今日も、朝の配達を終え、七戸ゲーム会へ。
…と思ったのだが、もの凄い吹雪(@_@;)!!
青森中心部の国道4号で、ホワイトアウトで視界が10mもない状態(´・ω・`)
山道では今年は何度か経験したが、中心部では経験はない。
時速20kmも出せない状態。
左端の車がどんどん右側に寄って来るので(恐怖心から)、ライトを点け、クラクションを鳴らし、ハザードランプを点滅させながら走る異常事態。

交差点で止まるも、青になったかが見えないw
仕方ないので横の信号が赤になったかどうか確認して、少し時間を置いてから「空気を読んで」発進するという感じで、とにもかくにも危ない。
運転席のサイドウィンドウも、雪が積もり窓を開けて雪を落として走るも、すぐに積もり水滴で見えなくなるので、途中からは窓を開けて走ってましたw

どれくらい酷かったかというと、交差点で止まっていて、「提橋の交差点」かな?と思っていたら、まだ「柳町の交差点」だった、というくらい何も見えなかったくらいですw
ユニバース東バイパス店までの道中で、3つ事故ってましたし…(´・ω・`)
これでは、このまま国道は逆にヤバいと(主に対向車)、危険を承知でみちのく自動車道で行くことを決断。
リスキーだけれど、下手な人はこんな天気で通らないだろうし、事故で通行止めになったらそのまま帰ろうと開き直ったので、大丈夫かな、と。
結果的には、山道で吹雪が樹木に当たってそんなにホワイトアウトしなかったので、結果オーライでした。

そして、1時間遅れで到着(^-^;)
そそくさと、ゲームの準備。
今日は、念願の「War of the Ring(指輪戦争)」です(・∀・)!!
トールキンの「指輪物語」を戦略レベルで表現したウォーゲームです。
自由の民側はローハンやゴンドール、エルフ、ドワーフ、北方人など。
冥王側は、サウロン、アイゼンガルド、ナズグルや南蛮/東夷などを率いています。

戦略レベルとは、ガンダムの「ギレンの野望」のようなゲームで、主人公のフロドやガンダルフなども、ひとつのユニットでしかなく、自由の民側の勝利のためであれば、ガンダルフやアラゴルンでさえ犠牲にしながら勝利を手繰り寄せようとしなければならないのです。
その一つ一つのプレイが、実際の映画のようなドラマチックな展開を生むのです。
細かいルールや特殊能力などはカードに詰め込んであるので、全部把握してなくてもカードが来たら読めば良いという風にしてあるので、ルールも分量はありますが、シンプルさを保っています(理解しやすいです)

冥王軍の勝利条件が、自由の民側の拠点を10点分占領することで勝利。
自由の民側は、冥王軍の拠点を4点分(たった4点!!)占領するか、指輪を火口に投げ捨てれば(火口に到達できれば)、勝利です。

開始時。

指輪七戸31

赤が冥王軍、青が自由の民。
灰色が各軍のリーダーユニット。
一番手前の南蛮の巨大象兵がカワイイですねー(・∀・)

もう一枚。

指輪七戸32

奥の灰色のユニットが、「フロドとサム」です。
彼らとガンダルフやギムリなどが一緒になったところからゲーム開始です。

ダイスを振って決めたら、自分が冥王側。たんさんが自由の民側に。
自分は考えて、「とにかく攻めないと負けるな…」と思い、とにかく積極攻勢で押し切ろうという方針で行くことを決意。

指輪七戸33

中央に見える灰色のが、「サルマン」
彼を登場させ、その特殊能力でアイゼンガルドの兵をワラワラと呼び出し、下のローハンへ攻め入ろうとしているところ。
ローハンは未だに「参戦状態」になっていないために、手薄なまま。
敵にはリーダーユニットがいるが、数では圧倒している。
善側は未だに足並みが揃っていない。
各国を参戦させるためには、「指輪の仲間たち」(ガンダルフやアラゴルンなど)を各地に派遣して説得して回らなければならないのだ(@_@;)!!

今のうちだー!!

…占領成功(・∀・)!!
ローハンは陥落したO(≧▽≦)O
その後、南蛮軍を使い、ゴンドールのオスギリアスとベラルギアを征服し、そこからミナス・ティリスまで支配下におさめることに成功した!!
10点で勝利のところ、8点まで獲得した!
残すはあと2点(大都市1個分)!

南側を征服した瞬間。
大地が闇に閉ざされていく…。

指輪七戸34

盤面では圧されっぱなしの自由の民陣営だが、その代わりに、指輪の仲間たちの足取りを掴むことができずに、指輪の仲間たちは着々とモルドールへと近づいて行っている。
…猶予はありそうで、ない。
…これは、このまま一気にいかないと多分負ける…。
内心焦りながら、「魔王」を登場させ、モルドールを守備する虎の子の軍隊を引き連れ、リスク覚悟で北へ進軍して行った。

東からは東夷の軍、西からはミナス・ティリスを陥落させた南蛮の軍も歩調を合わせ進軍。

指輪七戸35

エルフの都「森の王国」直前まで進軍したところ。
茶色いカウンターは、軍隊が多すぎるので、他の場所に置いてある印のカウンターで、とにかく多いということw
上に見える灰色のが、フロドたちから離脱したガンダルフ。
…強い(@_@;)
でも、エルフたちは、圧倒的に戦力が足りていない。
ここで負けたら後ろががら空きだけど、
…このまま行くぞー!!

…兵が残り1体づつになりながらも、最後の力を振り絞り、辛くも全滅させた!
そして森の王国占領!
勝利条件達成。
…世界は闇に包まれたO(≧▽≦)O!!

今回は何とか押し切ったけど、フロドたちはモルドール寸前まで進んでいて、あと2~3手番遅らせられていたらヤバかった。

ルール説明も入れて、5時間。
次からはもつれても3~4時間でプレイし終えるだろう。
10時間かかったとかネットに書かれていたので、心配していたが、これだったら大丈夫だ。

それにしても、面白かったー(・∀・)!!
指輪物語の2つの塔などのあのデッドリーな戦闘シーンをイメージさせられて、もの凄く燃えた。
そして各地に散らばり、説得に赴くアラゴルンやギムリ、レゴラスたち。

本当に指輪物語の世界にどっぷりと浸れたひと時だった。
素晴らしい作品。
またやりたい。


【古代-対決ー】
古代地中海を舞台に、覇権を争う多人数マルチの「古代(アンティケ)」という名作ゲームを2人用に
したもの。

古代対決1

自分がローマ、たんさんがカルタゴ側で。
自分が先手で有利なはずなのだが、たんさんがさすがのプレイングで、着々と勢力を伸ばし、資源を大量生産できる体制に持ち込んでいっていた。

このままではまずい、後追いでは勝てないと踏んだ自分は、兵力を大量に配備し、カルタゴの領内を荒らす「軍事国家」路線へと舵を切り、スペイン(ヒスパニア)へ侵出。
これが功を奏し、歩みを鈍らせているうちに、自分はローマの「裏庭」とでも言うべきアドリア海沿岸に都市を建設していく。
しかしたんさんもさすがで、神殿を建て資源産出力を増幅して減った分をカバーし、技術開発を行い、生産効率、派兵効率を上げていく。
自分は、都市数、兵力数で得点を伸ばしていく。
が、こういう戦い方は攻勢限界点がくればパタッと止まり、そこから伸びなくなるのがよくあるパターン。
…旗色は、良くない(-_-;)

これまでか、と思ったところで、時間切れ終了。
まあ引き分けなのだが、間違いなく自分の負け試合(それも劇的な)であったと思う。

でも、様々な要素が密接に絡み合い、勝ち筋もいくつもある良いゲームだと思いました。
巷で評価が高いだけあります。
これもまたやらなければいけませんねー(@_@;)


いやあ、今日も濃密な時間をすごせました。
大雪の中来ていただいたたんさんに感謝です。
指輪戦争は3~4人でも出来るので、時間をとって青森でもやってみたいですねー(^-^;)