いたうのブログ

平日夜や週末に青森市やその周辺でボードゲームやっています。
そのプレイ日記です。
青森ボードゲームクラブを運営しています。
参加者募集中です。

カテゴリ: アンドールの伝説/他協力ゲーム

青森市にある「麵屋壱番」さんでは、毎週2~3回程度21時30分頃から人狼ゲーム会が開催されていました。
人狼ゲーム会は毎回十数人が集まり、熱い人狼の夜が繰り広げられていたようです。
間違いなく、青森市で一番人が集まるアナログゲーム会でしょう。
最近では、ボードゲーム会が開かれるようになりました。
いたうは行きたいと思ってはいましたが、試験が終わってからも、夜に出歩くことができずに顔を出すことが叶わないでいました。
先月末、やっと顔を出すことができました。
お邪魔した際に、マンション・オブ・マッドネス第2がやりたいとのことでしたので、プレイしました。

-------------------------
【マンション・オブ・マッドネス第2版】(シナリオ1)
みんな初プレイ。
私はマスター的な感じでルールと説明を担当しました。
マンション・オブ・マッドネス第2版2
謎が難しすぎて解けず、飛ばしたり、敵が強すぎてどうやってもダメージを与えられないなど苦労に苦労を重ね、文字通り「時間」が迫りくる中、何とか最後のか細い糸を手繰り寄せることに成功し、ギリギリ成功でした(成功と呼べるのかどうかは後世の歴史家の判断に委ねたいと思います)
-------------------------
(感想)
やはり最高。
キャラの演技などはない(希薄)かもしれませんが、各プレイヤーたちは、迫りくる恐怖や失敗のプレッシャーと戦いながらも、勝利を目指し、卓上で議論を交わし、物語を紡ぐ訳です。
僕は定義付けなど正確なところは分かりませんが、これは間違いなく「テーブルトーク」ゲームだと思います。
「テーブルトーク」の時系列の枝分かれした一つの道の最先端だと思います。
知り合いにこれを持っている人がいましたら、ぜひ一回体験していただきたいと思います。
間違いなくその卓の上、囲んだみんなの真ん中には、「鼓動する何か」があります。
それを感じ体感することが出来ると思います。
ぜひ、体験していただきたいと思います。

-------------------------
【魔法にかかったみたい】
…かな?
別卓でプレイされていました。
35
-------------------------

いたうはここで途中で退出しましたが、たぶん夜明け近くまでプレイされていたことと思います。
和気藹々としていますし、若い人たちが目を輝かせてプレイされているのを見ると、未来があるような気がして、とてもうれしい気持ちになりました。
みなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします(・∀・)!

誰だ、自分の「5人PCを殺す」という勝利条件を満たすために、他プレイヤーのPCだけでなく、自分のPCをも自死に追い込む人でなしは(笑) 
血も涙もないやつだ。 
良くそんなことを思いつくもんだ(プンプン)

「Papas & Richards」
【デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版 第1話】 
http://blueunits.air-nifty.com/blue/2016/08/arclightgames-9.html 

【デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版 第2話】 
http://blueunits.air-nifty.com/blue/2016/08/arclightgames-8.html 

【デッド・オブ・ウィンター 完全日本語版 最終話】 
http://blueunits.air-nifty.com/blue/2016/08/arclightgames-1.html 

6月19日、6月例会が開催されました。
今回は「いたうの日」です。
で、いたうは何をやろうかなと考えまして、「協力ゲーム」オンリーで行こうかなと思いましたので、協力ゲームオンリー会になりました。

-------------------------
【インシディアス7】
いたうが到着する前にプレイされていたゲームです。
トリック数を予想するゲームなんでしょうか。
インシディアス7-1

-------------------------
【アンドールの伝説】(シナリオ2)※ネタバレ注意!
ほとんどの方が未プレイということで、アンドールの伝説をプレイすることに。
協力して敵を各個撃破するチーム(2人)、探しに歩くチーム(1人)、「水を飲みに行くチーム」(いたう)という風に分かれて分担しました(ゴクゴク)
アンドール-1 (1)
水を飲むというのは、見かけ以上にきついタスクでありますぞ?(ゲップ)

-------------------------
お気楽王子登場。
ずいぶん近くに砦が建ったものです。
しかし、かなり辻褄の合う場所だなあとみんな感心しておりました。
アンドール-1 (2)

-------------------------
みんな対策は万全だー!と思っていたところに、モンスターが隣接してできた城までの「道」が出来上がってしまい、そこをノンストップで通り過ぎていったモンスターが城を陥落させてしまい、バッド・エンド。
アンドール-1 (3)
いたうは経験者のはずで、自信満々なこと言ってたんだけどなー。
あれー?(みんなと目を合わせない)

-------------------------
【アンドールの伝説】再戦(シナリオ2)※ネタバレ注意!
今度はみんな前回以上にガチで臨みました。
王子も、「ファイナルウェポン」扱いではなく、モンスター掃除隊の一員とみなし、周囲の「危険な」モンスターを倒し、ボスに挑む「時間」を作り出すことにまずは注力しました。
アンドール-1 (4)

-------------------------
しかし、安心してすぐ目を離すとこの状況…。
ここで話し合い、「終局」までを読み切るために議論を重ねました。
そして、見えた「終わり」の形。
アンドール-1 (5)

-------------------------
対決前にパシャリ。
アンドール-1 (6)
そして。
何とか倒しました。
しかし、やり直しは効かない、ラストプレイでのダイス勝負、という中で勝ち取った勝利でした。
-------------------------
(感想)
最高ですね。
何度やっても面白さが色褪せない。
名作ですね。
こういうアナログゲームが生まれたというのは、細いロープの上に絶妙なバランスで成立しているかのような印象で、一つの奇跡と言っても良いかと思います。
小学校高学年以上じゃないとキツいかもしれませんが(システマティックだから)、機会があるなら、このゲームは楽しんでもらいたいと思います。

-------------------------
【デッド・オブ・ウィンター】※ネタバレ注意!
お次は、デッド・オブ・ウィンターをプレイすることにしました。
いたうが買ってから初のプレイとなります。
シナリオは、「もっと検体を!」の難易度の高い方でやりました。

-------------------------
ゾンビ化するのを防ぐ、若しくは治療する手段を手に入れるために、ゾンビを倒して検体を集める、というシナリオです。
とにかく多く倒した方が良いので、それ向きのキャラが必然的に選ばれました。
いたうは軍人のジョン・ハートマンと、またしても来たニンジャのマイク・チョーを選びました。
デッドオブウィンター3 (1)
マイク・チョーとは何かの縁を感じますね…。
他人のような気がしないです。

-------------------------
シナリオも順調に進み、検体を規定数集め終わり、あとは個々の達成条件をクリアするだけ、となりました。
いたうの達成条件は本拠である砦に4個以上バリケードを設置する、というものでした。
しかし、当然ながら必要最小限のバリケードしか造られず、そしてそのバリケードはゾンビ出現と相殺されて消滅して、貯まる気配はありません(当たり前)
やはり、ゾンビ倒しに専念して出払っていた自分のキャラを砦に戻して、自分でバリケードを造る他ない…、と思い、ハートマンを砦に戻しました。

しかし。
その不自然な動き(怪しまれて当然)を、訝しんだハルダカさんにより、いたうは裏切り者であるから追放するべきだ、と「告発」されました。
しかも、そのタイミングはハルダカさんがスタートプレイヤーであるターンで行われました(投票が賛否同数だった場合、スタートプレイヤーが決定権を持つ)
…完璧でした。
その完璧さに唸るいたう。
デッドオブウィンター3 (2)
自分は無実であると必死に弁明するいたう。
しかし。
行動自体に妥当性を欠いていたのも事実であったので、投票の結果。
…追放されました。

自分の使命カードをみんなに見せるいたう。
頭を抱えた他の3人。
いたうのハートマンとニンジャは、雪の降りしきる死んだ街へ、追い出されたのでした。

-------------------------
いたうの引いた追放カードには、新たな達成条件が書かれていました。
それは。
「職能者5人以上がゲームから除去(されていること)」というものでした。
残りはラストターンのみ。
その段階で除去されていたのは、2人のみ。
ラストターンで3人を除去する…?
不可能だ。
そういたうは思いました。

しかし、あきらめないことに関しては群を抜くいたう。
必死にどうにかして達成できないか(もしくは他のみんなも失敗させられないか)を考え抜きました。

そうしたところ。
ひらめきました。

-------------------------
ラストターン。
いたうのキャラはまず病院へ行き、パパスさん保有の、ダメージトークンが乗った女キャラを攻撃しました。
まずは、これを倒すのが大前提…。
ダイスを振ります。
最後の攻撃で、その女キャラを殺すことに成功しました。
これで、3キャラ除去。
残り2キャラ…。
アクションダイスは残り1個。
普通なら無理です。

でも、いたうは活路を見出しました。
なんと、自キャラを「移動」(ダイス不要アクション)させて、「死亡するまで移動させ続けました」
ハートマンが死に、4キャラ目。
ニンジャが死に、5キャラ除去を達成してしまったのです!

そして新たに自キャラとなった女キャラを図書館へ置き、ターンエンド。
デッドオブウィンター3 (3)
これで、全体達成条件も達成し、いたうの個人達成条件も達成したことに。
全体では、パパスさんといたうだけが、全体条件と個人条件を達成することができました。
ただ、終わってから気づいたんですが、いたうは追放されたので、「全体条件」を達成させる義務はなかったんですよね…。
だから、警察署とかに自キャラを置いて、ゾンビを1体呼び寄せれば、それで「砦組」は達成条件が達成不可になって、いたうだけの勝利で終わっていたんですね…(´・ω・`)

いやあ。
惜しいことをしました。
-------------------------
(感想)
やはりこのゲームも最高です。
ドラマ「ウォーキング・デッド」だけでなく、その他のドラマにも通じる濃密な人間関係を体感できるゲームです。
そこには、生きるための「選択」がこれでもか、これでもかと詰め込まれていて、襲い掛かって問いかけてきます。
このゲームが面白いか、面白くないかは、プレイし終えた後のみんなの顔を見れば一目瞭然です。

本当にこんなに素晴らしいゲームが日本語でプレイできるとは。
そのこと自体にも、感謝したいと思います。

ぜひ、プレイされてみることをおススメいたします。


この日は以上でお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)!

この日は3人(いたう、こむらさん、ハルダカさん)での開催となりました。
で、何をやろうかと迷った挙句、やるなら今しかないなと思い立ち、「パンデミック・レガシー」をプレイすることになりました!

-------------------------
【パンデミック・レガシー】
協力ゲームの名作パンデミックを、1シナリオ1か月とし、12ヶ月に渡っての繋がった物語としてプレイするゲームが、「パンデミック・レガシー」です。
プレイヤーは1人のキャラクターを受け持ち、世界を救うために奔走します。
そして、成長していきます。
BGGで長らく1位だったトワイライト・ストラグルを抑え、1位を獲得し、今現在もトップに君臨するゲームであります。
ボードにシールを貼ったり、書き込んだりするため、「1度限り」のボードゲームでもあります。

-------------------------
ここまでは、通常のパンデミックなので、お見せしていいかと思います。
パンデミック・レガシー1 (1)

-------------------------
北アメリカ東部では青の病原菌が、西海岸では黄色の病原菌が出回っています。
でもまあ、まだ慌てるような時間じゃないですよね(フラグ)
パンデミック・レガシー1 (2)

-------------------------
…こむらさんが何やらごそごそとやっています。
何をやっているのでしょうか。
これ以上は皆さんのお楽しみのために、お見せしないこととします。
画面左に、千切られて廃棄されたカードが捨てられています…。
カードを破く…。
こんなに心苦しいものは、中々ありません(笑)
しかし、ルールに書いてあるのですから、私(たち)は千切ります(バリバリ)
パンデミック・レガシー1 (3)
悲鳴が飛び交う室内。

-------------------------
基本はパンデミックです。
ヨーロッパで青い病原菌が蔓延しています。
パンデミック(爆発的感染)寸前です。
パンデミック・レガシー1 (4)
初めの月は勝利。
次の月は敗北。
そして再挑戦(同じ月で2回失敗すると失敗のまま次の月へ移行する!)
というところでこの日はお開きとなりました。
-------------------------
(感想)
これは面白い。
これだけの盤面で、この小さなテーブルの上で、もの凄いドラマが展開されている。
「マジで人類滅んだ…」と絶望したくなるくらいの盤面。
しかし、「どうせダメでも一太刀くらいは…!」と、絶望に立ち向かおうとする主人公たち。
元々ドラマチックなゲームではありましたが、いやあ。
素晴らしいですね。

これを遊んでくれる友人たちに感謝です。
本当に感謝です。
これはね、「人を好きになれる」ゲームです。
みんな。プレイしてみてください。



 

この日は6人(+見学1人)での開催となりました。
いつもありがとうございます。
デッドオブウィンター2 (5)

-------------------------------------------------------
【デッド・オブ・ウィンター】 
今回、ご提示いただいた「A Study in Emerald(第二版)」も楽しみでしたが、デッド・オブ・ウィンターをプレイすることになりました。
今回のいたうの初期キャラクターは、影響力最大値(つまりは、死ににくい)の市長と、先週も手元に来たニンジャのマイク・チョウでした。
ドーモ、ブライアン=サン こんにちは。 インガオホー!
デッドオブウィンター2 (1)

-------------------------------------------------------
前回と同じシナリオでしたが、5人(たけるべさんはマスター役)で反逆者(裏切り者)なしでやったので、3つのエリアの山札を枯らすことが勝利条件でした。
…どう考えてもキツいぞ?
きっちりとしたインストの後、いたうたち経験者からのアドバイスを元に、綿密に作戦を練ってから始まりました。
まずは、「バラバラに各地に行かない。行く施設を制限し、とにかく探索する」ことを至上任務としました。
デッドオブウィンター2 (2)

-------------------------------------------------------
警察署、雑貨屋、図書館を重点施設としていたんですが、主人公たち側のキャラクターは10人(5人×2人ずつ)だったため、施設の空きがなく、おしくらまんじゅう状態。
そして、根拠地(砦)の周りには限界までゾンビが押し寄せたため、このターンの終了時には間違いなく柵を突破してゾンビが中に入ってきてしまいます。
それを防ごうと精一杯の防護柵を講じましたが。
敢え無く柵が壊され、中にゾンビが侵入。
一番影響力の低かったニンジャのマイクが犠牲となりました。
デッドオブウィンター2 (3)
しかし、ここで大量死もあり得た状況を、みんなの必死の会議により、一名だけの犠牲で凌げたことが、最後の最後に効いてきたのです。

-------------------------------------------------------
雑貨屋。
3人でとにかく漁りまくります。
が。
なかなか減らない。
しかも、3人もいるので、ゾンビも集まってきます(いるキャラクターと同数分出て来る)
ここで。
ながやんの警察署長が、一度の攻撃で2体を倒し、一度に2個のバリケードを置くという大活躍を見せます。
これで手数を稼いで、他のキャラが探索しまくるという。
デッドオブウィンター2 (4)
裏切り者なしでも、ヘラヘラしながらプレイしている者は、皆無。
1プレイ1プレイに綿密な会議が開かれました。
でも。
何となく、裏切り者がいるかも、という危機感がないというのが物足りなくも感じまして。

-------------------------------------------------------
そして4ターンが経過しました。
相変わらず、山札を枯らした施設はゼロ。
みんなの顔にも焦りが滲みます。
そして、新たな問題も。
カードを使いまくって危機をしのいできたために、施設にゴミや廃棄物が山盛りになって来ました。
これをこまめに片付けないと、士気が下がっていきます(10枚ごとに1下がる)
士気がゼロになるとその瞬間にゲーム終了です。

そこに現れたのが、掃除が得意なオッサン。
普通のキャラが1回のアクションで3枚しか片付けられないところを、このオッサンは5枚も片付けられるのです。
デッドオブウィンター2 (5)
みるみる我らの住環境は改善されていきました。
やはり汚部屋はアカンのでしょうかね…。

-------------------------------------------------------
ニン。
デッドオブウィンター2 (6)

-------------------------------------------------------
そうこうしてる間に、こむらさんが一人のキャラクターと出会いました。
消防士のガブリエル・ディアスです。
イケメンです。
エロいです。

彼は、山札を4枚めくり、「よそ者」(新キャラやNPCが出てくるカード)があれば手札に入れられる能力を持っています。
消防士なので、救難者を発見する能力に長けているのですね。
彼が来たことで、山札の消費が促進されます。
デッドオブウィンター2 (7)

-------------------------------------------------------
そして。
またしても犠牲者が。
砦に避難しようとした図書館の司書がゾンビに噛まれ、死亡。
その菌に感染させられたながやんのキャラも、
1:そのまま死を選んで感染の拡大を防ぐ。
2:生き残るために踏ん張って、五分五分の確率で生き残るか、ゾンビになって死んでさらに次の犠牲者を生んでしまう。
のどちらかを選ばなければならなくなってしまいました。

…答えは決まっていました。
でも、誰もその答えを口に出す者はいませんでした。
ながやんが決断を下すのを、みんな、ただ待ち続けました。
出した答えは、「感染を食い止めるために自死する」ことでした。
…物語(悪夢)は、まだ続くことになりました。
それでも我々は生き延びなければなりません。

この死のために、士気が一気に下がり、残り「1」になってしまいました。
これより後は、一人の死者も、一つの危機の失敗判定も許されなくなってしまいました。
デッドオブウィンター2 (8)
死んだ司書の持ち物がはじめにいた施設の山札に加わるなどしたために、山札を枯らすのが遅れ、我々の目算が大きく狂いました…。

-------------------------------------------------------
ここで、ながやんかな、ながやんのキャラが「幸運児」ルーク・スミスに出会いました。
このキャラも山札を減らすのを加速させるキャラです。
ギリギリのところで、踏み止まります。
デッドオブウィンター2 (9)

-------------------------------------------------------
残り少なくなったターン、ここで出てきた危機カードを回避する条件が「5つ道具カードを捨てること」でした。
手札から、装備品までかき集めると、6個。
惜しい。
2個余分に捨てると、士気が一個上がるからです。
妖怪「いちたりない」です。
ここで。
いたうが半ばギャンブルですが、一つの提案しました。
道具が出てくる確率が高い雑貨屋で、とにかく物音を立てても良いから、道具が出てくるまで探しまくる、というものでした。
みんなも、熟考の末、やることを決意。
2体まで余剰がありましたので、最悪でも1~2回やれば出てくるだろう、7枚くらいしかないし、その中に2枚はあるようだから、と思っていたら。
1回目。違う。
2回目。出てこない。
ここで、最悪MAXの4回までやろうと。
3回目。…出ない。
マジか。
4回目っ。
…出てきませんでした…。
ざわつく一行。
しかし、全力を尽くしても駄目だったなら、しょうがないなあと思うことにし、次に切り替えました。
デッドオブウィンター2 (10)
幸い、ゾンビの発生判定も2体だけで済み、サドンデスにならずに済みました。

-------------------------------------------------------
士気は1のまま。
これで2ターン凌いだのは、それだけで奇跡といってもいいでしょう。
デッドオブウィンター2 (11)

-------------------------------------------------------
次のターン。
危機カードが、とてもではないが5枚提供できるものではなく、失敗すると、「10体ゾンビが砦に押し寄せる」というもの。
みんな、「失敗したら士気が1下がる」じゃなくて良かったと安堵。
そこで。
最初から失敗する前提で助かる方法を模索しました。
それで。
砦にいる「母」の特殊能力(「よそ者」が砦に一人でもいるなら、1アクションで2体ゾンビを撃破できる)を最大限使い、砦を囲んだゾンビ14体(たしか)を倒し、大挙押し寄せてくる「ゾンビの波」に対応するめどが付きました!
デッドオブウィンター2 (12)
そして、ゾンビの大群を何とか凌ぎ、(一発死の可能性のある移動も最低限になるように考え抜いたりして)一人の犠牲者も出さずに、3ヵ所の施設の山札を枯らすことに成功します!
そして移動して離脱。
ゲーム終了。
各自の勝利条件も、ながやん以外は達成していました(ながやんはカードの読み間違いのためでした(つД`))
完璧な勝利とはいきませんでしたが、あの危機的状況からの勝利ですから、まずもって上々だったのではなかったでしょうか。
我々は「冬」を、生き延びたのでした。

-------------------------------------------------------
(感想)
システムもプレイ感も「アメゲー」であることは確かですし、「アンドールの伝説」ほど「かっきり」してる訳ではありませんが、とにかく「フレーバー」や「シチュエーション」のチョイスが秀逸で、ゾンビ映画や海外ドラマの中の登場人物になったような感覚が、半端なく味わえます。
そしてそれがたまりません。
そして、イベントカードの選択肢を選択するところや、それの周りとのやり取りなどは、一流のゲームマスターがやるレベルのセッションを味わっているかのようなレベルです。
そうなんですよ。
ものすごく面白くて質の高いTRPGをやっているような感じなんです。
買ってきてただボードを広げてやるだけで、濃密なTRPGのセッションのような体験ができる。
これには驚いています。

いたうの中では、かなりの衝撃を受けている一作です。
ステマ抜きで、日本語版の発売が楽しみです。

真剣に議論を重ねてプレイしたので、インスト含めて4時間かかってしまいました。
なので、この日は以上でお開きとなりました。
プレイしていただけた皆さん、お越しいただいてありがとうございました。
またよろしくお願いしますー(・∀・)

このページのトップヘ