2014年ゲーム会10の翌日。
土曜日です。
次の日にフットサルの大会を控えていたいたうは、今日は休んでいようかとも思ったんですが、膝の具合が良くないので、明日のフットサルはそんなに走らないなと思い、ゲーム会が出来たら良いなあと打診。
そしたら、急な申し出だったのに、やっていただけることに。
それで、お邪魔してきました。
こーさんの自宅にまで。


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【パシフィックタイフーン(GMT)】(チーム戦)
この日は4人だったので、チーム戦をやることにしました。
いたう、たけるべさん、こーさん、おねえちゃんだったので、いたうは断固としてこーさんと組むことを要求。
こーさんとたけるべさんが一緒になったら、無理。絶対勝てない(^-^;)w
で、お互い交互になるように座り、いたう&こーさん組が日本軍担当となりました。
序盤の画像です。
パシタイ4


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先日のプレイでかなり慣れたので、序盤から「攻めて」いきました。
序盤の戦場(領地)カードを手に入れることによって、手札の最大枚数が増えるのが、結構大きいように思ったからでした。
しかし。
勝負手で、たけるべさんに上回られ、貴重な「山本五十六」カードが相手の収穫カードとして獲られてしまいました。
これはかなり痛かったです。
相手に点数として獲得されてしまうと、もう二度とプレイすることが出来ないのです。
パシタイ5
なるほど。
ここら辺がこのゲームの肝なのだなと、思い至った次第でした。
高い授業料でしたが。
チーム戦でなければ、「山本五十六」カードが無くなっても、同格の「ハルゼー」カードとか、他にやりようがあるので、そんなに痛くは感じないのですが。


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しかし。
しかしです。
いたう&こーさん率いる帝国海軍は、ダイス目が爆発、もしくは2度3度あったミッドウェー級の一大決戦に全て勝利!
「伊26」が「ジュノー」を沈め、「ベティー(一式陸攻)」が「レパルス」を沈めるなど、打つ手打つ手が大当たり。
山本司令官亡き後の帝国海軍を、いたうとこーさんが盛り支え、連合軍を圧倒して、破竹の進撃は止まるところを知りませんでした。
たけるべさんは悔しさのあまり、顔がテーブルにくっついていました。
そんな中でも猛威を振るったのが、「東京ローズ」カードでした。
これは昨日のプレイではそんなの壊れてはいなかったのですが、この日は最悪(最凶)でした。
このカード、「自分より後の二人を指定し、連合国カードをプレイさせられなくする」という効果だったからですw!
4人のチーム戦で交互に座っているので、日本軍の最初のプレイヤーが使ったら、連合国側は全くプレイできず、3人目の日本軍が使ったとしても、最後の手番の連合国プレイヤーがプレイできないので、実質、「東京ローズ」が手札にあれば、戦場カード一枚は確実に日本軍が手に入れられる訳なのです。
なので、それを理解した「聡明で勇猛果敢な」日本軍プレイヤーの2人は、手札にロクなカードがなければ、手札を全て捨ててカードを手札限界まで補充し、山札を枯渇させて、「東京ローズ」の回転数を上げて、「東京ローズ」だけで2~3の戦場で勝利を刻みました。
リン・ミンメイも真っ青の「デ・カルチャー」で、連合国は、大和よりも長門よりも、東京ローズの放送をこそ、恐れたとハルゼーの回顧録に載っているとかいないとか。
パシタイ7
見てください。
向かいに集められた連合国の兵器「だった」残骸の山を!
この残骸の山を目にして、青山通りでは連日の提灯行列が繰り広げられたとか繰り広げられなかったとか。


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最終ターン。
最後の戦場、「本土」で、おねえちゃんが禁断の「原子爆弾リトルボーイ」を放つも、ダイス目が「6」
なんと、リトルボーイが不発!
本土は守りきり、そして連合国は原子爆弾を使用した!という歴史的な不名誉(勝利点-3)だけを受け取るという、まさにパーフェクト負けでした。
パシタイ6
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(感想)
チーム戦、面白いです。
初めてやるなら、これが良いのではないでしょうか。
目的も方針もはっきりしてますし、一人じゃないのでプレイに迷うことも少ないように感じましたし。



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【パシフィックタイフーン】(通常ゲーム)
そこで、次は、通常ゲームをやりました。
通常ゲームは、戦場が年代別ではなく、ランダムで出てきます。
で、特徴的なのは、戦場になった戦場カードの「年号」以前のカードしか使えないということなのです。
なので、手札が強いんだけど、41年の戦場を選ばれ、一枚もなくて、捨てることしか出来ない、という事態もありえます。
いたうとしては、やはり緒戦の戦場カードをかなりの無理をしてでも獲得して、その手札アドバンテージで以後を優位に進めていこうという作戦で行きました。
あとは、大分カード構成なども見えてきましたので、ここぞという時に「夜戦」で「潜水戦」など、本当に特殊なシチュエーションにして、大和とかの強いカードを使わせないようなプレイも心がけました。

それが功を奏したのか、いたうが勝利しました。
いやあ、嬉しかったなあ(・∀・)!!
パシタイ8
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(感想)
「年代」縛りがあるのが良かったですね。
年代順に出てくる年代記バージョンよりも、ゲーム性は上だったように思います。
相手が強いカードを溜め込んでいたとしても、早い年代の戦場カードを選択することにより、それを食い止めることが出来ますので。
相手の出したカードを破棄できるとか、変態にも程がある(褒め言葉)トリックテイキングゲーム(多分)ですが、ゲームとしては機能しているように感じましたし、何より、気持ちが入る題材だというのが大きいと思います。
こんなに感情移入できるトリックテイキング(多分)は、他に知りませんw



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【ハートオブクラウン~フェアリーガーデン~】
残りの時間で、ハートオブクラウンの独立型拡張(これ単体で遊べる)のフェアリーガーデンをプレイしました。
セットはいたうが選ばせていただき、何やらしち面倒くさいセットになったようでした。
序盤で出遅れたいたうでしたが、キモになるカードを把握して、方針を決め、それをやりきる方針で行きました。
たけるべさんやこーさん、おねえちゃんに先に姫を擁立され、いたうは残ったラオリリさま(ちゃん)を擁立。
本当はフラマリア様と迷ったのですが、時間がないと判断。
いたうはプレイすると「継承点+1カウンターを姫に乗せる」領地カードを5枚中3枚買占め、それを鬼のように回転させる作戦でした。
そして、いたうとたけるべさんが20点を同時に越えたので、サドンデス突入。
しかし、継承点が最大の公爵(?)を一枚も買えないという金欠デッキになってしまったのが、仇となりました。
たけるべさん32点、いたう26点でたけるべさんの勝利でした。
フェアリーガーデン1
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(感想)
いやあ、やはり良くできたゲームです。
他に雨後の筍のように出た同種のゲームの中でも、群を抜いていると思います。
システムをどこかで「借りてきた」んじゃない、「このゲームならでは」の面白さや遊び方がちゃんとあるという印象です。
素晴らしいゲームだと思います。



今日はこれにてお開きとなりました。
参加していただいた皆さん、そしてお招きいただいたこーさん、ありがとうございました!

そして、部屋の中でウロウロしてるんだけど、一度もテーブルの上に乗ったり邪魔をしたりしなかった二匹の猫ちゃんにはビックリしました(^-^;)

またよろしくお願いしますー(・∀・)!!


【2014年観戦記録】
48試合目:ブリーラム・ユナイテッドvsC大阪