いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

カテゴリ: Hannibal

この日は七戸でAGNの4月会でした。
4名での開催でした。
今回は、「ハラさんの日」ということで、Hannibalをプレイして、その後はバックギャモンの10番組み手をやりました。

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【ニムト】
いたうが着いた頃にはもう皆さん到着されていて、ニムトをプレイしていました。
ニムト1


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【Hannibal】
はじめにどちらをやってもらうか最後まで悩んでいましたが、ハラさんがローマ、いたうがカルタゴでプレイしました。
第1ターンは、いたうにでかい数字カードが来なかったのと、シチリアの反乱カードが来ていたので、ハンニバルを進めずにイベントプレイ。
2ターン目にアルプスを越えました。
それに対応する形で、ローマも北部(画面上側)と南部のシチリア方面からの侵入とシチリアの反乱(青タイルに変えられている所)への対処でこちらにも1個軍団を派遣。
さらには、カルタゴ本国(画面下側)へ海上移動が得意なマーゴを派遣。
南部からの侵攻ともしもの時にハンニバルへ兵力を補充するために派遣しました。
ハンニバル48 (1)

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同時期に、ハラ@ローマはイベントカードでアフリカのヌミディアを中立化。
アフリカ西部に政治的空白が生まれます。
ハンニバル48 (3)

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アルプスを越え、イタリアへ侵入したものの、目前に20兵力近くの兵力を置かれてしまって、睨み合い。
身動きが取れません。
しかし、時間はカルタゴ側ではなく、ローマ側の味方です。
動かなければ動かないで不利になっていくのは、カルタゴ側。
いたうはどうすべきか。
ハンニバル48 (4)

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ローマ側を揺さぶろうと、イタリア半島南部に上陸しようとしたマーゴでしたが、最悪6の目を出さなければ良い状況で、出た目は6。
マーゴ艦隊はローマ艦隊に補足され、沈没。
マーゴ指揮下の5兵力ともども全滅してしまいました…。
ハンニバル48 (5)

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仕方ないので、意を決してローマ軍の裏をかいて山越えをしてエトルリアへ侵入。
すかさず各地へ兵力を展開。
エトルリア地方をカルタゴ陣営へ引き入れました。
ハンニバル48 (6)

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その隙に、ガイウス・ネロがアフリカへ上陸。
港をローマ陣営へ引き込み、さらに東西ヌミディアをローマ陣営へ。
アフリカは五分五分の状況となりました。
ハンニバル48 (7)

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その裏で、ハンニバルのローマへの進軍を恐れた(攻城兵器を保有していた)ローマ軍は、焦ってローマへ帰還。
その裏をかき、その場に残すことを余儀なくされた指揮官無き8兵力を、一方的な展開でハンニバルが殲滅。
後の時代に「チザルピナの虐殺」と呼ばれることになる一戦でした。
ハンニバル48 (8)

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その隙に、ヴァッロがエトルリアに上陸。
ノーペナルティで自由に海上移動できる。
制海権を完全に掌握しているローマの強みです。
ここで単純に追い出そうと動けないところも、頭の痛いところです。
ヴァッロを追い出そうと攻め込むと、退路を絶たれた状態でフラミニウスとの先頭を強いられることになるからです。
退路を絶たれているので、負けたら即全滅。
ローマ側も「踏み絵」を踏ませに来ていました。
ハンニバル48 (9)

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同時期、アフリカでは、ガイウス・ネロがカルタゴの首都まで迫ってきていましたが、いたう@カルタゴは、その裏を突き、危険を覚悟でハンノを出兵。
ローマ側へなびいたヌミディアを引き戻そうという、覚悟の出兵でした。
ハンニバル48 (10)

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ハンノは特殊能力(アフリカにおいて権威がある)で、歩いて踏むだけで相手側の政治マーカーを取り去って中立化させることが出来ます。
そうしてる間に、ガイウス・ネロが立ち向かってきました。
ヌミディアが中立化されたことにより、ローマ側に対して5分以上の勝負が出来るような状況になっていたところが救いでした。
ハンノがこれを撃破し、アフリカからローマ勢力を追い出すことに成功しました。
ハンニバル48 (11)

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小競り合いはしつつも、大きな会戦は起きなかった今回。
30兵力近くをローマに駐留している状態で、天才スキピオ・アフリカヌスが登場してきました。
カルタゴは、ギスコに兵力を持たせ、北イタリアへ派遣。
来る「関が原」の後のことを考えての派遣です。
ハンニバル48 (12)

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ここでハラ@ローマも仕掛けてきました。
1個軍団を北ヒスパニアへ派遣。
背後を荒らしに来ます。
ハンニバル48 (13)

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しかし、北ヒスパニアはいたう@カルタゴは放置しました。
今の焦点は、イタリア半島。
まずは、ギスコを先遣させ、仕掛けてくるのを待ちます。
仕掛けてこなければ、南部への「道」を造る算段です。
ローマには、約30兵力が待ち構えています。
篭ってギスコを見逃すのもリスクだし、アフリカヌスをローマから出すのもリスクです。
ハンニバル48 (15)

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ヒスパニアでは、ハシュドゥルバルがティベリウス・センプロニウス・ロングスと戦い、撃破しました。
戦力では2倍の差がありましたが、ヒスパニアの地の利を活かした格好です。
ハンニバル48 (16)

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その同時期、イタリアでは。
アフリカヌスは、ギスコの「進軍」を許容できないと判断。
アフリカヌスが自ら出立し、ギスコに襲い掛かりましたが、ギスコは特殊能力により、戦闘前退却に専念。
連続して成功し、アフリカヌスを北部へと「誘導」することに成功。
一瞬ではありますが、ローマには兵力がいるとはいえ将軍がおらず、がら空きとなりました。
鮮やかな戦略的撤退でありました。
ハンニバル48 (17)

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この時点で、ローマ側支配地域5、カルタゴ側支配地域13と、一時的ではありますが大差がついた状況となりました。
しかし、ローマ本体は未だ健在を保っていました。
ハンニバル48 (18)

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そして、とうとうカンネー近辺でハンニバルとスキピオ・アフリカヌスが衝突。
歴史的な会戦が始まりました。
ところが。
カルタゴ陣営の中にローマのスパイがいて(イベントカード)、ハンニバルの作戦は、スキピオ・アフリカヌスに筒抜けでした。
しかし。
紙一重の差でハンニバルが勝利。
アフリカヌスの敗北に、ローマ全体が動揺しました。
ハンニバル48 (19)

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そしてその敗北後。
この年の終わりの政治判定でローマ側が支配地域の差分のローマ陣営のエリアを除去することができないことが判明したため、ハラ@ローマは最後の大逆転をかけて、アフリカヌスをカルタゴの首都カルタゴへ派遣。
カルタゴを今年中に陥落させてのサドンデス勝ちを狙いました。
このとき首都カルタゴは3兵力のマーゴのみ。
ハンニバルは移動ポイントが足りずにカルタゴへ到達できない。
絶妙で、いたうも冷や汗をかくシチュエーションです。
マーゴは篭城を余儀なくされます。
攻城ポイントは、1ポイントしか得られなかったローマ軍。
そこに、急遽戻ってきたハンノが、玉砕覚悟で戦闘を挑みました。
城から呼応して出てくるマーゴ。
そして、激戦の末。
ハンノがアフリカヌスを撃破しました。
ローマ軍は退却できずに全滅。
アフリカヌスもアフリカの大地に散りました。
ハンニバル48 (20)
ここで、ハラさんが投了。
負けはしましたが、初プレイで全力を尽くしたその姿はいたうの心を打ちました。

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【信長包囲戦】
そのハンニバルの裏では、信長包囲戦がプレイされていました。
ハンニバル48 (14)

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【Twilight Struggle】
そして、信長の後は、Twilight Struggleがプレイされていました。
最終ターンまで終わってサドンデスが無く、勝負は最終判定へ。
TS1 (1)

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その結果、US側が、勝利していました。
熱戦だったようで、二人ともへたり込んでいました。
TS1 (2)

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【バックギャモン】
Hannibal終了した時に、Twilight Struggleが行われていたので、いたうとハラさんでハラさんのフェイバリットであるバックギャモンをプレイしました。
いたうもルールは知ってアプリで少しやっていた程度の初心者レベルだったので、ところどころアドバイスを頂きながらのプレイ。
もう一回、もう一回とプレイして、最終的には10回はやったでしょうか。
バックギャモン1
バックギャモン、やっぱ面白いです。

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【アブルクセン】
Twilight Struggle終了後、閉館時間ギリギリまでアブルクセンをプレイしました。
むつさんの圧勝でした。
アブルクセン8
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この日は以上でお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします(・∀・)!

この日は6名の方にお集まりいただいての開催となりました。
卓を二つに分けていたうとながやんはHannibal、その他の方でランカスターと裏切りの工作員(エミッサリー・クライシス)をプレイしました。

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【Hannibal】(ValleyGames)
二人用の傑作CDS(カードドリブンシステム)です。
勝ち筋が対局によって毎回異なるので、何度やってもその面白さは衰えることがありません。
いたうがカルタゴ、ながやんがローマでプレイしました。
1ターン目。
いたうの手札が1と2のカードばかりでどうしようもなかったので、ハンニバルは一歩も動かず、各地の政治支配に専念。
というしかそれしか出来ず。
ハンニバル35

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2ターン目にアルプス越え。
現地のガイドがいたので(イベントカード)、被害も最小限でイタリアに突入!
ところが、ここでローマ軍は20を超える兵力を並べ、イタリア半島への道を塞ぎました。
ハンニバル36

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このまま睨み合うのを嫌ったいたうは、険しい山道を越えてエトルリア地方へ南下。
イタリア本土への進入を果たしました。
ローマ軍がこれに対応するためには、兵を分けなければならず、いつ、どこでという判断が問われます。
ここでながやんが仕掛けてくるも、ハンニバルが撃破。
ローマ1個軍が半壊。
エトルリア地方は、ハンニバルによってカルタゴ支持へ(地方の過半数を勢力下に治めるとどちらかの陣営になる)
ハンニバル37

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その頃、当時のローマで最強の将軍、マルセラスが、ヒスパニア周辺をローマ化。
ヒスパニアを窺う様子を見せました。
しかし、ここはもし侵入されたとしても、時間がかかるだろうということで、余裕がなかったので放置。
その分ハンニバルに暴れてもらえば良いと、マルセラスがいない間にイタリアを切り取れるだけ切り取ろう、そういうことになったのでした。
ハンニバル38

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【ランカスター】
その頃、隣の卓で終わったと連絡が。
熱戦の後だったようで、皆さん放心状態でした。
こーさん(紫)が勝利されたようです。
ランカスター6

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ハンニバルを足止めしている隙にガリア・キサルピナ(画像上の地方)の反乱部族鎮圧に乗り出すローマ軍。
どちらも一歩一歩が果てしなく重要な状況です。
しかしここで、「外交」(イベントカード)や戦闘で負けたために空白地帯になった地方をカルタゴ支配にすることに成功し、南部に足がかりを作ることが出来ました。
ハンニバル39

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ローマ側(ながやん)としては、当然これらの対策と撃退に来るであろうと見越していたでしょうが、ここでハンニバル(いたう)は、ガリア・キサルピナと苦労して手に入れたエトルリア地方を放置。
南部に移動しました。
南部にカルタゴの拠点を作る気です。
シラクサ(画像下の四角い青い都市)も、イベントカードによってカルタゴと同盟を結び、ローマとの同盟から離脱しました。
ハンニバル40

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イタリア側は、戦に負け続けて巨万の兵を死なせていました。
イタリア本国でも、南部の2州がカルタゴ化し、シラクサの王も、日和見を決め込み、カルタゴ側に与しました。
しかしそれでもローマ同盟は粘り強く維持され、反撃の機会を虎視眈々と狙っていました。
そこに。
若き天才スキピオ・アフリカヌス(25歳)が、指揮官に抜擢されました。
ここに、ようやくカルタゴ(ハンニバル)への反撃の道が生まれました。

画像は、スキピオ・アフリカヌスが一度カルタゴ勢力下の奥深くへと侵攻したのですが、積極反撃を決意したハンニバルの前進により、後退していったところの画像です。
双方が、自分の有利な地域(相手にとって不利な地域)で一戦しようという意図が窺えます。
この、「戦場を設定するための駆け引き」が、とても古代の戦いっぽいなあなどと思いつつ。
ハンニバル41

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そして、このスキピオ・アフリカヌスとハンニバルの一大決戦は、ハンニバルが勝利。
ローマ軍は大きく撤退しました。
兵を集めにエトルリアへ赴くスキピオ・アフリカヌス。
さらには本来兵役の義務のない奴隷まで徴兵(イベントカード)しての戦時体制。
総力戦です。
ここまで4~5戦して無敗のハンニバル。
消耗した兵士も、マゴが兵を連れてきたことにより回復(というか、余ってる!)
未だ健在です。
ハンニバル42

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焦ったヴァッロが突進してくるも、これも撃退。
ハンニバル43

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しかし。
ここで兵を回復し、敗戦から学んだスキピオ・アフリカヌスが、再び戦いを挑んできました。
ここで無理をする必要もなかったのですが、慢心があったのでしょう。
戦いに応じたハンニバル。
ハンニバル44

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しかし。
これが、時代の選択だったというのでしょうか。
これからはスキピオ・アフリカヌスの時代だと。
戦闘から退去したりしながらも、追い詰められたハンニバルが、とうとう負けました。
しかも、ハンニバルお得意の両翼包囲で!
そして。
被害を判定したら、出た目は「全滅」…。
そうです。
ここに、当時地中海最強にして最高の将軍、ハンニバルが、散ったのです。
ハンニバル45

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俄然沸き立つローマ。
凱旋式も4回行う事が決定されるなど(嘘)、ローマではもうすでにお祭り騒ぎ。
余勢を駆ってマゴも撃退するアフリカヌス。
ハンニバル46

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マゴ、3度目の戦死。
しかし、頑張ってくれました。
マゴの活躍は、カルタゴにおいて、永く語り継がれることでしょう。
ハンニバル47

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そしてこの後、スキピオ・アフリカヌスは戦乱で傷付いたイタリアを平定していきます。
このままでは属州支配の数の争いになるのは明らかでしたが、主導権は完全にローマが握っていました。
カルタゴ側には攻め入るだけの兵力はなく、そればかりか今ある本国を守るのにも事欠くのが現状でした。
カルタゴ側にとっては、終了まで残り少ない時間だけが味方でした。

最終ターン。
カルタゴは手札を駆使し、徹底的に嫌がらせをしました。
シチリアのローマ支配タイルを吹き飛ばし、コルシカのローマ支配タイルを吹き飛ばし。
これにより、何とかリードを保ったままゲーム終了まで逃げ切りました。

最終ターンまでかかったにもかかわらず、平日ゲーム会でプレイし切ることが出来ました!(3時間10分)

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(感想)
やはり素晴らしい作品だと思います。
ゲーム判定上は勝った訳ですが、勝った気が全くしませんw
やはりハンニバルは強いけれど、その強さが、危うさとの裏表な訳でして。
たまりません。
課題も見えましたし、また機会を見つけてお相手していただけたらなあと思います。
ありがとうございました。

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【裏切りの工作員】
写真を撮り忘れていました。
終盤からの観戦でしたがすごい読み合いの応酬でした。

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この日はこれにてお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)

【2014年観戦記録】
187試合目:千葉vs磐田
188試合目:バイエルン・ミュンヘンvsドルトムント
189試合目:C大阪vs甲府
190試合目:川崎Fvs清水
 

青森ボドゲクラブの例会で、午後からプレイされたHannibalの模様をお伝えします。

いたうがカルタゴ側、ながやんがローマ側でした。

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序盤、いたうはヒスパニアのイドゥベダ(ヒスパニアでカルタゴ側に帰属していない属州)を海岸沿いだけ支配下に置いて、将軍の再配置を行っていました。
すると、シチリアからロングスがマッシリア(マルセイユ)へ展開してきたので、ここでハンニバルで示威行動をし、前進して圧力をかけました。
すると、下がっていったので、ならばとこのままアルプス越え。
前進することで相手を元の場所に戻そうとプレッシャーをかけました。
ハンニバル22
 
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2ターン目で、イタリアへ山越えしないで侵入できるルートを、ローマ軍が最強の将軍で塞いでいたため、いたうは山越え(兵力が消耗する)でエトルリアへ侵入しました。
ここでもローマに選択を強いた形です。
このまま、エトルリアをカルタゴ側へ転向させることに成功。
3ターン目。
いたうは「シチリアの裏切り」のイベントを発動させ、シチリアはローマ支持から中立状態へ(どちらの政治コマも置かれていない状態)
ここでも、このまま2~3将軍をハンニバルに張り付かせるのか、それともシチリアへ1個軍を派遣し、ローマへと戻すのか、という選択を強いました。
ハンニバル23
 
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シチリアはマゴ(カルタゴの将軍)によってカルタゴ陣営に入りましたが、ネロ将軍の軍が派遣され、マゴは早々に退散。
その後ネロによって、シチリアはローマ側へと戻されました。
その間に、その稼いだ時間で北部のエトルリア属州をカルタゴ化。
着々とローマ支配を切り崩し、カルタゴの拠点を形成していきます。
ハンニバル24

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それでもながやんはじっと動かなかったので、これ以上兵力を蓄えられてはマズイと、せっかく支配したエトルリアを飛び出し、南部へ移動しました。
南部には、カルタゴの蜂起に呼応して反旗を翻した現地部族がいて、この部族の上で待機していて、このマスで戦闘が発生すると、カルタゴ側が少し有利になるのです(戦闘カード+1枚)
ここを拠点に南部の港湾を奪取し、兵士や軍団の出入りを円滑にしようという腹づもりでした。

というのも、制海権はローマが完全に握っているので、ローマ側は海上移動で好きなところに、ノーリスクで移動できますが、カルタゴ側は海上移動の際に判定をしなければなりません。
判定に失敗すれば、最悪の場合軍団が全滅します。
戦闘(戦術)レベルで優位なカルタゴ側と、「内線の利」を活かして戦略レベルで活路を見出すローマ側と、この非対称なところがこのゲームの魅力の一つだと思います。
ハンニバル25

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ここで、ながやんは当時のローマ最強の将軍、「ローマの剣」マルケルスが南部を支配しようと兵力を分散させたハンニバルに襲いかかって来ました。
もちろん、いたうは支配する気半分、戦闘に誘い込む気半分でした。
戦闘は、18枚vs16枚と拮抗。
しかしこの大一番を、辛くもいたうが両翼包囲で勝利しました。
その被害判定は。
「全滅」でした。
「ローマの剣」が、戦場に消えました。
ハンニバル26
しかし、これはカルタゴ側にとっては第一ラウンドの勝利でしかありません。
ローマの動員力は、驚異的で、ハンニバルがどんなに勝利してもまた大軍団を立ち上げ、襲い掛かってくるのです。
一回負けたら即詰みのハンニバルと、一回くらい「関ヶ原」に勝っても、第2、第3の「関ヶ原」を仕掛けることが出来るローマ。
勝ち続けるしかないハンニバルと、「負け続けて負け続けて、最後に勝つ」ローマ。
ここら辺の意地と気力のせめぎ合いが、実に素晴らしいのです。

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ここでローマ側が再軍備をしている間に、ハンニバルは南部の2属州を支配下に。
待望の「港」も手に入れました。
さらには、サルデーニャ属州(下の画像の中央の島)、そしてマゴが再びシチリアに再上陸。
このハイエナ的進軍で、徐々にローマの支配システムに綻びを作っていきます。
ハンニバル27
しかし。
ローマは、待っていました。
「天才」の出現を。
「天才ハンニバル」に対抗できうる、「天才」を。
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第6ターン。
ここで、ローマにスキピオ・アフリカヌスが登場します。
ハンニバルと同じ能力値を持った彼こそ、ローマの最後の希望でした。
ハンニバル28
ここまで順調に来ていたいたうは、慎重に行こうと、奥へ退却しました。
スキピオ・アフリカヌスを「盾」にして、その裏側でネロ将軍が兵力を展開し、アプリア属州をローマ側へ戻す工作をするという、いたうからすれば歯軋りのする展開。
神経戦が、繰り広げられました。

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この時の状況です。
ハンニバルは、南部の同盟部族のいるエリアに居座りました。
その眼前に、スキピオ・アフリカヌスが布陣して膠着状態なりました。
その隙に、ローマ軍はカルタゴに支配された属州の再帰属を図り、さらにコルシカ・サルデーニャ属州にも軍を派遣し、ここも「ローマ化」を図っていました。
ながやんは北部も切り崩そうと狙っていましたが、北部に居座っていたのは、カルタゴで実力2位の将軍、ハシュドゥルバルでした。
ハンニバル29
北部の安定化と「二正面」をローマに強いることと、わざとヒスパニアやアフリカ方面に「隙」を作ることでそちらに進軍することでローマの兵力を分散させたい、いたうの思惑がありました。

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ここで、ながやんはいかなる方針で臨むか迷うことになります。
鍵を握るのは、スキピオ・アフリカヌスの行動方針です。
ハンニバルと五分五分の勝負を挑んで雌雄を決するか、最終ターンまで見込んでヒスパニアやアフリカへ進軍してカルタゴ支配を切り崩し、カルタゴを揺さぶるのか…。

ながやんが選択したのは、アフリカ上陸、そして本拠のカルタゴへ進軍、占領という方針でした。
ハンニバル30
兵力は五分五分ですが、将軍の作戦値に差があるため、スキピオ・アフリカヌスに有利。
いたうはカルタゴに篭ります。
ならばと、ながやんはさらに有利な状況に持って行こうと、ヌミディアへ進軍。
ヌミディアを支配することでアフリカでの戦いを優位にしようとしました。

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それを見たいたうは、スキピオ・アフリカヌスがいないならば何も怖くないと、ハンニバルを逆に首都ローマへ進軍させます!
そして攻城戦。
攻城戦が下手なカルタゴですが、ダイス目が良く、攻城ポイントを1ポイントを獲得しました。
攻城ポイントが3ポイント貯まると、占領できます。
首都ローマが占領されても、ローマの即時敗北です。
スキピオ・アフリカヌスよ、戻って来い、と心で念じます。
我慢と我慢、意地と意地の張り合いです。
ハンニバル31

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一方アフリカ方面。
ヌミディア地方を占領しようと、兵力を展開したところで、いたうはマゴに大兵力を与え、スキピオ・アフリカヌスに肉薄します。
イタリアでハンニバルにやられたことを、そのままスキピオ相手にやり返します。
ヌミディアを支配出来ていない今の状況であれば、将軍の能力差では負けていますが、戦闘カードの枚数だけであればカルタゴ有利という状況を作り、ながやんに再び選択を突きつけます。
ハンニバル32

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ここで、マゴが肉薄してる限りヌミディアの支配は出来ないと判断したながやんはスキピオ・アフリカヌスをイタリアへ戻しました。
戦闘回避でローマから退却したハンニバルでしたが、ついに捕まりスキピオ・アフリカヌスとの大一番となりました!
ハンニバル33
そして、その大一番に、間一髪で勝利したいたうは、スキピオ・アフリカヌス軍を全滅させることに成功。
スキピオ・アフリカヌスはイタリアの大地に散りました。

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そしてその年の冬に、ローマが支配地の差分の政治マーカーを除去したところ、ちょうどゼロに。
ローマは大都市しか支配下に置いていない状況となり、逆転は不可能と判断し、降伏。
カルタゴ優位な屈辱的な停戦条約を結ばされ、カルタゴの勝利となりました。
ハンニバル34
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(感想)
これだけ勝ちに勝っても、苦しい戦いを強いられるハンニバル。
一度でも勝てて、ハンニバルを仕留められたらそれで勝てるローマ。
幾多の追い込まれた国が夢見る、「戦略的劣勢を戦術的勝利の積み重ねで覆す」ということの難しさを、嫌というほど味わえます。
今回は勝たせていただきましたが、綱渡りの連続でありました。
初めてのローマということで苦労していた面もかなり見受けられたので、次はこうはいかないと思います。

対戦してくれたながやんに、感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。

7月13日、青森ボードゲームクラブの例会が開催されました。
今回は7人でした。
ありがとうございました。


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【イスタンブール】
ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート賞にノミネート(当時)の作品です。
次の日に、発表となり見事にイスタンブールがエキスパート賞を受賞しておりました。
やってみるとなるほど。
「パズル」感はするけれど、「やらされてる」感、「(システムに)遊ばさせてもらってる」感はそれほどなく、1時間程度で終わる割にはプレイした手応えのある良いゲームでした。
終盤は詰め将棋的になるので、トップ勝負とそれ以外の人になりがちですが、短時間で終わるので、もう一回やることができますので、そんなに評価を下げるほどではないかな、と思いました。
abc7131
 今回は、いたうが「意地でも広場に行かない」戦術が功を奏し、勝たせていただきました(・∀・)

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【サンクトペテルブルク】
最近またやりたいなあと思っていたサンクトペテルブルクをプレイしました。
abc7132
いたうはスタートでつまずいて資金ショートを起こして出遅れてしまったので、「貴族」を獲れなくて、「早めに建物を建ててその勝利点を積み重ねて逃げ切る」戦術になってしまいました(つД`)
最終得点計算で、手札を1枚持っていたため、-5点を喰らって最後の最後でこーさんに逆転され、1点差で負けました(つД`)
いやでも、面白かったです。
リアルでやるのとPCでやるのとは、また違うんですよねー。

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【ヴェニスコネクション】
いたうが尊敬するアレックス・ランドルフ氏の作品。
2人用で、交互に1~3枚のパネルを並べていって、リンクを完成させた人か、「完成できない」と証明できた人が勝ち、というゲーム(たしか)
やってる途中で、「あ、これ、マッチ棒を1~3本取っていって、最後の一本を取らされた人が負けみたいなゲームだ」と気付いたので、残り枚数を計算して、自分が「最後に引かないで済む」枚数になるのにどうすれば良いか計算して、それで勝ちました。
abc7133

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【マニラ】
ながやんがいらっしゃったので、いたうが離席。
その間に、マニラがプレイされました。
いたうもやりたかったです(´・ω・`)
abc7134
今度MAXの人数でやりましょうm(_ _;)m

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【ハンニバル】(Hannibal -Rome vs Carthage-)
いたうとながやんは、これをプレイしました。
CDS(カードドリブンシステム)の傑作にして、プレイするたびにゲームの展開が大きく異なり、定石を理解していたとしても、必ず戦争遂行責任者として予測不能な状態での決断を迫られる、多くのプレイ回数に耐えうる、奇跡の一作といっても良い作品です。
ハンニバル25
詳細はあらためて書きたいと思います。
勝負は、五分五分の勝負を全ていたうが勝利したため、ローマが降伏し、いたうの勝利となりました。

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【ブルームーンレジェンド】
いたうたちが終わった後も、隣の卓ではプレイが続いていましたので、待望の日本語版が発売された傑作カードゲームをプレイしました。
3匹のドラゴンが、イカしていますが、持ち主の趣味です。
abc7135
で、プレイしようと思ったのですが、日本語ルールを読んで、プレイにまで至りませんでした(´・ω・`)
旧版ではプレイできたんだけどなあ。
こんなに読みにくかった(分かりづらかった)っけ?
ながやんには、申し訳ないことをしました(-_-;)

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【フィレンツェの匠】
隣でプレイされていました。
ルール説明などで苦労されていたようですが、いたうもやりたかった作品でありました。
abc7136

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【蒸気の時代】(二人対戦、セントルシア島)
ながやんと二人で「蒸気分が足りないな…」ということになり、二人用のセントルシア島を。
プレイにはいたりませんでした(並べ終わった頃に隣が終わったため)が、俺ら、蒸気が大好きですw
abc7137
今度、対戦してみましょうー。 >ながやん

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【ルールの達人】
カワサキファクトリーさんの同人ゲームの海外版。
ゲームも面白かったですが、アートワークがとにかくカッコ良かったです。
abc7138
ただ、ちょっとカードの上下が把握しづらかったかな…?
いたうが勝たせていただきましたm(_ _;)m

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【イスタンブール】(2回目)
夕方になり人数が減ったので、これをもう一回プレイしました。
新しくルールを頭に入れる気力も体力もなかったですし(^-^;)
abc7139
むつのひとさんが勝利していました。
いやあ、面白いゲームですねー。
この時、「このゲームが大賞じゃない?」と思ったものでした。
最近(最新)のゲームは、本当にもの凄いレベルで創り込まれてますねえ、本当に(@_@;)
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この日はこれにて時間前にお開きにして、食事に出かけました。
いたうは昼飯を食べてませんでしたし(^-^;)
いやあ、ゲームやりまくりましたー。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
遠くからも参加していただき、恐縮の至りですm(_ _;)m
感謝の言葉しかありません。

次回は9月7日です。
よろしくお願いします。

この日、午後少し時間が空いたので、ながやんにお越しいただき、Hannibalをプレイする機会をいただきました。


【Hannnibal】
いたうがローマで、ながやんがカルタゴでした。
開始図です。
ハンニバル11

ハンニバルがサグントゥムという同盟都市を攻め、ローマが救援に向かうかどうかで紛糾し、サグントゥムを陥落させてしまった直後から、ゲームが始まります。
右から二番目のコマがハンニバルです。


アルプスのふもとまで来たハンニバル。
ハンニバル11-5
制海権を獲られたカルタゴの中で、マゴは海上移動で移動できる可能性が高い、重要な将軍です。
当時カルタゴは、ハンニバルたちイスパニア勢(バルカ一族)と反目していて、ローマには向かうことを由としていませんでした。
そのために、マゴをカルタゴ本国で余っている兵を持ち出すために派遣しました。


第2ターン。
アルプスを越え、イタリア本国へ侵入したハンニバル。
ここで、ローマは得意の「キャンペーンアタック(戦役カードを使い、複数の将軍で連続して攻撃する戦術)」!
しかし。
ハンニバル12
さすが当時地中海最強にして最高の将軍ハンニバル。
ものともせず、フラミニウスを両翼包囲にて全滅させます。


第3ターン。
兵力が半減したローマ軍は、ローマに立てこもり撃って出ることができません。
ハンニバル13
ながやんは、ハンニバルでローマを釘付けにしている間に、ギスゴでローマの属州をカルタゴ支配にするために派遣しました。
マゴは支配権をカルタゴ側にするために、コルシカ・サルデーニャへ侵出しました。
いたうはここはグッと我慢です。
時間こそが、ローマの味方なのです。


第4ターン。
コルシカ・サルデーニャを奪還しようと、ガイウス・ネッロを派遣します。
マゴを難なく撃退します。
ギスゴは、南部でローマに反旗を翻した部族の根拠地に到達し、ここを根城に立てこもりました(画像左上)
ハンニバル14
パウルスをローマから出し、カルタゴの支配下に入った地域をローマに戻す動きをして、ハンニバルに揺さぶりをかけます。
しかし、ハンニバルは動かず。
このため、いたうは強攻策に行きました。
キャンペーンアタックを再発動し、ハンニバルの退路を断って攻撃を仕掛けました!!
ハンニバル15
ローマにも後がありません。
全てを賭けた反撃です。
しかし。
最後に大地に立っていたのは、ハンニバル。
なんということでしょう。
精強なローマ一個軍団を全滅させ、残る一個軍団も半分に減らされ、ローマへ逃げ帰っていきました。


第5ターン。
エトルリア地域も、カルタゴ支配に。
7つあるローマの地域のうち、4つが早くもカルタゴ側に離反しました。
イタリアが真っ青です。
ハンニバル16
これではまずいと、ローマを飛び出し、ギスゴが引っ掻き回している南部へ進軍。
ギスゴを全滅させ、ルカーニアをローマ側へ引き戻しました。
しかし、全てを赤に戻すことは出来ず、不満がくすぶる形でローマへ引き戻りましたが。


同じ頃。
イタリアが危機でしたが、逆にいたうは、ハンニバルの根拠地を削って揺さぶりをかけ、兵力の供給源を断とうという目的で、2個軍団をイスパニアへ派遣しました。 ハンニバル17

いたうも苦しいことは苦しいですが、ながやんにプレッシャーをかけ続けるために、攻める気持ちは捨てませんでした。


第6ターン。
この時代もう一人の軍事の天才、スキピオ・アフリカヌスが、ついに登場しました。 ハンニバル18

しかし、まずやらなければいけないのは、イタリア国内の平定。
スキピオでハンニバルをけん制しつつ、各地域をローマ側へ引き戻していきます。
ハンニバル(ながやん)は、しばしの長考の後、一戦を交えることなく、アルプスを越えてイスパニアへ戻っていきました。
舌打ちするいたう。
あと少ししたら、キャンペーンアタックと、「敵陣営のスパイ」というカードを使って、もの凄く有利な戦闘を仕掛けるところだったからです。
ながやんの研ぎ澄まされた嗅覚が、最終的な勝敗を分からなくさせました。


第7ターン。
スキピオは、アフリカへ上陸しました。
カルタゴの首都カルタゴへ向かい、電撃的に占領をして即時勝利を得ることも考えましたが、まずはカルタゴの同盟国ヌミディアを離反させてからという、長期戦を選択しました。 ハンニバル19



戻ってきたハンニバルと、ハシュドゥルバルによって、イスパニアへ進出していたローマ2個軍団は全滅させられました…。 ハンニバル20

計14戦力が一気に消えました。


ここで時間が来たので、協議終了。
支配地域の様子です。 ハンニバル21

この時点で、ローマが戻してローマ7地域(赤い石)-カルタゴ10地域(青い石)
ローマが戻して、まだ3地域カルタゴがリードしているのです。
一時期、ローマは4地域まで減らされました…。
合戦では、ローマの3勝8敗くらいでしょうか。
4個軍団、大体30~40戦力が消えました。
それでも、崩れないローマシステム。
史実でもこのような流れで、負けても負けて負け続けましたが、最後に立っていたのはローマでした。
このような部分が、とてもよく表現できていると思います。

この後の展開を考えるに、五分に戻したイタリアとカルタゴ。
アフリカで猛威を振るうが、逃げ場のないスキピオと、いったん戻って回復したは良いが、どう戻って再びローマを荒らすか、そしてイスパニアの守備をどうするかのタイミングと攻守のバランスをどうするかが、焦点でしょう。
どちらにしても、一歩も間違えられない緊張感のある展開になっていたと思います。


次回はルールの説明がいらないので、最後までプレイできると思います。
ながやんには、本当に感謝しかないです。
ありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!

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