いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

カテゴリ: サッカー


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【1 川島】5.0
キックの多くが外に出ていたのは、わざとなのだろうか。
あり得るが。
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【19 酒井宏樹】5.5
攻撃に守備に、「(良い意味での)重さ」をもたらしていました。
前に見られた「軽さ」はすっかり少なくなりました。
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【22 吉田】5.5
安定感をもたらしていた。
他の日本選手から頭二つくらい抜けたように思う。
後半18分のディフェンスは見事!
失点の時は、蹴りだすの難しいと思います(無理ではないが)。
見た目よりも難しいと思います。
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【3 昌子】6.0
自分のポジションと、長友のカバーと。
十分にタスクをこなしていた。
空中戦のほぼ全てに勝っていたし、裏への対応もほぼ完璧だった。
頑張った。
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【5 長友】4.5
相手があそこを使ってきていたのもあるけど、対面にやられすぎ。
逆サイドから上げられた時ならいざ知らず。
今回の試合で一番ハラハラした選手。
ショック。
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【14 井手口】5.5
常に縦関係(DFラインと攻撃陣両方)を意識して立っていた。
立ち方が良い。
才能のある人の立ち方。
評判通り、才能があることを証明した。
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【6 遠藤航】5.0
難しい仕事ですが、良くやっていたと思いますが、やはり初先発がこの試合は酷ですって…。
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【8 原口】5.5
全てのボールが集まっていました。
ドリブルも、ただボールを持っているんじゃなくて、そのコースにも意味を感じました。
とにかくファイターであるところが良い。
拍手。
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【4 本田】5.0
良い悪いではなく、原口、大迫、酒井に「使われて」いたように感じました。
関係性は変化していたように感じます。
香川、清武と違って、原口は絶対に真ん中を譲らなかったし。
イラクも怖がってなかったし。
諸行無常。
でも、本田がピッチの中にいる意味は大きかった。
後半40分の守備は素晴らしかった。
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【11 久保】5.0
守備時のポジショニングで、井手口をサポートしていました。
見えないところで貢献していましたし、それを厭わないし、それがずっと続いても精神的に揺れないし。
凄くサッカーを理解していると思うし、好きなスタイルです。
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【15 大迫】5.5
もう、日本サッカーのトップの理想でしょう。
高いだけでないし、地蔵じゃないし、走り回るだけじゃなく点も獲るし。
戦えるし、人も使えるし。
ケガしない限り、使いたい選手です。
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【17 今野】5.0
投入後、中盤が安定しました。
不幸ながらも、良いタイミングだったと思います。
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【7 倉田】5.0
本人にはどうしようもない面もありましたね。
そこで仕事をしなければならないと言われればそうでしょうが。
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【21 酒井高徳】5.0
悪くなかったです。
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勝ちたかったけど、この暑さでは引き分けで十分です。
これだけ消耗した選手の姿を見るのは、初めてです。
8月にホームで勝てば良いんですよ。
これで十分です。

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【12 西川】5.0
やはり、こういうサッカーをするなら、西川が第一選択肢となるのだろう。

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【19 酒井宏樹】5.0
1点目のあのクロスは見事。
あれしか蹴れないんだけど。
でも、あのダイレクトでのクロスは、内田にはない能力。
素晴らしかった。
ただ、同じSBとして見逃せない欠点は、背中を向けた相手への距離が遠すぎること。
これでは、相手は怖さを感じない。
これでは、本番では起用できない。

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【22 吉田】6.0
DFラインから散らしたボールは、ほとんど良いリズムを生んでいた。
「縦」を脅かす選手もいなかったため、余裕があった。
後半25分の「後追い」は、もの凄く素晴らしかった。
やれることを全てやっていた(あのピンチを作った長谷部ェ…)

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【6 森重】5.0
とにかく、セーフティーに、ゲームを「殺す」ことに終始していた。
ほとんど全員がスピードアップしか考えていない中で、良いアクセントになっていたように思う(UAE戦はこの点がマイナス要因だったのだが)
カードはもったいない。
ボールの空気が抜けていると感じたなら、思いっきり蹴って出してしまってから指摘すべき。
まだ、審判を「味方」だと勘違いしている(「敵」でもないのだけれども)

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【21 酒井高徳】5.0
ボールを持った時のプレーに展開のイマジネーションを感じないなーと、観てて感じたのだが、原口との縦関係というか、それの成熟度の低さなんだろうなと。
だって、本田や香川、長谷部の「意図」には完璧に反応できていましたし。
なんでこういう時になってこういう並びを試すかなあ…。
でも、この試合では、デュエルで負けなければ良い訳で。
穴は全く感じなかったのは、評価したい。

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【17 長谷部】4.5
こういうプレーをできる「センター」の選手が、もっと日本に出てきてほしい、とは思う。
日本と韓国の良いとこ取りのようなプレースタイル。
前半26分のプレーはダメ。
あの時間帯(疲れが出るところ)でああいうのをやってしまうところが、歳を感じさせてしまう。
前半30分過ぎてからもミスが多くなった(周りが疲れたのもあるが)
前半の半ばすぎから、中距離、長距離のパスを蹴らなくなったのは、戦術だったのだろうか…。
もったいない。
ここら辺が、点を獲ってからなかなかギアが上がらない要因の一つであると思う。
今日の出来だったら、「アンタッチャブル」ではない。
後半25分のあの大ミスは、代表キャリアを断ちかねないほどのミス。

彼の「旬」は、過ぎようとしている。
間違いなく。

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【16 山口蛍】5.0
相変わらず「右足」偏重で、展開力にかなり見劣りを感じるが、今日のミッションはそこじゃない。
で、彼のミッションは果たせていたと思う。
今日はそれで良い。
このメンツの中では、貴重な「潰せる」選手。

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【4 本田】5.0
ハマっていた。
相手の手札を見透かしているかのように、相手を翻弄。
酒井宏樹を「飼い慣らしている」し、香川の意図と相手の視線を利用して上手いこと立ち回っていた。
だが、これが本大会でも通用するとは思えない。
もうすでに、プレーが「ベテラン」のそれとなっている。
2010年の俊輔と姿がダブる。
まだ結果につながっているが、今日みたいに結果が出ない試合が続くようだと…。
「サイクル」は、終わりかけている。
得点を決めれなかったので、-0.5。

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【10 香川】3.5
能力や才能は誰よりも、評価しているつもり。
だが、言わせてもらう。
空気。
周りも活かすことも出来ず、自分を活かしてもらうために周りを使うことも出来ていない選手が、10番を背負うことは許されない。
今日が「底」だったというなら、活躍する期間に比べて、悪いサイクルの期間が長すぎる。
あれだけ攻めた前半で、シュートを何本打ったのか(記憶だと1本)。
これは、このラインの内側にいる資格はない。

得点を決められなかったことで、-0.5。
シュート総数も少ないことで、-0.5。
後半43分に相手を一人退場に追い込んだことは、あの展開では評価に値しない。
こういった選手を偏重していることだけでも、起用している監督は、不適格の烙印を押されるレベル。
ただ。
それを理解できない監督ではないことは、信じてる。
「別れ」の時は近づいた。
自らのパフォーマンスによって。

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【8 原口】6.5
MOM。
素晴らしかった。
攻撃時にはウィング、もしくは2トップ、守備時には長谷部、山口ともに3センターを構築。
相手の推進力を削ぎ落としまくった。
パスも長短、ドリブルも中外と、バランスも良く、相手は大混乱。
カイトを連想した。
「こういう選手がいるチームは強い」という選手。
本気で「2年後の本番」を見据えるなら、ケガでない限り使い続けるべき。
投資する価値はある。
今日は彼のための試合。
名を刻んだ。

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【18 浅野】6.0
1対1での切り込み、裏への飛び出し、本田や原口との連携も、及第点。
サイドに開いて、しかも中にも顔を出すところ(しかも、味方とカブらないポジションをきちんと選んでる!)ところは大いに評価したい。
でもなー、(小声)香川と動きがカブる気がするんだよなー。
でも、だったら「どっちかを選ぶ」のに迷うことはないよねー。
得点を決めたことで+0.5
あの追加点はただの1点じゃない。

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【20 武藤】5.0
帰ってきて、舞台に立った。
それが全て。
どんどん使うべき。

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【14 小林悠】5.0
青森生まれの星。
いたうの見立て通り、柴崎よりも先んじて代表に地歩を築きつつある。
彼にも「投資」するべき。

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【11 宇佐美】5.0
後半45分から出てもきっちりシュートを打つ。
その形に持ち込める。
香川、見てたか?

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(総評)
前半5分で2-0と予想し、家族に告げた。
予想は当たったが、内容はいたうの予測を下回った。
現状のクオリティは、4年前よりも悪い。
攻めきれないし、守り切れない(このレベルの相手にこれだけバタバタした)のだから。
前評判の高さで陣頭に立った監督だが、ザッケローニ、アギーレの創った代表から上積みすることが、出来ていないし、選手起用を見ている限りでは、これから上積み出来そうな予感もしない。
ただただ「サイクル」の終焉を待っているだけ。
もっとさあ、若いやつ使ってくれよ。
今日の試合だって、どう見たって、本田と香川、長谷部よりも、原口と浅野、蛍の方が良かったじゃあないか。
そして何で清武を使わなかったのか。
監督には、大いに疑問。

まあ、勝って良かった。
これで引き分け以下だった場合、日本の第一目標がプレーオフ確保になっていただけに、この勝ちは大きい。
来月や、来月。
ここで見えてくる。 

結果は受け入れがたいが、実力で負けたんだと認識するべきだと思います。

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【12 西川】…悪くなかったです。
失点は相手を褒めるべき。

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【19 酒井宏樹】…本田との縦関係は抜群だった。
リスクはあるんだけど、細かいところまできちんと整理されていて、とにかく迷いがないのが良い。
この陰には、吉田の位置取りの上手さもあるんですけれど。

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【22 吉田】…このやり方やってると、負担はこの人の位置に来るところが、悩みの種。
それだけ、要求されるタスクは多い。これをやり切れる選手は、何人いるのかと。
本当に大変なレベルのことに挑戦していると思います。

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【6 森重】…相手をしていたのが、7番のマブフートと11番のハリルという、アジア有数のガチムチでした。
かなり苦労していましたが、駆け引きでほとんど勝っていたのは、いたうは評価したい。

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【21 酒井高徳】…右の酒井宏樹の裏(スライド)と、これもボランチのカバーと。
これも重要なタスクを担っていました。

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【17 長谷部】…大島をカバーするために、自分がまず動いてその裏をカバーさせるというやり方をやり、それは成功していました。

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【7 大島】…始めはかなり意欲的に行っていて、貢献していましたが、徐々に相手に突かれていました。
1失点目も、大島の緩いパスを奪われてのものですし、前半34分には10番のアブドゥラフマンに軽くかわされてあわや失点という局面を作ってしまったし。
香川と全く合わなかったのは、大島のせいではないが、本当に惜しかった。
2失点目のPKも、引っ掛けたのは大島。
だけど、あれだけ引っ張って大島を使った監督が一番悪い。

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【4 本田】…ボールをタッチして味方と交換する度に、チームが「矯正」されていくのは、やはりさすが。

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【10 香川】…
無駄でしかも危険なロストが多すぎた。
たしかに、周りと合わなかった。
いたうも観ていてイライラした。
でも、前半40分くらいになってのプレイを観ていて、「ああ、周りが出せないレベルのパスを要求してるんだな」と理解しました。
あの「スピード感」は、近年のJリーグでは観たことない。
香川は、調子が悪い訳ではないんです。
「出しても走ってくれない、感じてくれない」という、最盛期の中田ヒデと同じようなジレンマに陥っているんだと思うんです。
清武や岡崎は感じてくれているのは、位置関係やプレーを見れば分かります。
本田はそれを理解した上で「香川を利用して」相手の裏をかこうとしています。
これも一つの答えだと思います。
ただ。
この「浮いた怪物」が、このままで良いのかどうなのか、監督としては悩みどころだと思います。
ここまで褒めてましたが、いたうの好みからすると、「急」ばかりで攻撃面で「緩」がないのは、19歳の選手ならそれでも良いだろうが、30歳に近づいた選手ということを考えれば、ちょっと辛めになってしまいます。
ただ。
無駄で危険なロストが多すぎた。

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【13 清武】…外と中、ドリブルとパスと、相手をかなりの混乱に陥れていました。
1失点してからは、大島のカバーをする範囲が広がってしまい、徐々に後ろがかりになっていきました。

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【9 岡崎】…いやあ、すごい。
これだけ「相手の急所」(それだけに一番守備のキツイところ)から逃げずに戦って、しかも、得点の匂いをさせているFWは、久しぶりに観ました。

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【11 宇佐美】…良かったですよ。持ち味は出してました。

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【18 浅野】…周りがね、もっと良いボールをあげないと。
浅野にとってもキツい試合でした。

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【8 原口】…走りまくってましたし、ボール奪取に多大な貢献をしていたと思います。
…スタメンで良かったのでは?

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残念でならない試合。
ただ。
「実力」で負けました。
これで、「序列」が覆りました。
日本は、「アジアの普通の国」になったんだと自覚しなければなりません。

監督の「ギャンブル」が失敗した試合。
ここでダイスを振る(ギャンブル)する必要があったのか。

メンバー選考は。
交代は。
監督は、アジアを舐めないでいただきたい。
ここまでの予選で、相手に助けられていただけ。
ここまで、審判に「救われていた」試合もあったはず。
今回だけ不運を嘆いていたのでは、女神は助けてくれない。

次の相手も、楽ではありません。
本当に「負けられない」試合となりました。

いやあ。
久しぶりですね…。
こういう危機感は。
久しぶりで、懐かしいです。 

前半15分過ぎからしか観ていませんが、ご了承ください。
いやあ。
素晴らしい試合でしたね!
W杯本大会並みの試合だったと思います。
今の時期にこんな試合が出来たことは、本当に大きいと思います。

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【12 西川】5.0…苦しく、厳しい評価の付く試合だったかもしれませんが、誰が出ても苦しい試合だったと思います。
でも、これだけの相手にあれだけラインを上げられたのは、西川の指示と、カバーリングの広さがあったからだと思います。

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【21 酒井高徳】5.5…うん。いたうが監督だったらどっち使うって言ったら高徳だな。
相手の右サイドから放り込まれた時のカバーリングが良い。
安心して見てられます。
クロスも、得点の可能性があるクロスでした。

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【22 吉田】6.0…こういう試合で持ち味を発揮したことは、すごい。
五分で駆け引きしていたのは、吉田と長友、あと岡崎だけだったと思います。
さすが海外組。
ラインコントロールは本当に素晴らしかったです。
危うさがあったけれど、あれ以上引いたら一方的な試合になったと思います。
本当にギリギリのところで勝負してました。
2点目はジュリッチの勝ち。
あれは相手を褒めるしかない。

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【6 森重】4.5…さすがにジュリッチ(18番)クラスだと、苦しみましたね。
空中戦でも勝てないし、押せないから相手に良いポジション取られてしまうし。
ライン取りの駆け引きでも完敗でしたし。
笑っちゃうくらい勝てませんでしたね。
このレベルの飛び出しが出来る相手って、初めてだったかも。
それくらいエグかったです。
いやあ、でも本当に良い経験しましたね!
でも、森重で勝てなかったら日本人で勝てる選手はいないと思います。

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【5 長友】6.0…さすがワールドクラス。体格の違いを見事に克服してました。
すげえわ。

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【17 長谷部】6.0…最高ですね。
守備も良いし、必ず要点にいるし、パスの質も、高品質。
本当にパスが素晴らしい!

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【7 柏木】5.5…相手のパワーとスピードに走り回っていましたが、逃げてませんでしたね。
それが何よりうれしかったです。
柏木が退いた後は、全然ボールが回らなくなりました。
歴然でしたよね。
すでに代えがきかない選手になっていると思います。

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【13 清武】6.0…もう、レギュラーですね。
遅すぎたくらいですが。
誰とでも合わせられるのは、本当に魅力です。

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【18 浅野】5.5…きちんとミッションをこなしていたし、時間こそ少なかったものの持ち味を出していました。
本当に気持ちの強い選手ですね。
遠慮してない。
良いですよ。
ケガだけはしないで欲しいです。
最後の最後でパスを出したのは、残念でなりません。
本人も泣いていましたので、その「重さ」は痛感していると思います。
これを糧に、さらに成長してほしいと思います。

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【11 宇佐美】6.5…最高でした。宇佐美が出た代表戦でベストの出来だと思います。
宇佐美がこれだけ活きたのも、そのスペースを作り出していた清武の功績が大だと思います。

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【9 岡崎】5.5…常にライン上を動き続けて、相手DFラインはストレスを感じていたと思います。
先に触りますし。
体の使い方も「圧」の逃がし方も格段に良くなりましたね。
ポストプレイ一つとっても、「受ける」だけじゃなくて、ターンして前を向ける気配を必ず出しているから、相手は相当嫌だったと思います。
シュートが少なかったと思うので、-0.5。

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【3 遠藤航】5.0…交代直後はただただ走り回るだけでしたが、2失点目以降は縦に良いボールを入れられるようになっていました。

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【20 槙野】4.5…あのクロスでは、1000回上げても絶対点は獲れないでしょう。
クロスも種類がないし、タイミングも1つだけ。
厳しいですね。

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【24 小林祐希】5.0…しょうがないんですが、Jリーグ基準でプレーしていたように見えました。
あれだと審判はとってくれないし、相手も怖くない。
でも、持った時の立ち姿は素晴らしい。
やはりすごく良い選手。

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【15 金崎】5.0…必ず使われる。
それだけのものを持っているし、毎試合示しているからこそだと思います。
今日はノーチャンスでしたが、次回に期待したいと思います。

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【14 小林悠】5.5…これだけの短い時間で数回も大チャンスを作り上げたのは、やはり川崎で培われたポジショニングの良さがあったから。

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(総評)
現時点で相手が一枚も二枚も上だったと思います。
5回やって勝ち点2くらいしかとれないんじゃないのでしょうか。
それくらい差があった思います。
でも、アジアではこんな試合は経験できなかったでしょう(オーストラリアやイラン相手でも)
こんな試合を経験できたのは、本当に大きな収穫だったと思います。

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【1 川島】5.5…試合に出られなかった当時の迷いとか、「ふわふわ感」はこの試合では見られませんでした。
森重も吉田も何か安心していましたし。
…川島の時代はまだ続く?
PK阻止。カッコよすぎました!!

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【19 酒井宏】6.5…長谷部との関係性で、本当に良い感じになってきましたね。
やっぱり使っていかないとダメなんですね。
でも贅沢な話ですが、もっとやって欲しい。
出来ると思いますし。

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【22 吉田】6.0…ラインの上下、後ろ向きになりながらの間合いと駆け引きは、素晴らしいですね。
実際に観ていると、フィジカルじゃなくて、「駆け引き」でプレーするタイプなので、本当にそこらへんは上手い。
昔のイタリアのDFみたいな香りを感じるんですよね。
そういうのがはっきりと見て取れた試合だったと思います。

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【6 森重】6.5…吉田が気持ち良くプレー出来ていたのは森重のおかげだと思います。
しかも森重は誰と組んでも苦にしないし。
良いですね。

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【5 長友】6.0…清武が自由に気持ちよくできていたのは、長友の気の利いたポジショニングの影響大。
もうこのレベルでも何とも思ってないですね。

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【17 長谷部】6.5…とにかく、DFラインとの距離感が最高ですね。
連戦でこのパフォーマンスを出せるかどうかが問題なだけで、本大会まで彼で良いと思います。
長谷部の控えはFC東京の高橋で良いと思いますし。

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【7 柏木】6.0…試合は彼が組み立てていました。配球、テンポもチームに好影響を与えていました。ミスしてボールを取られても、ファウルをして止めていたのは、気持ちを見せてくれたように感じました。
これだけ回りが動いてくれると、彼の良さが活きるし、日本の良さが出る。
この方向性で良いと思います。
あとはどれだけ体張れるか。
「7番」は彼のものになりましたねー。
柴崎にも頑張ってほしいんだけどなー(@_@;)

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【14 小林悠】5.5…守備に走り、裏を狙ってくれるので、画面に出る機会は少ないですが、柏木、清武、香川を並べるなら、かなり活きますね。
ハリルホジッチも、こういう選手を使いたいし並べたいんでしょうし(前に永井を使ったのも、そこら辺が理由なんだと思います)
ただ、本大会みたいな守りの時間がかなり多くなる展開で、ここまで消えると、苦しいなあと。

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【10 香川】6.0…清武、柏木の存在によって、ようやく香川の強みを発揮することができました。
あるパターンに入ると世界有数の強みを発揮する選手。
それを理解して合わせてくれる選手が出てきたというのは、追い風だと思います。

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【13 清武】7.0…MOM。
ボール持ってる時も持ってない時も香川を常に頭を入れたポジショニングを心掛けているのは伝わりました。
岡崎、長友、柏木とも素晴らしい距離感。
左サイドに穴を空けることもなく、中央に入っても危険な存在でした(シュートを撃てば)
これくらいできる選手だというのはみんな知ってはいましたが、監督に、そして実際に示したことで一気に評価を上げた試合だと思います。

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【9 岡崎】6.5…常に裏を狙っていて、その切り込むタイミングはもとより、切り込む「角度」もエグい。
そしてゴール前での落ち着きと「ビジョン」の豊富さは、大久保を超えました。
常にポジティブな空気を流し込みますし。
日本サッカー史上最高のFWですね。
釜本の得点数を超えるかどうかは判りませんが、「ビジョン」の多さでは、桁が違うと思います。

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【11 宇佐美】5.0…うーん。
こういう展開ならこういう展開でやりようがあると思うんですけども。
って書いてるうちに点を獲りましたが、その思いは変わらず。
世界基準で言えば、もう若手ではないのだからもうちょっとそういうやりようを見せてほしいなあと。
今日の出来で韓国やオーストラリア相手にして活躍できる姿は、ちょっと想像できませんでした。
後半34分の守備は良かったですが。

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【15 金崎】5.5…ハリルホジッチが気に入っている理由は分かります。
使ってみたいと思わせるものがあります。
どこでも使えるし計算できるし、気持ちもあるし1対1も苦にしないし。
貴重な存在です。
使えば使うほど良くなっていくと思います。

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【18 浅野】5.5…とにかく裏を狙っていた小林悠に変えて、さらに裏を狙い、さらに足の速い浅野をこの位置で使うところにハリルホジッチの意図を感じます。
やはり、本音ではこの位置の選手はこういう選手を使いたいのでしょうね。
私も同意見です。
本田を使うなら配置を工夫しないとダメだと思いますし。
PK獲得のシーンは、持ち味を出しました。
後半であのスピードはキツイ。

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【8 原口】5.0…良かったです。ボールを前に運ぶ力はこの日一番ですし。
あとは周りとの絡みですね。
後半雑になっていた(追いかけまわる役割をさせられていたとはいえ)ので、-0.5。

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【3 遠藤航】4.5…キツイ代表デビューとなりましたが、こういうのを経験したことは、あとで考えれば安いものだと思います。

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【2 昌子】5.0…短い時間でしたが、プレッシャーと、空中戦での間合いは、良かったと思います。

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(総評)
本当に大雑把で乱暴な言い方すると、選手には2つのタイプがいます。
足元でもらいたがる選手と、裏に出して受けた方が活きる選手、です。
本田や香川や宇佐美は、足元でもらいたがる選手。
岡崎や小林悠は、裏でもらった方が良い選手。
で、柏木や清武からすれば、裏へ走ってくれる選手の方がやりやすい訳です。

この日これだけ良い感じで試合が展開したのは、この「裏へ走る」選手と、「裏へボールを出すのが得意な」選手の配分と配置が良かったというのが一つあるのかなあと感じました。

欲を言えば。
後半開始くらいには、センターバックを代えて欲しかったなあー。

でも、本大会を考えれば、まだまだ突き詰めていかなければいけない点を多く見ました。
これが3合目であることを期待したいと思います。

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