡み合い、勝ち筋もいくつもある良いゲームだと思いました。
巷で評価が高いだけあります。
これもまたやらなければいけませんねー(@_@;)


いやあ、今日も濃密な時間をすごせました。
大雪の中来ていただいたたんさんに感謝です。
指輪戦争は3~4人でも出来るので、時間をとって青森でもやってみたいですねー(^-^;)

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